先日外来に行った際に院内にあるコンビニで

こんな本を見つけました。

 

 

 

 

あ!宇津木先生の本だ!

 

この本の著者、宇津木久仁子先生は、婦人科副部長で

リンパケア全般の事、

ボランティア組織の帽子クラブの主宰としても

活動されています。

 

以前にも本を出されていて購入して読んでいるんですけど

それは今から10年前の事で

この10年でものすごく色々な事が進化して

治療法もずいぶん変わりました。

 

この本は婦人科がんの基本的な事はもちろん

最先端のがん治療についても詳しく分かりやすい内容で

説明してあります。

 

腹腔鏡や免疫療法について、

それに他ではほとんど記述がないであろう

膣がんや外陰がんについても書いてあります。

 

患者さんの生の声も収録されていますし

私がお世話になっている帽子クラブやリンパケアについても

色々と書いてありました。

 

宇津木先生でなければ書けない本だなって思います。

 

先生とは私も帽子クラブやリンパケアなどで

よくお話させていただいていますが

患者さんの気持ちをとても汲んで下さるし

すごくはっきりと色々な事を言って下さって

とても信頼のおける先生だと思います。

 

かなり厚みのあるしっかりした内容ですが

絵もふんだんに使ってあって、スーッと理解できます。

とても読みやすかったです。

 

もうひとつ、こちらは雑誌なのですが

 

 

 

こちらも病院ではよく目にする月刊誌です。

 

6月号は婦人科がん特集、まずこれでおっ!っと

触手がのびて

 

よく見てみると

奥村伸二さんのインタビューも載ってる!

これは買いだっ!!

 

奥村伸二さんは、最近よく聴いている

アカペラグループ、inspiのボーカル担当の方で

去年、皮膚がん、有棘細胞がんが見つかって

治療を受けられていたんです。

 

inspi、もしかしたらあまりなじみがないかもしれませんけど

日立のこの木なんの木の最新版のボーカルって聞くと

あぁ!ってイメージできる方もいらっしゃるかな?

 

今は復帰してまたinspiとして活動されていますけど

 

がんができた場所が鼻の部分で

切除手術を受けられた後

まだ再建をしていないので

鼻の部分はガーゼを当てられてステージに立たれています。

 

まだがんが分かるちょっと前から気になりだして

youtubeで聴くようになっていたので

とってもとっても気になっていました。

 

あまり詳しい事が分からないまま今に至っていたので

この記事で色々と詳しい心情とかも分かって

読む事ができてよかった、って思います。

 

メインの婦人科に関しては

私のお世話になっている病院の

命の恩人の先生

抗がん剤でアナフィラキシーを起こした時に

処置してくれた先生が記事を書いていらしたり

リンパケアルームの先生の記事があったり

とても読み応えのある内容でした。

 

久しぶりに買ったがん関係の本でしたけど

これからもゆっくりと目を通していきたいです。

 

よろしければinspiのこちらの曲

奥村さんががんを体験した事で書かれた曲だそうです

聴いてみて下さい。

 

 

 

 

 

 



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