シーズンが終わってしまったというより、なんだかまだ覚めやらぬといった感じの月曜日を過ごしていましたが・・・
怒涛の五輪シーズンお疲れ様でした
これから少しずつワールド関連まとめて行きたいと思います
リザルト
http://www.isuresults.com/results/season1718/wc2018/CAT001RS.HTM
リザルト詳細
http://www.isuresults.com/results/season1718/wc2018/SEG002.HTM
プロトコル
http://www.isuresults.com/results/season1718/wc2018/wc2018_Men_FS_Scores.pdf
なんというか・・・ネイサンの心が見えてくるような演技でした
深い集中、最初のルッツは音色とエッジのタッチが一致していてシルクを思わせるような滑らかさ
五輪の経験が彼を一段階上のレベルに押し上げた
そんな印象
ネイサンチェンがネイサンチェンであることを証明して見せた、という感じ
この曲の彼の両親や自身のアイデンティティーに関わる部分も表現されているような素晴らしい演技でした
良かった、本当に良かった・・・
ネイサンのスケーティングはどちらかというと粘り成分は少なめかもしれないけどサクサクと小気味良く、軽快に進む楽しさみたいなものがあると思うんですよね
昌磨君とはタイプが違うけど、その違うタイプの良さってやっぱりあるなと思いました
あぁ~~~~来シーズン、またいろいろなタイプの選手がそれぞれの良さを生かして競い合うのが楽しみで今シーズンが終わってしまうのが名残惜しい
そんなふうに感じさせてくれる演技を見せてくれたネイサンにありがとうって気持ちでいっぱいです
4F、4Tが回転不足で転倒
最初のスピンとステップがレベル3
やはり身体のキレは良くなかった
でも・・・どんなに激しく氷に身体を打ち付けても何事もなかったかのように前だけを見て立ち上がる
彼が来る日も来る日も3Aを跳んで転んでも転んでも諦めなかった日々のように
その彼の強さと情熱と諦めない心がネッスンドルマの音楽と共に観客の心を捉えていたことを2本目の4Tに向かう時、より一層強く大きくなった拍手と声援が物語っていたと思います
その拍手と声援に応えるように後半のコンビネーションジャンプを全て決め、彼自身が何よりも望んでいた3枠を勝ち取った
あれは悔しさと安堵の入り混じった涙だったのかな・・・
何度か見返してますが、やはり3度の転倒があってもトゥーランドットという壮大で力強い曲の世界観を壊さない
むしろ夜の闇の中で不安に駆られながらも信念と愛を貫くことを誓い最後には姫の愛を勝ち得たカラフ王子と、苦境に立ちながらも後半のコンビネーションジャンプを全て決めた昌磨君の姿が重なったように思います
そこにラストの民衆の希望に満ちた声となる混声合唱
それがまた昌磨君に拍手と声援を送っていた観客の心ともピタリと重なっていたように思えて・・・
ある意味、これほどまでにトゥーランドットの物語とスケーターと観客が一体になる演技はなかなか生まれないかもしれないと感じるほど私にとって心に残る演技となりました
あかん・・・友野君の演技も何回見ても泣いてしまう・°・(ノД`)・°・
最初の4S-2Tにオーバーターンが入っただけで、残りはほぼ完璧な演技
最後に少し疲れが見えたけどスピードに乗って身体を大きく使い、観客やジャッジとコンタクトを取りながら演技が出来るっていうのはきっと生まれ持った資質も大きいんじゃないかと思います
いんやぁ~~~~~~踊れて魅せることができる選手がミュージカル曲で滑ってくれるのは本当に至福だわ
ウェストサイドストーリーは音楽もダンスも素晴らしくて大好きなので、この友野君の演技は私にとって本当に格別です
コリャダ君好きだぁ~~~~~~~!!そしてロシアン男子が好きだぁ~~~~~~~!!
思えばペトレンコから始まってるもんなぁ・・・
スケーティングが端正なんですよね、ロシアの選手って
しかも踊れるし身のこなしや所作が美しいのはやはりバレエの基礎があるからなんだろうなといつも思います
高さがあり大きなジャンプも本当に美麗
そして素顔は結構お茶目な感じで好青年なところも大好きです(*´艸`*)
(40.54~刑事君)
やはり靴の影響か足元のキレは今ひとつに見えましたがジャンプが乱れた中、スピンはきっちりオールレベル4!!
今の状態でも出来るところはしっかりと、という気持ちの表れだと思います
全日本から四大陸、五輪の団体戦FS、個人戦を経ての疲れもかなりあったでしょうが刑事君も最後まで必死に戦っていました。゚(T^T)゚。
観客の拍手があったかくて・・・
SPは是非継続してほしいぐらいのハマりプロだし、いろいろな経験を積んだ刑事君がまた来シーズンはどんな演技を見せてくれるのか楽しみです
まだ他にも書きたい選手がたくさんいるんだけど・・・
ボーヤン君は転倒が続くとそれだけ体力も削がれてしまう中で、でも最後まで滑り切った
今シーズンは身体の使い方もすごく良くなってて見違えるほどなので、本当にそれだけ努力を重ねてきてるのだと思います
五輪後にフィジカルとメンタルを合わせるのがどれだけ難しいか、ってことも実感
ラトデニ君も素敵すぎたぁ~~~~~~~~~
もう彼にはハッキリ言って惚れているので会心の演技がワールドで見れて嬉しい限りです
3Aをはじめジャンプの軸がすごく細くなった気がして、五輪後になにか特別なトレーニングでも取り入れたのか?って思うほど
なんちゅーかこう、見ていて一緒に踊りだしたくなるような身体がウズウズしてしまうのは大ちゃんやステファン以来なのよね
あれ?本当はニュースもいろいろまとめるつもりだったのに全然進まず( ̄▽ ̄;)
今日はとりあえずここまでとします
そして、五輪もワールドも終わったのでちょっと心機一転ブログタイトルを変更しました
コメント欄閉じてる間にいろいろ考えていて変えようかな~とは思っていたんですがタイミングをどうしようかと思っていて・・・
「蒼の弦月」というタイトルに愛着もあったのですが今後は「お日様と月の舟」として新たに再スタートすることにしました
どうか今後ともよろしくお願い申し上げます