西洋占星術や心理学
婚活メモを活用しながら
婚活初心者を
効率よく婚活できるようにする
婚活心理カウンセラーの
川﨑さち子です。
今回は
「自分の価値観や
感性を大切にして
パートナーを選ぶことが
大事です」
ということについて
お伝えしたいと思います。
「もう自分が
何を感じているのか
わからなくなってきてしまって、
なぜか
ふとした時に
涙が出てきてしまうんです」
「もしかしたら
これが婚活うつって
いうんでしょうか」
とK子さん(45才)は
話し始めました。
K子さんは
今年の春頃に
結婚相談所に入って、
活動をスタートさせました。
K子さんには
もう結婚して
家族5人で
幸せに暮らしているという
2つ下の妹さんがいるそうで、
K子さんは
婚活するのにあたって
「絶対に
妹より条件のいい男性を
みつけてやる!」
と心の中で誓ったそうです。
K子さんは
高収入の男性に
狙いを定めて
お見合いを
申し込み続けました。
そして
実際にお見合いをして
相手の男性が
OKと言ってくれたら、
何も考えずに
自分もOKの返事をして
数人の男性と
同時に交際を
続けていきました。
そうしているうちに、
だんだん
デートをするのが
おっくうになってきてしまって、
出かけるのが
しんどくなってきて
しまったそうです。
そして
ついには
何をしていても
楽しいと感じられなく
なってしまって
生きているのが
つまらなく思えてきて
しまったのです。
そして
そんな時に
もう少しで
結婚が決まると思っていた
交際相手の一人から
「あなたよりも若くて
妻としてふさわしい人が
見つかったので、
あなたとはもう会わない」
と言われて
ショックを受けてしまい、
私のところに
駆けこんで来られたのでした。
K子さんの話を
くわしく聞いてみると、
K子さんは
とにかく
高収入の男性との
結婚を決めたくて、
デートをしている時に
相手の話に
全く興味がないのに
熱心に聞いているふりをしたり、
食べ物の好みも違い、
趣味や好きなことも
全く違っているのに、
「あー、それ、
私も好きですー」
みたいな感じで、
なんとか
プロポーズしてもらおうと
ムリに
相手に合わせていたことが
わかりました。
そして
本当は
一緒にいて
ぜんぜん楽しくなくて、
心の声は
「この人たちの中の
誰と結婚してもうまくいかないよ」
と伝えているのに、
それを無視して
デートを続けていたので、
ついに
心が悲鳴を上げてしまって
動けなくなって
しまっていたのでした。
また
「この人なら
妹のダンナさんに勝てる」
と
相手のことを
まるで
妹に勝つための道具のように
心の中で扱っていると、
いずれは
無意識のレベルで
彼に伝わってしまいます。
そうなると
今度は反対に
自分が彼から
モノのように
扱われてしまうようなことが
起きてきてしまったりします。
私はK子さんに言いました。
「私は今まで
相手の条件の良さに
パッと飛びついて
結婚してしまったものの、
そのあと
本当に苦しい結婚生活を
送っている方や
離婚してしまう方たちを
見てきました。
それからいうと、
K子さんは
結婚される前に気がついて
よかったですね」
「これから
少しずつワークなどに
取り組んで、
K子さんが
人生を共に生きていきたいと
心から思えるパートナ―像を
はっきりさせていきますが、
一言でいうと
『その人と親友になりたいと
思えるかどうか』が
判断する目安になると
思います」
それを聞いて
「そう考えると、
あの男性たちとは
親友になりたいとは
思えないですね。
なんだかわかってきました」
としみじみと話された
K子さん。
これから
K子さんの
本当のパートナーを探す旅が
始まります。