ジュリエットからの手紙
アマンダ・サイフリッド
(ソフィー役)
映画 マンマ・ミーア! 親愛なる君へ
などで人気の有名な女優さん
そんな有名な映画も良いのですが
今回は、ほのぼの
観終わった後に幸せな気分に
なれるそんな映画を
選びました
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
(クレア役)
これまで、アカデミー賞、エミー賞、
トニー賞、ゴールデングローブ賞など
多数の賞を受賞のイギリス出身の女優さん
この映画の時は73歳で
いらっしゃいます
素敵に歳を重ねていらっしゃいますね
クリス・イーガン
(クレアの孫・チャーリー役)
オーストラリアの俳優さん
正直・・きゃ~かっこい~いと
思うほどの俳優さんでは
ありませんでしたが
(私の好みですみません)
最初は感じ悪い印象が
実は祖母思いでソフィーと心を
通わすようになっていきます
ロレンツォとクレア
フランコ・ネロ
(ロレンツォ役)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(クレア役)と
フランコ・ネロ(ロレンツォ役)は
プライベートでも
1967年に『キャメロット』の撮影で出会い
1969年に二人の間の息子
カルロ・ガブリエル(イギリスの脚本家・映画監督)
が生まれていますが
2人が正式に結婚したのは2006年で
ヴァネッサ・レッドグレイヴ69歳
フランコ・ネロ66歳
の時みたいです
ご夫婦の共演です
ストーリーは
ソフィーは『ニューヨーカー』誌で働く
ライター志望の調査員
イタリアン・レストランのオープンを控える
婚約者ヴィクターと婚前旅行で
イタリア・ヴェローナに向かうが
観光を楽しみたいソフィーの思いをよそに
レストランの食材契約業者等探しに
明け暮れるヴィクター
お互い別行動することを提案し
ビクターも快諾
翌日、ソフィーはひとりヴェローナ観光で
街を散策
『ジュリエットの家』を訪れる
そこは『ロミオとジュリエット』にまつわる
観光名所
世界各地からの観光客がジュリエット宛てに
自分の恋愛の悩みを綴った手紙を書き
それを家の壁に貼り付けていく場所だった
そこへ、女性が現れ壁の手紙を回収していく
好奇心にかられたソフィーが彼女の後を
付いていくと行き着いた先の建物の中には
手紙に返事を書く“ジュリエットの秘書”と
呼ばれる女性たちがいた
秘書たちと打ち解けたソフィーは
翌日も秘書たちの仕事場を訪れ
手紙の回収の手伝いをすることに
ソフィーが壁に貼られた手紙を
回収していると
壁の煉瓦の一つが抜け落ちる
煉瓦の抜けた壁の奥を覗き込むと
そこには古い手紙が
それは50年前に書かれた
クレアというイギリス人女性からの手紙で
両親に反対される中での恋人
ロレンツォとの恋の苦悩
その中で決意した駆け落ち
そして苦悩の末にロレンツォと
落ち合うのを直前でやめてしまったこと
またそれを知らぬロレンツォが
約束の場所で一人待ち続けたで
あろうことが綴られていた
胸をうたれたソフィーは
秘書たちに頼んで
その手紙の返事を書かせてもらうことに
ソフィーは届くとも分からぬ手紙を
想いを込めて書き上げ発送する
それから数日後
ソフィーは
手紙を受け取ったクレアが
50年前の出来事にけじめを付けるため
孫のチャーリーとイタリアに
やってきたことを知る
ロレンツォに会う決意を固めた彼女を
見守りたい気持ちと
50年前の手紙から始まった物語の結末を
見届けたい気持ちから、ソフィーは
「自分も同行させてほしい」と申し入れる
そしてクレア、チャーリー、ソフィーの3人は
“50年前の愛”を確かめるため
“ロレンツォ・バルトリーニ”のもとを目指し、
旅に出る・・
舞台となっているイタリア・ヴェローナで
実際にジュリエット宛てに届く
恋愛相談の手紙に対し
ヴェローナ市のボランティアの女性たちが
運営する「ジュリエットの秘書」たちが
それぞれに返事を書いている事実に
基づいてる映画なのですが
様々な悩みの手紙に対して
担当者がいて
結婚歴51年の
ジュリエットの秘書は夫問題担当
その方が
”夫はワインのようなもの
熟成するには長い時間がかかる”
っておっしゃってました
ワインと一緒で
夫婦も奥が深いです
ネタバレですが・・
ソフィーがクレアに
ジュリエットの秘書として
書いた手紙の内容
とっても素敵な言葉で綴られています
今から映画を見る方は
読むかどうかは、ご自身で
選択してください
映画を観終わって
とっても幸せな気分になれる
そんな映画だと思います
ハラハラドキドキ
複雑なストーリーではないけれど
親愛なるクレア
”もし”と”あの時”は
それぞれ普通の言葉にすぎません
でも、その2つを合わせると
あなたを一生苦しめる力を持つのです
”もしあの時・・”
物語の結末はわかりません
でも、かつて真実を感じた愛ならば
遅すぎることはありません
かつて真実なら、今も真実のはず・・
少しの勇気を持ち、あなたの心に従って
ジュリエットの愛を
どう例えればいいのか・・
親しい者を捨て去る愛
荒海をも超える愛
私もいつか、そのような愛を感じたら
つかみ取る勇気を持ちたい
クレア、あの時は無理でも
いつか勇気を持てると信じます
真心を込めて、ジュリエットより
この手紙に動かされて
運命の歯車がまた動き出します
そしてまた・・それは
ソフィーの運命の歯車も
動き始める事に・・
イタリアは行ってみたい国です
娘のハネムーンは
イタリア巡りでした
私も行ける日が来るでしょうか
一緒に行きたい人は・・
夫・・ですかね・・