今日は実家に寄ってきた。
父に用事があったのでね。
膝の手術で入院してた母も退院して家にいたんだけど。
父とわたしで話をしていたら、
まー母が割り込んでくること。
「あーしたらいいんじゃない?」
「こうしたらいい。」
もー、うるさいのなんの。
もともと、父は寡黙で、しゃべってもモゴモゴして、
何を言ってるかわかんないんだけど。笑
その横からハキハキと母が口を挟むから、
父は余計に黙り込む。
そもそも、
厳格で口答えを許さない祖父と、
元被虐待児で人の顔色伺ってばかりの祖母に育てられた人なので、
自尊心もバキバキだし、
強く言えない、自分から何かしたいとも言えない、わからない、
父はそういう人。
ずーっと仕事一辺倒だったけど、
70歳過ぎて、自営業も代替わりして、
そしたら、何をしていいかわからなくなったんだろうなー。
趣味もほとんどないし。
そんなわけで、父と話しながら、
「どうする?」
「どうしたい?」
って聞いてみた。
(内容は事務的なこと。
日時はいつにする?とか、
電話連絡は誰がする?とか、
そういうことね。)
そこに母が、
「いついつにしたらいいんじゃないか」
「誰々に電話してもらえ」
って口を挟んでくる。
こうやって、決めてくる人がいるから、
父は余計に自分で決められなくなるんだなー。
そして、母はわたしにもそういう対応だし、
わたしも以前は子どもに対してそういう対応してたわー。
今回は父に用事だったから、
母はちょっとスルーしてしまった。
今度改めてゆっくり話を聴きに行こう。
そしてあらためて、初めてちゃんと父の話を聞いたんじゃないかって思った。笑