MIKI

MIKI

製作、着物ライフなどを綴った過去ブログです。
現在こちらでの記事更新はありませんが、
レジンアート作品の作り方やクリップ帯の作り方など、
ご覧笑いただけましたら幸いです。

1973年生 札幌在住
北海道大学文学部卒

2008年に看板を掲げた家庭文庫は「ルピナス文庫」
2016年から始めた帯留作家名が「Rumphius」
両方の名前の由来は、こちらの本です。

原題名 "Miss Rumphius"
  日本語版 「ルピナスさん」
 
“Miss Rumphius”で描かれる出合いの美しさ、世界の美しさに心を奪われ、自問自答を繰り返しながら様々な活動を続けています。

こちらのブログ更新はストップしておりますが、現在は「SNOW BLUE」の屋号にて活動を続けています。
製作情報はInstagramにて発信を継続中です。


 

2016年1月から始めた手描きレジン。
UVレジンを数滴たらして

針でのばして気泡を取って
ライトを照射して固めて

パステルやアクリル絵の具で細やかに描いて

またUVレジンをたらして…

を、くりかえす作り方。

 

透明感ときらめき

独特の重層感

ゆっくりと描き重ねていくひととき
そうしたことの全てに魅せられて
作り続けていましたが。


2025年3月末。
レジンアレルギーを発症してしまったため、
レジン&手描きの世界から離れることになりました。


レジン製作に使っていた道具などを処分しながら

ふと、
「なにか少しでも

 レジン製作を楽しみたい方の参考になるなら…」と、
作風を振り返りつつ、過去作品の写真を公開掲載することにしました。
( ※現在のホームページブログでは写真を拡大できないため、写真を拡大できるコチラに記載することにしました。)

なお、
SNOW BLUE(過去屋号:Rumphius Obidome , MIKI MATSUMOTO , Ms Snowflakes )の手描きレジン作品は、作り方の模倣を禁じておりません
どんなに真似しても、そのかたの個性が滲み出るのが手描き&手作りの良さ。
魅力的なレジンを使った作品が、もっと増えたら素敵…と思って掲載しております。
どうぞご自由に参考になさってくださいませ。
(※掲載写真の転載、掲載写真を複写した作品販売はご遠慮ください)

また、文末にレジンアレルギーについても少し記載しております。
合わせて参考にしていただけましたら幸いです。

 


今後は一層、雪の世界に心を傾け
生涯を通して、表現することを楽しんでいきたいと思います.。.:*.❄


それでは以下、多数の写真掲載、
楽しんでいただけましたら幸いです。
※写真をタップ(クリック)すると、画像を拡大できます。
 

 

2016年

2016年1月から始めたレジンを使った製作活動。

レジンを扱い始めた初期の頃は、市販のミール皿を用いて
絵柄を4~7層重ねて描いていました。
画材はアクリル絵の具のみ。
この頃はパステルは用いておらず
自分が帯留として添えたい絵柄を楽しんで描いてました。

2017年

2017年からは、
着色にパステルも併用するようになり

ベースにはプラバンや、薄い木の板を用いるようになりました。
(木材はホームセンター購入の薄い板を電動糸鋸でカッティング)
プラバンの良さは、好みの形とサイズで作れること。
少し大きめのデザインですと、絵柄とレジンを8層程度に重ねることができました。
ただ、製作後しばらくすると、レジンが収縮してプラバンから浮いてきてしまうことがあったため、この年が終わる頃からプラバンの活用をやめています。

2018年

2018年からは、

オリジナルでモールド(型)を作るようになりました。
(型作りに使ったシリコンは手描きレジンの製作方法&材料紹介記事に紹介しています)
レジンオンリーで手描きを重ねることで、土台からの剥がれを気に掛ける必要はなくなりました。
絵柄的には、この年の終わり頃から少しずつ
着物に似合う柄ではなく、ブルーの世界、雪の情景を描くことが増え始めます。

2019年

2019年
この年から情景を描くことが増え
こちらのアメブロ記事にも記載しましたように、
きものサローネへの出展を最後に、帯留メインでの製作を終了しています。
いずれ故郷札幌に戻り、作家活動をしたいという夢ができたのも、この頃です。

 

2020年

2020年
UVレジンに加えて、2液性のエポキシレジンの扱いを始め。
手描きレジン製作活動の中で
この年がいちばん、純粋に、趣味として
つくること・描くことを楽しめていたように思います。

2021年

2021年
この年の11月下旬に個展を開くことになっていて
「どんな空間を手掛けよう…」

と、とても楽しみにしていましたが。
家庭の事情により、断腸の思いで製作活動から離れることに。
いつ復帰できるか全く目途が立たず
未練を断ち切るようにして
この時に製作道具は画材のパステル以外全て処分してしまいました。

2023年


2023年。
この年の春に、これまた諸事情にて故郷札幌に戻ることになり。
秋には、さらに複雑な事情が加わって
仕事として製作活動を始めることに。
ひとまず慣れ親しんだレジンにて…と
ふたたび道具を買いそろえての製作再開。
活動休止中に発売されていた、改良が施されたレジンを幾つか試す中で、
「これなら、ミール皿から剥がれないのでは?」と思えるものが見つかり。
この年は腕鳴らしも兼ねて、市販のミール皿を使って描きました。

2024年


2024年は、より一層の奥行を出せるようにミール皿を特注。
2024年秋には、ふたたび2液性のエポキシレジンの扱いも再開。

ただ一方で、手描きの感覚を戻しつつも
「仕事として手掛けるには、時間がかかりすぎるのと、それをプライスに反映させづらいのと…」と悩み。
印刷した用紙を用いた作品と、雪の結晶アクセサリー作りを仕事にして、手描きレジンは生涯の趣味として楽しむことに決めました。

 

2025年


2025年。
2024年12月以降に何度も挑戦した冷凍実験の結果、収縮しづらいレジンを選んでも、札幌の真冬の氷点下環境ではレジンが収縮してミール皿やガラスから剥がれてしまうことがあると判明。
(発送からお届け迄の環境で、氷点下になってしまうことがあります。)
そこで、昔のようにモールド(型)から手作りして、より奥行のある作品作りを楽しみ始めましたが…。

 

おそらくですが。
この作品を作り始めた2月3月、仕上げ加工の段階で、かなり削り工程を加えるようになったことがアレルギーの引き金になったかと思われます。
(吸塵機、マスク、換気その他気を付けてましたが……)
 

帯留づくりから始めた手描きレジン。
帯留を作る機会は2020年以降、随分少なくなっていましたが。
自分がレジンアレルギーになったことを自覚せざるをえなくなった最後の作品は

実家の母に頼まれたプレゼント用の帯留でした。

 


レジンの取り扱いをやめると決断してから

本日(2025年4月7日)で1週間が経過しました。


正直なところ、こうして振り返っていると
「まだまだ描きたいものが沢山あったな。」と、切なくなります。
掲載写真に納まっているのは製作した作品のうちの、ごくごく一部。
写真を見ていると、ほかの沢山の作品のこと、ずっとずっと、試行錯誤の連続だったこと。

製作当時のさまざまな思い出などと一緒に、多くのことが鮮明によみがえります。


まだまだレジンを扱っていたかったな、と思います。
そしてだからこそ、
こちらのページを見てくださったレジン作家さん、
レジンを扱ってみたいと思ってらっしゃる方々。
皆さまには、やはり気を付けながら楽しんでいただきたいなと思います。

素手&マスク無しで、数十年間レジンを扱っていてもアレルギーを発症しないかたもいらっしゃるようです。
ただ、私が直接お話を伺っただけでも

レジンを扱って数年以内にレジンアレルギーになったかたが何人もいらっしゃって。
・素手で液体状態のレジンを扱う

・未硬化(ベタつく)状態のレジン作品を素手で扱う(未硬化作品の販売は論外です💦)
・マスク無しで作業する
は、レジンアレルギーを誘発する確率が高まると、感じています。
(あと、格安レジンも危険だと、よく見聞きします。)

レジンアレルギーが重症化して、レジン作品の取り扱いが多い会場に近づけなくなるかたもいらっしゃるようです。

そして、レジン自体が金属アレルギーのブースター的役割を果たすという研究結果もあるそうです。
いずれにしても、ハンドメイド好きには致命的ですね…涙


簡単に材料が入手でき、気軽に扱えるレジン。
魅力いっぱいの素材ですが
どうか、改めてご注意くださいますよう…。

 

まだまだ色々な可能性を秘めていると感じるレジンの世界。
たくさんの素敵なレジン作品を
これからは、見る側として
楽しませていただきたいと思います。

素敵な作品が、たくさん生まれますように…
と、心から願っています(❄ ꈍᴗꈍ)⁾⁾.。.:*❄

 2025年4月7日 

 SNOW BLUE   雪の街のクリエイター MIKI

  SNOW BLUE(公式ページ)