だんなさんが帰ってくると、
あびちゃんは
弱い夜風が 涼しくて気持ちが良くて 今年のあびちゃんのお気に入りの だんなさんのベットを
取られてしまいます。
だんなさんのベット なのに あびちゃんの大切な縄張りです
だんなさんは、体が大きいものですから、 デーン と大の字に寝っ転がり
夜風が繊細にそよぐ あびちゃんとても大事にしている ベットの角まで足を伸ばし 場所を奪います。
さらに。。。
あついんや～～～
と、クーラーの温度をガンガンに下げ
寒さが嫌いな あびちゃんは 追い出されて近づけないようです。
あびちゃんは 私のベットにやってきて
あの、大きな猫 のかせてください。
あんまりです。
と シッポをパタパタさせながら 抗議します。
しょうがありません。
ちょっと、ちょっと だんなさんや、、
そこ、あびちゃんの大事な場所だから 少し気を遣ってくださいな
あびちゃんの気持ちを だんなさんに伝えると
？？？
ここワシの ベットやで？
関東に 行ってる間に 占有場所なくなるん？
いえいえ
夏の暑い間、あびちゃんが 大切にしている場所だから、
あびちゃんの分だけでも 空けてあげてくださいよ。
クーラーももう十分でしょう？？ 寒いですよ。
大きい猫は ブツブツ 言いながら
ベットの上を移動すると
あびちゃんは トットット とやってきて
いつもの場所に ストンと寝っ転がります。
あらあら、一瞬で ささくれた だんなさんの ハート を射貫きます。
あびちゃんは ふだんは 私のベットに入ってくるので
だんなさんはいつも1人で寝ていました。
だんなさんの足下になのですが、あびちゃんとだんなさん 一緒に寝ます。
ぅわああ。ワシ 幸せや～～
子猫時代いらいと ちがう？？？
こんなんやったら ワシいつでもベットの端で ねるで。。
あびちゃんの背中をなでながらうっとりしています。
ふふふ、今日は2人仲良くねえ。
次の日だんなさんは 関東に戻ります。
あびちゃんは 今日もお気に入りのだんなさんベットで寝ます。
おやおや、
今日はいつもみたいに大きく占有せずに 心なしか だんなさんがいつ来ても良いように
少し小さくなって寝ています。
一緒に寝て幸せだったのは だんなさんだけでは 無かったようです。