【修正あり】全日本2017FS結果 | お日様と月の舟☆宇野昌磨選手応援ブログ

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やっとここまで来ました~(;´Д`)これほんと四大陸までに終わるんだろうか・・・*ダッシュ

 

 

スケート靴FSリザルト

http://www.jsfresults.com/National/2017-2018/fs_j/nationalsenior/data0105.htm

いつものごとく参考までにGPF目

フランス

スケカナ

 

ふむふむ、PCSはSPとはまた違う傾向ですねじっ

SPではSS、TR、PEがGPFより少しずつ下がっていたんですがFSでは変動がありつつSS、TR、PE、CO、IN全ての項目で上昇しています

今回の全日本はSPもFSもジャッジの顔触れは全く同じ

この結果は私個人が抱いている今シーズンの「演技の出来」の印象と今のところ合致しています

GPFと全日本のFS演技を何度も見比べてみたけれどGPFはやはり昌磨君自身が「頭が回らなかった」と言っていたように、ジャンプミスのリカバリーを正しく計算できないぐらい無我夢中といった感じでした

 

全日本のトゥーランドットは熱量が維持できていたというか・・・

ジャンプミスがあってもスピードもあり気持ちが音楽と最後まで結合出来ていた印象

動きや滑りが音に寄り添っていて、SPで感じた「呼吸のズレ」みたいなものも感じられなかった

たぶん短期間でジャンプ構成の変更を繰り返しているためにジャンプに入るタイミングや軌道のズレといった部分に影響があったのかな?

プログラム自体はきちんと練り上げられてきていて、柔らかさや優美さがより一層出てきたように思います

 

SPに続き確認のために貼っておきます目

SS Skating Skills

せっかく貼ったのでSSの定義についても少し

私は動画自体は見ていないんですが最近「クロスオーバーの数、片足ターン、片足滑走の長さ」を比較した動画が話題になっていたそうです

対象は羽生、パトリック、フェルナンデス、ボーヤン 、ネイサン、宇野、ジェイソン、コリヤダ 

 

スケーティングスキルの定義は

スケーティング全体の正確さと確実さにより定義される.

すなわちエッジ・コントロールや氷上における流れのことである.

と記述があります

更に 

これらはスケーティングの諸手段(エッジ,ステップ,ターン等)を自在に駆使すること,技術が明確であること,さらに無駄な力なく加速しスピードを変化させることにより示される.スケーティング・スキルを評価する際には 以下を考慮しなければならない

となっています

・深いエッジ,ステップおよびターンの利用 

・バランス,リズミカルな膝の動き,足運びの正確さ

・流れと滑り 

・パワー,スピード,加減速の多様な利用 

・あらゆる方向へのスケーティングの利用 

・片足でのスケーティングの利用

 

ということはエッジコントロールの正確さや明確さと自在に操る能力、氷上の流れ、無駄な力のないスピードの加速や加減速が出来ているか、を6項目を考慮して評価するってことですよね

 

比較動画は「クロスオーバーの数、片足ターン、片足滑走の長さ」の数や長さをカウントしているそうですが数や秒数をカウントした数値だけでは当然のことながらそれが即SS全体の評価とはならないはずです

 

ディープエッジでステップやターンを多用して片足スケーティングを多く行っても不正確だったりスピードや流れに欠いていたらエッジコントロールの正確さや明確さと自在に操る能力、氷上の流れ、無駄な力のないスピードの加速や加減速が出来ているかなどを実践できていないので評価は上がらないでしょう

 

そもそも6項目のうち

Ⓐ5項目を満たしているが1項目は不十分な場合

Ⓑ1項目を満たしているが5項目で不十分な場合

では、当然Ⓐの方が高い評価になりますし選手によって各項目でどれぐらい実践できているか割合は違うので6項目全てを考慮して総体的な評価がされているはずです

 

【以下の一部で修正あり】

記事アップするまでに何度も何度も書いては読み直し、時間をかけて書いたのですが今一度読み返し一部削除・修正しました

 

SSには各選手の特徴や個性が表れていると思うので、それぞれの「持ち味」にもなっているのではないでしょうか

 

木を見て森を見ず、にならないように私も気を付けなければいけないなと思います

 

あと、これはここ最近感じていることですがジャッジの採点と一般のブログの方の分析が大きく異なってるものを取り上げて不正や見逃しが行われているという根拠にしているのを見かけますが、私個人としてはきちんと教習所に通ってルールを学び筆記試験や実地試験を受けて免許を取得したドライバーが運転する車にしか乗る気にはなれないけどな、と思って見ています

独学で勉強のために分析しているのなら断定的な見方や決めつけはできないはず

その分析に個人の好みというバイアスがかかっていれば公正な判断とは言えないと思います

もちろん免許や資格を持っていても人間なのだから間違いやミスが起こりうることはありますが

 

でもなぁ・・・私は無免許運転の車には乗りたくないです、はい

 

TR Transitions

PE Performance

CO Composition

IN Interpretation of the Music

 

↑以外のガイドラインはルール~ISU Comm. 国内規程(PCS・GOE・レベル)で記事にまとめてありますので、こちらもご参考までに

 

 

スケート靴プロトコル

 

SPに続きスピン、ステップオールレベル4(´v`)

スピンはSPに続き今季一番良かったです

昌磨君本人も言っていたように前半はとても良い感触だったんでしょうね

力みもなく各エレメンツでしっかりプラスのGOEをもらっています

後半冒頭の4Fが回転不足で転倒となり体力も削がれたのか残りのジャンプは乱れました

3連の1Loがダウングレード、3Aが回りすぎてステップアウト気味の1Loとなり、なんとか1FをつけたのでJOの時のような3AのREP(リピート)を回避出来たのは頑張った点だと思います

こうしてプロトコルを見ても後半のジャンプが乱れた以外は良い出来だったと思うのですがじっ

 

Shoma Uno - 2017 Japanese Nationals FS & Interview

 

こちら↓も内容はTV放送と同じですがアングルが違います(´v`)

【公式】宇野昌磨選手全日本フィギュアスケート選手権2017 男子シングル優勝者インタビュー

 

↑より昌磨君コメントのみ抜粋

■演技後コメント

(全日本を終えた今の気持ちは)悔しいという気持ちと申し訳ない気持ちです。ここ数試合、皆さんの期待に応えられない演技ばかりをしていて、自分でも満足する演技とは程遠かったですし、皆さんが期待していたものともかなり違ったと思います。

(それでも連覇だが)結果をあまりのみ込めないくらい、今回が特別悪いというわけではなく、続いてしまっていることが本当に情けないと思っています。

 

(五輪内定だが)それでも何回も失敗して、だからといってあきらめるつもりもないので、次はいい演技をしたいという気持ちで練習に励んでいきたいと思います。

(体力不足の原因は)心のコントロールという意味では、前半はすごく良かったと思います。体力面としてフリップの失敗は、もう少し余裕があれば跳べたというのはありますけど、そのあとの2回転+2回転になってしまったジャンプは、明らかに跳ぶ前から体力的に跳べないなと。あそこが単発の4回転だったら跳べたかもしれないですが、それでも体力不足というのは、自分の把握不足かなと思いました。

 

(練習の段階から体力不足を感じていた?)2回転+4回転がプログラムで決めたことはほとんどなかったのですが、それでもそのほかのジャンプをまとめればいいと思っていたので、今回もフリップはアクセル+トゥループの前のジャンプなので、アクセル+トゥループを入れなくても失敗していた。でもアクセル+フリップに関しては1つ前の失敗を引きずってしまったかなと思います。

※ちょっと補足

(これ↑は後半の4Fは2A+4Tの前のジャンプなので変則コンボの影響による失敗ではない

3連コンボの失敗は2A+4Tのミスを引きずってしまったということで、気持ち的な問題だったということかなと思いました)

 

(自分にいら立つ気持ちもある?)どうしてなんだろうというより、明らかに体力がなかったので、体力がないのは練習していけば必ず体力はつく。この構成での練習が足りなかったのと、気持ちで言うと申し訳ないという気持ちが大きいです。

(2回転+4回転を入れた理由は)トウループがこのところ試合で失敗していたので、そこでリピートになってしまうことが多くて、そういう案を出してもらったのですが、やるからには2回転+4回転を入れた状態でもう少し練習する必要があったと思います。きっと入れない構成ではできたと思うのですが、さらに難易度を上げた状態でやる練習が足りていなかったんだと思います。

 

(この方向性で今後もやっていく?)いろいろブーイングが出そうなので、それは周りの雰囲気を感じて考えようと思っています。

 

(体力的に厳しいと分かっていてもあえて跳んだのは「攻める」ということにつながっている?)絶対にああなることは分かっていたのですが、ここでやらないことに意味があるのかという気持ちが前に出たのでやったんですけど、そういう状況に至ってしまったので、この構成での練習を重ねるべきでした。このアクセル+トゥループをやろうと考えたのがぎりぎりだったかもしれません。

 

↑より

一部抜粋

演技の宇野との一問一答は以下の通り。

 --演技を終えて

 「ここ最近、みなさんの期待に応えられる演技ができず、自分自身もいいと思える演技ができていない。申し訳ない気持ちでいっぱい」

 --2回転半ジャンプ-4回転トーループに挑戦した

 「跳ぶ前から失敗することは分かっていたが、構成を変えることは自分から逃げたことになるので、それはしたくなかった」

 --苦しい表情が目立った

 「前半はジャンプの質も悪くないできだった。課題が見つかった」

 --羽生不在の大会だった

 「自分に集中することを強く思った。どういう状況でも、うまくいっていないことが多い。悔しい気持ちが強い」

 --平昌五輪へ

 「帰って自分がいい演技ができる可能性を少しでも高くするために、ベストな練習を尽くす。期待に応えられる演技をしたい」

 

↑より

――演技を振り返って
 「すごく悔しい気持ちと、こういう演技が何度も続いて申し訳ない」

 ――昨年と同じメダリストだが、何か違いは
 「去年もあまりいい演技じゃなかった。去年と同様、いい演技ではなかったという気持ちが強い」

 ――全体的にどうだったか
 「前半に関してはいい感触でいい演技ができている実感はあった。後半、精神的には変わらなかったけど、身体的に疲れを感じて失速していったところがあった」

 ――一番の改善点は
 「毎回毎回見つかっている課題は違うけど、今回に関しては後半に体力が切れてしまった。試合は身体的にきつい。単純に体力が足りなかったという感想」

 

スケート靴全日本選手権 宇野、連覇で平昌切符 田中2位、無良3位

https://mainichi.jp/articles/20171225/ddn/035/050/032000c

毎日新聞

一部抜粋

ジャンプミス、苦い栄冠

 当然と目された連覇を果たしても、演技を終えた宇野の弁は勝者のものではなかった。「悔しいし、申し訳ない」。自身初の五輪はメダルを期待される舞台。その通過点とも言える全日本選手権でジャンプの不調を克服することができず、表情はさえなかった。

 4回転ジャンプで自身4種類目として挑んできたサルコウを、この日は外した。ただ、安定度を優先した中でも攻めの姿勢は崩さない。「練習したが一度も成功しなかった」というダブルアクセル(2回転半)-4回転トーループの連続ジャンプに後半で挑んだ。結果はトーループが2回転にとどまる失敗。演技が進むにつれ失速していた体力を考えれば無謀な選択だった。

 昨季の世界選手権で2位に入り、今季は初戦のロンバルディア杯で自己最高の合計319・84点をマークするなど最高のスタートを切った。それなのに、以降はジャンプの精度を欠く。「ノーミスの演技は本当に難しいと改めて実感している」。世界のトップ選手になったからこそ感じる重圧とも闘ってきた。

 「いつか超えたい。今もあこがれ」と追いかけ続けた羽生の背中は、それほど遠くもなくなっている。「初優勝との違いは自分との闘いになったところ。まだ自分に勝てていないですね」樋口美穂子コーチ。宇野は「何度も言っているけど、次こそはいい演技がしたい」と前を向く。それが平昌のリンクであることは明白だ。【岩壁峻】

 

 

前半戦で試合の度にジャンプ構成の変更をしたのは少しでも昨シーズンより構成を上げて行きたいという思いや、怪我やインフルの影響もあってやむを得ず、という部分もあっただろうと思います

連戦の疲労や準備期間の短さもあって、なかなか上手く行きませんでしたがそんな昌磨君の姿はカラフ王子のそれと重なるなぁと感じたりもしています

カラフ王子も国を追われ、傷つき家族とも離れ離れになり流浪の身となって傷心を抱えていたんですよね

今シーズンの昌磨君もアクシデントが多く、悔しさやもどかしさ、歯がゆさなど色々な経験をしました

そして父王やリューがトゥーランドット姫への求婚をやめてほしいと懇願しても振り切るカラフ王子の一途で頑固なところなんて・・・自分の思う道を突き進む昌磨君とそっくりじゃありませんか?(*´艸`*)

 

その情熱で氷のようなトゥーランドット姫の心を溶かし勝利を掴んだカラフ王子のように、昌磨君の情熱が昇華されるような演技がオリンピックで見られることを願っています三日月

 

その前にまずは四大陸で良いフィーリングを掴んでほしいですねclover*

 

 

 

 

 

 

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