チャックの闘病生活(長文失礼)♪ | LUNAオフィシャルブログ Powered by Ameba

チャックの闘病生活(長文失礼)♪

手探りベタ(愛称:チャック)の飼育からもうすぐ5ヶ月がたちます。

タイが原産国のベタは寒さがめっぽう苦手みたい。

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実は昨年12月の中旬頃、1週間全く餌を食べずに水槽の下でじっとしていたことがある。よく見ると、全身が黄色い粉をまぶしたみたいになっていて。呼吸もエラを大きく動かしたりしてなんだか苦しそうだ。

ベタは飼育しやすい魚たが、病気にもなりやすいと聞いたことがある。

ネットで調べまくると恐らくこれは『コショウ病』だと判明。胡椒を振り掛けた様だから胡椒病。目に見える黄色い粉は寄生虫らしく、これが体表に現れた時は、すでにエラにも寄生し手遅れの状態らしい…ガーンあせる

と、とにかく治療をーっっ!!

さらにネットで調べまくると宝石ブルー塩浴宝石ブルーの文字が!塩浴…つまり、水1㍑に対して天然塩5㌘を入れ、魚の浸透圧をあげてやると効果的だという。早速、応急処置的に、家にあった藻塩を使って15分おきくらいに塩を足していき特性の塩水水槽を作った。



塩浴水槽になったとたん、泳ぎまくるチャック!久々に動いたところを見た気がした…けど、決して元気になった訳じゃなさそう。ストレスを感じてるような泳ぎ方でやはり苦しそう。シミたりしてるのかなぐすん可哀想に。

アクアショップに足を運んでプロに特効薬は無いかと相談すると。どの薬も劇薬らしい。10㍑に対して1㍉程度の使用になるので1㍑だと…って、逆に弱ってる魚にダメージを与えかねないのでおススメ出来ない、との意見を頂いたのて引き続き塩浴で様子を見ることにした。プロも塩浴はいいと言ってくれた。

チャックの闘病生活の始まりだ!

宝石赤塩浴宝石赤をすることで、水槽内は殺菌状態になる。(なので餌は与えない、もしくは残さない量を与えること)なぜなら、良い菌も死滅してるので水質が悪化してしまうからだそう。慎重に慎重に…。
そして水温を高めて寄生虫の成長を早め、早く体表から引き離すことがポイントらしい。

黄色くコショウの様に身体にくっついてるうちは、寄生虫は堅い殻に守られていて、薬も塩も効かないらしい。ただ祈り、見守るだけのモドカシイ時間だ。寄生虫は宿主から充分な栄養をもらい成長することで魚から離れ、次なる宿主を48時間以内に探すらしい。同じ水槽で何匹も飼育してるとどんどん感染は広がっていくが、チャックの場合は一匹なのでこの時を待つしかない。全く目に見えない敵との闘い!寄生虫の恐ろしき生命力に圧倒されつつ、きっと世界が滅びても、寄生虫は生き残るんだろうなと思った。

それでも観察していくうちに、チャックがだんだん生き生きしてきた!餌もねだるようになったので与えると3粒程度は食べるようになった。餌を与えた時は毎日塩水を取り替えた。根気、気合い、そして愛情!

やがて年末になった。実家に帰るために5日ほどお別れだ。この状態で放置していくのは心が痛んだ。迷ったけれど塩浴をさせたままにしていくことにした。賭けだと思った…。

そして、恐る恐る東京に戻った1月3日。

なんとチャックは復活していた‼︎

年末年始の暖冬に救われたと思う。急激な水温変化も無かったのだろう。
身体の色も鮮やかで、餌もたくさん食べる様になった*\(^o^)/*塩浴って凄い!生命力って素敵だ‼︎



そして2月1日の今日。
チャックは朝晩20粒ずつの餌を勢い良く食べるうお座泡巣も作ったりしてる。色艶も良くてうんちも立派だ^^

こんな小さな身体で本当よく頑張ったと思う。まだまだ寒い日は続くし、油断は出来ないけど、チャックのくれる癒しや存在に私も元気をもらってるのは確かなこと♡

そんな訳で今日も仲良く暮らしてますちょうちょ