練習会では、参加者がパルマを叩くので、
パルマのグレードはそれなりです(^_^;)
踊りを追い越して、走ってるパルマ。
踊りが上げようとしてるのに、テンポをキープしてしまってるパルマ。
パルマの成長過程にも段階があります。
①自分のペースで打ってしまって、早すぎたり、遅れたりする。
自分では、歌や踊り・ギターとズレてることに気づいてない。
(隣で叩いてて、なかなかツライんですが(笑))
②歌い手や踊り手が出したペースをキャッチして、
そのペースをキープできる。
けど、その場の雰囲気が読めてないから、機械的になりがち。
③歌い手や踊り手が出したペースをキャッチした上で、
その先、テンションによって生じる変化もキャッチして、
その時に合ったテンションに添える。
④踊り手が不安定な場合などに、踊り手の助けになることができる
踊り手に添いつつ、ある程度テンポをキープして、踊りやすくしてくれる。
こんな感じでしょうか。
踊り手側にも、いくつかの段階があります。
①パルマの音に気づかず、自分の世界で踊り切る。
パルマやギターが聞こえなくなっちゃってて、
1拍ずれちゃってても、気づかず踊り切っちゃったり
初心者のうちには、珍しくないことですよね。
②外れたパルマに引っ張られて、踊りが乱れる。
一歩進んで、パルマも聞こえてる状態。
聞こえるから、引っ張られてしまう。
意図してなくても、ついついパルマに合わせようという気持ちが働き、
合わせようとするために、自分のペースを失って、パソが乱れるなどが起こります。
③パルマの現状をわかりつつ、自分の踊りを貫く。
パルマを聞きつつも、それに引っ張られることなく
自分のやりたいこと、自己主張をする。
④パルマを引っ張る踊りをする。
一流のスペイン人バイラオーラさんなどは、こういうレベルだと
伺ったことがあります。
こんな感じでしょうか。
先日の練習会では、
「パルマに合わせようとしてはいけない。
踊ってるのは自分なんだから、常に自己主張することが大事」と、
注意をいただきました。
パルマに合わせてる気は全くなく、
あれ~、パソが上手くいかない~ってカンジで自爆してたんですが、
言われてみれば、パルマに合わせようとしてた気がしました。
が、パルマが自分の望みより早かったのか遅かったのかすら
わかってなかった。
さすがに、カッコ悪くて、聞けなかったんだけど(^_^;)
後から、録音聞いてみたら、自分がやりたいテンポよりも
遅いテンポを出しちゃって、パルマさんは、その遅いテンポをキープしてた。
で、自分ひとり、思ってるテンポと違うものだから、あたふたしてたみたい。
うーん。相変わらず、先生にはよく見えてるんですねぇ。
パルマに合わせようとしちゃダメって注意は、
もうだいぶ前から、言われ続けてるんだけど、
これがなかなか難しい。
合わせようとする背景には、
自分の踊りに確信が持ててないって問題点が潜んでるみたい。
でも、確信が持ててないことにすら、気づけてないのが現状(-_-;)
まぁ、…poco a poco です(^_^;)
Asturias de Albeniz por Los Giménez
この曲、ドランテスのピアノで聞いたことがあるような気がしたけど…
イサック アルベニスって方が作曲したアストリアスって曲だったんですね。
あら、勘違い(^_^;)
曲とマッチした、流れるような動き…美しい。
アクセントに入るパリージョもかっこいい。
中盤に、フラメンコらしい激しさを感じさせる部分があって素敵。
3人とも、ヒメネスさんだから、ご兄弟のユニットなのかしらね。
「わかって動く わからずに動く」で画像検索
↓のサイトから画像をお借りしました。
(7/4下書き)