東日本大震災の発生から

13年。

 

 

 

大切な人を突然

失ってしまった方たちの

悲しみは

 

想像を絶するものだと

思います。

 

 

 

以前

 

被災地について

報道された時、

 

 

 

テレビのインタビューに

答えた

60代くらいの男性の

お話を聞いて

 

思わず

泣いてしまいました。

 

 

 

その男性は

 

あの大震災の日も

 

いつもと同じように

会社に出かけて行った

そうです。

 

 

 

「ガーデニングが

好きだった家内が、

 

 

『庭の花が

きれいに咲いたのよ』

 

と出がけに

話しかけてきたんだけど、

 

 

 

『ふーん』

 

とだけ答えて

出かけてしまったんですよね。

 

 

 

私は

 

もともとそんなに

口数が多い方ではないし、

 

 

 

長年連れ添ってると

 

『いちいち答えなくても

オレの気持ちくらい

わかるだろう』

 

みたいに思って

しまっていたところが

あって。

 

 

 

『ああ、

またしゃべってるなぁ』

 

くらいにしか思わなかった。

 

 

 

でも

 

家内は

 

あの日から

突然いなくなってしまった。

 

 

 

あの朝

 

もっときちんと

話を聞いてあげれば

よかった。

 

 

 

もっと話をすれば

よかった。

 

 

 

もっと一緒にいれば

よかった。

 

 

 

今は

 

これから

何をよりどころにして

生きていけばいいのか

わかりません・・」

 

 

 

 

 

大震災のあと、

被災地では

 

「亡くなってしまった

家族を見た」

 

と話す方が

 

たくさん

いらしたそうです。

 

 

 

あの世に

行ってしまった方が

 

生前と同じ姿で

この世に現れるのは、

 

 

 

それなりにエネルギーが

いるため

 

けっこう大変だと

いわれています。

 

 

 

以前

 

ミディアム(霊媒)の先生が

ある方の先祖の霊を

呼び出したところ、

 

 

 

亡くなってから

まだ50日くらいしか

経っていない

 

お父さんが

出てきて下さった

そうですが、

 

 

 

そのお父さんは

 

立体的な人の姿

ではなく、

 

 

 

まるで

紙に書いた人形のように

 

厚みがほとんどなくて

ヒラヒラした

感じだったそうです。

 

 

 

被災地で見られたという

亡くなった方たちも、

 

 

 

きっと

 

精一杯

力を振り絞って

 

大切な方たちのもとに

姿を現して下さったのだと

思います。

 

 

 

愛する人が

微笑んでいる

 

その元気な姿を

見ることができ、

 

 

 

「愛してるよ」

 

「ありがとう」

 

「幸せだったよ」

 

「これからは

いつも守っているよ」

 

というメッセージを

受け取ることができた

遺族の方たちは、

 

 

 

どんなに救われ

 

慰められ

 

生きる勇気を

もらえたことでしょう。

 

 

 

 

 

あの

 

テレビのインタビューに

答えた

60代の男性と同じように、

 

 

 

私にとっても

身近にいる人たちは

 

まるで

空気みたいな存在で、

 

 

 

「いるのが当たり前」

みたいな感じで

 

日頃

 

なかなか

感謝の気持ちを

伝えていません。

 

 

 

これからは、

 

今まで

なんとなく

気恥ずかしくて

言えなかった

 

 

「愛してるよ❤」

 

「ありがとう✨」

 

「幸せだよ🍀」 

 

を、身近な人にこそ

 

言葉できちんと

伝えていきたいと

思います🍀