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製作、着物ライフなどを綴った過去ブログです。
現在こちらでの記事更新はありませんが、
レジンアート作品の作り方やクリップ帯の作り方など、
ご覧笑いただけましたら幸いです。

 

※数年前の記事ですが、こちらの記事はレジン作品を作る&作りたい方々に沢山ご覧いただけているようですので改めて手描きレジン工法や、現在の活動状況を追記いたしました。

ご参考まで♪(2024年9月)

 

イベント会場にて、お客様から

「工法は?」 

「画材は何を…?」 

などと、お尋ねいただくことが多いもので

手描き3Dレジンアートに使っている画材などを、ご紹介してみます。

 

 

私の作品は、一層ずつ手描きでレジンと交互に絵柄を重ねて製作しています。

 

面相筆を使って少しずつ描いて

レジンを数滴たらして

針で丁寧に伸ばし

UV照射して固めて…

 

モチーフのサイズによりますが、

直径20㎜モチーフは7~8層程度

直径25㎜モチーフは12層程度

手描きとUVレジンを交互に重ねます。
(※立体作品を作る際は、2液性のエポキシレジンと手描きを交互に重ねます。)

 

使用している画材は、主に下記の3点です。
・アクリル絵の具(「ターナー」)
・ドイツ製水溶性光沢絵の具(「ファインテック固形水彩パールセントカラー」)
・ソフトパステル(「シュミンケ」「ジーザスパステル」その他「ゴンドラ」「ホルベイン」)

 

レジンは、小さな作品にはUVレジン、大きな立体作品にはエポキシレジンを使います。

・UVレジン(月の雫)(2024年9月現在)
・エポキシレジン(KiRaRa)(2024年9月現在。)

写真付き&ショップへのリンク写真付きで、もう少し詳しくご紹介しますね。
(商品写真クリックで別サイトページが開きます)

 

 

↑セット購入ではなく、1本ずつ好みの色をバラで購入しています。

 

 

 

↑1色1000円前後と高価ですが、きらめきが大変美しい画材です。

 三日月や、樹氷をまとった白い木立を描く際にホワイト、シルバー系を数色使っています。

 

 

 

手描きならではの優しい空色グラデーション。
空色に使用している画材をよく聞かれるのですが

私は「シュミンケ」のソフトパステルを使っています。

1本1000円以上する高価な画材ですが、レジンとの相性が抜群です。

←空色に使っている60色ほどのシュミンケパステル♪

 

 

↑バラで単色購入が可能です。
 

「ジーザスパステル」も気に入っています。

「雲」を描くときは大抵ジーザスパステルを使っています。

シュミンケには無い優しい色合いがあり

「フォレスト」「フェアリー」「リラ」

などネーミングも素敵です。

木々や花々を描くときにも活用しています。

 

↑バラで単色購入が可能です。

 

(↓私のジーザスパステル)

 

 

あとは、「ゴンドラ」「ホルベイン」のパステルが300色ほど。
「ゴンドラ」のバラ売りは滅多に見かけませんが、

「ホルベイン」はバラ売りで購入可能&お手頃価格です。

(1色200円程度)
2020年までは専ら「ホルベイン」を使っていました。

十分やわらかくレジンとの相性も良いので

パステル着色にトライしてみる場合の最初の画材としておススメです。


↑「ホルベイン」「ゴンドラ」が混ざっています。(私がよく使う色です)

 

↑こちらのサイトが、色数も豊富で送料も安く、おススメです。

 

 

レジンは定期的に新商品を試して

黄ばみ・収縮具合・透明度・気泡抜け 

などをチェックして、長く美しく作品を楽しんでいただけるよう努めています。


2024年現在、気に入っているのは


UVレジン「月の雫」

(反りにくく、透明感が抜群です。)

 

 

 

エポキシ(2液)レジンKiRaRa

(気泡抜けの良さ、扱いやすさ、透明感が気に入ってます)

 

 

ちなみに、ライトも重要です。
作品に合わせて数種類を使っていますが
現在(2024年)の手描きレジンで使用しているお気に入りは

 

↑↑ コレを一番よく使っています。
描きたい色合いに合わせて、秒単位で計って取り出してパステルまたは絵の具で色付けします。

 

↑↑ こちらは、レジンの上にガラスを貼り合わせる際の、私の必需品。
YouTubeの製作動画紹介にも載っています。

 

 


 

時々ご質問いただく「レジンへのパステル着色」ですが

コツは、レジン完全硬化の一歩手前です。

(タイミングが難しいですが💦)

 

【UVレジンライト使用時の注意事項】

ライトによってもレジンによっても、照射時間が全然異なります。
色付け時に、私は敢えて完全硬化前に取り出しますが

最終的な照射が甘いとベタつきの原因になります💦
そのような作品に触れているとレジンアレルギーを引き起こしてしまう可能性も高まりますので、色付けした後は念には念を入れて、しっかりライト照射しましょう!


~その他材料~

着色に使う道具は

綿棒、ブラシ、チップなどなど

描きたいものに合わせて変えています。

 

レジンのモールド(型)を手作りする場合↓

 

 

 

 

作品コーティングにドボン液を使う場合↓

 

 

 

 

 

さまざまな手法を合わせて楽しめるレジンの世界。

なにか参考にしていただけましたら幸いです✨
 

 

↓↓↓

 

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2025年3月末にレジンアレルギーを発症し、レジン製作を続けられなくなってしまいました。
2016年からの過去作品の振り返り含め、レジンアレルギーに関する補足説明もございます。
合わせて、ご覧いただけましたら幸いです。
↓↓↓
SNOW BLUE 手描きレジン ~レジンアート作品の広がりを願って~

 2025年4月7日

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