長くなったので分けてみた。





わたしは人の応援をしても、


人に応援されるのが苦手。






5年くらい前、地元のマラソン大会に出たことがある。


そのちょっと前に、仕事がんばりすぎて色々しんどくて、いったんリセットしようと思って休んでて、


復活のきっかけにしよう!と思って。




マラソンって言っても、5キロコースだったけど。


小さい頃から太ってて、運動が苦手なわたしにとって、


ただただ走るっていうマラソンなんて、1番苦手なジャンルなのに、


それでも、がんばって走ろう!


ここからまた改めてスタートだ!!






っていうきっかけにしようと思って。








まぁ、結果から言えば、走ったんです。


遅いながらも、ちゃんと完走して、賞状ももらって。





でも、家族は誰も見にこなかった。





旦那さんは、仕事。


子どもたちは、旦那さんの親に預けたので、


じじばばと一緒に応援に来てくれるかな?と思ったけど、


それもなく。





いや、わたしも、


「応援に来て、ここで、この時間になったら」ってちゃんと言わなかったから、


っていうのもあるんだけど。





でも、わたしは旦那さんが仕事でちょっと表舞台に出る場面で、


何も言われなくても毎回子どもたち連れて行ってたよ。


何時に、どこで、って確認して、


家にほとんどいない『お父さん』のがんばってる姿を子どもに見せなきゃ、と思って。









で、マラソン。


マラソンって、荷物に困るって、初めて知った。


一応、荷物置き場はあるけど、テントの中にどさどさっと置くだけだから、


貴重品は置いておかない。


でも、車で行くこともできないから、交通費や飲み物代は持って行かないといけない。



そこに、知り合いがいれば、預けることもできるのに、


わたし一人だからそれもできない。





その時は、スマホケースにクレジットカードと交通系カードだけ入れて行った。





せっかく完走しても、一緒に喜ぶ人もいなかった。


達成感はあったけどね。








…って、今振り返ってみて。


仕事で大変な話も、子どもと離れたい話も、復活のきっかけにしたいって話も、


なーんにも、誰にも言ってなかったな。


自分の中だけで完結して。





そういうところを見せるのが苦手。


いいところばっかり見せたくて。





走った後のことはSNSに投稿したりしたけど、


『もし走れなかったら…。』『失敗したら…。』と思うと、


「いまから走ってきます!」って言えなかった。






もし失敗したら、と考えると、怖くて『これから』のことが言えない。




でも。



↑ざっくり要約すると、


『失敗しても、爆笑できる。それが最高!』


っていう内容。






たぶん、それはわたしに足りてないところ。



失敗しながら、こわがりながら、


それでも、前に進んで行く。


失敗すらも、笑えるように。





全然稼げてない今を、


わたしのポンコツぶりひどいなー、


ってゲラゲラ笑えるように。






応援してね。