夫(63)が2021年3月にリタイア、私(58)も2024年3月に完全に仕事を辞め、2人揃って無職となった夫婦です。
要するにちょっと早めのリタイアです。
2年間の東京生活を終え、2024年8月1日にアメリカ(ラスベガス)へ転居したばかり。東京に住む以前もアメリカに住んでおり、2人ともアメリカ生活はのべ30年以上。
ほぼ日記ですが、ときどきラスベガス在住の方や旅行者の方にもちょっぴり役立つ情報を書いていきたいと思います。
もう夫を起こしません
これまで毎朝8時には夫を起こしていましたが、ヨガに行く日(月・水・金)以外は起こさず、ほうっておくことにしました。
ヨガは11時スタートなので、10時40分には家を出たいのです。そのためには遅くとも8時には起きないと、時間的に余裕がなくなります(朝食を食べ、掃除や洗濯をし、体操をしないといけないので)。
でもよく考えたら、それ以外の日は午後にジムに行くので、何時に起きても関係ありません。
仕事があるわけでも、なにか予定が入っているわけでもない。
放置決定です。私は起きてますけどね。
「赤毛のアン」の人間模様が面白い
「赤毛のアン」シリーズを毎日読みすすめています。
昨晩、アンとギルバートがついに両思いとなる第3巻「アンの愛情(Anne of the Island)」を読了しました。
「赤毛のアン」は、主人公アンの周囲の人々の描写がなんといっても秀逸です。
「アンの愛情」では、20年間つきあっているのに、いっこうに男性がプロポーズしてこないので、悩み悲しむ女性の話が出てきます。
女性は男性の母親とも親しく(なにせ20年もつきあっているので)、その母親からも「いつうちの息子と結婚するの?」といわれ、男性が結婚に踏み切らない理由がわからず、悩んでいます。
でも…理由は聞けないのです。男性のことが好きだから。
そしてある日、男性の母親が危篤となり、そのまま亡くなりました。母親は20年近く、病床に伏していました。
すると母親が亡くなった途端、男性が女性にプロポーズしてきたのです!!
女性は「あまりにも不謹慎」といい、男性を詰ります。責める女性に男性は、母親が、男性と女性が付き合い始めてすぐ、「自分はもう病気で先が長くない。私が亡くなるまでは絶対に結婚しないと約束して。でないと死ぬから」と、とんでもない約束を息子にさせていたことを告白したのでした…
という、とんでもない母親の話とか。
モンペが登場
そして現在読みすすめている第4巻「アンの幸福(Anne of Windy Willows)」には、なんとモンペ(モンスターペアレンツ)が登場します。
ギルバートと婚約し、高校の校長先生として赴任したアンですが、若く、しかもよそ者の彼女に対し地元の人々の態度は厳しく、なかなか溶け込めず、苦労を強いられるのですが…
教鞭もとるアンに対し、とある生徒の母が送りつけてきた手紙がこちら。
「娘の宿題が多すぎます。うちの子は繊細なので、勉強のしすぎは身体によくないのです。以前の先生は宿題など一切出しませんでした」
ほかにも、とある生徒の家に夕食に招待されて、食事の席で「先生はちょ〜っとお若過ぎますよね。経験のある、男性の先生のほうがよかった」とチクチク嫌味をいわれたり。
生徒が授業中に面白いことを言ったので笑ったら、親たちから「子どもが間違えたのをバカにして笑った」と責められたり。
いや〜〜 100年前のカナダにもモンペっていたのね、とちょっと笑いながら読んでいます。これからどうなるのかな?