タオルや衣類の気になる臭いは逆性石鹸の殺菌・消毒効果でバッチリ解消! | なんとなくシアワセなお買い物

タオルや衣類の気になる臭いは逆性石鹸の殺菌・消毒効果でバッチリ解消!



ちゃんとお洗濯してるのに、なんだかタオルが臭う気がする・・・(--;)
そんな経験はありませんか?
それなら、逆性石鹸がお役に立ちますよ♪(^-^)/


部屋干しのご家庭も多くなってきてる昨今。
部屋干ししても臭わないと謳っている洗剤も数々登場してきておりますが、
気に入ってる洗剤や柔軟剤を使っている人にとっては、
機能性は欲しいけど、せっかく気に入って今使ってるのをわざわざ替えたくはない・・・
というのが本音じゃないでしょうか。


そこでご紹介♪
逆性石鹸ってご存じですか?
普通、石鹸と言えば、泡だって汚れを落とすモノ、という解釈ですよね。
でも、逆性石鹸は違うんです。
これは、
泡がほとんど立たない。
そしてなんと、
洗浄力はほとんど無い!というシロモノ。石鹸のくせに?!


普通汚れ落としに使う石鹸や合成洗剤は、陰イオン界面活性剤と呼ばれます。
それに対し、逆性石鹸は、陽イオン界面活性剤と呼ばれます。
「普通の石鹸とは逆の性質」なので「逆性石鹸」というわけです。

それぞれ、
水に溶けた時にマイナスの電気を帯びるかプラスの電気を帯びるか、
の性質の違いでそう呼ばれています。

まぁそんなことはあんまり覚えている必要はないんですが、
要は、
・逆性石鹸はプラスに帯電しているので、マイナスのものに引き寄せられる。
・細菌やカビは、マイナスに帯電するタンパク質やセルロースが主成分。
ということで、
逆性石鹸を近づけると、陽イオンが細菌やカビの細胞表面に強く吸着。
その結果、タンパク質やセルロースを変質させて細胞の構造を破壊し、殺してしまう。
つまり、殺菌できちゃうわけです。はい。

ただし、細菌とは構造が根本的に違うウイルスには効果ありませんので要注意。
この違いにより、インフルエンザやロタウィルス対策には、逆性石鹸は使われないそうです。
ほぉ。

まぁ難しいことは置いといて・・・
陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤はそれぞれ逆の性質なので、
一緒にすると性質を打ち消し合ってしまいます。

だから、洗濯用洗剤や普通の石鹸と、逆性石鹸を同時に使うと、
それぞれの長所を打ち消し合って、な~んにもならなくなってしまいます。

ということで、
逆性石鹸は、洗濯洗剤とは同時に使わない。
ではどうするのかというと・・・柔軟剤と一緒に使えばいいんです♪

汚れ落としは、合成洗剤や普通の石鹸に任せておいて、
綺麗になったお洗濯ものに、柔軟剤と一緒に逆性石鹸を混ぜて使います。
そう、洗濯機の柔軟剤投入口に一緒に入れちゃえばいいんですよ♪


我が家の洗濯機もそうなんですが、
柔軟剤投入口の容量があまり多くないので、
規定の量より若干少なめずつで、逆性石鹸と柔軟剤を入れております。

で、気になる逆性石鹸の「規定の使用量」ですが・・・
ずばり、お洗濯なら水量の 1/1000 。
1000倍に薄めて使うのが目安です!


つまり、お水1リットルに対して1ミリリットルの逆性石鹸を使う。
ということは・・・
普段60リットルくらいでお洗濯してるなら、60mlが目安ということです。

はかるのには計量カップが便利です。
内側からも目盛りが読めるタイプのガラス製の計量カップを家では使用しています。
ハリオ メジャーカップ200 CMJ-200[ハリオ 計量カップ ケンコーコム]

特にタオルを洗う時には忘れずに使うようにしていますが、
これを使い始めてから、ずっと気になっていたあの臭いが気にならなくなりました!!

煮洗いなどもためしてみましたが、たくさんお湯わかすのも大変だし、
マイクロファイバーのめちゃくちゃ吸水率のいいタオルを煮洗いしたら、
しわがついて戻らなくなっちゃいました。(T-T)

よくよくお洗濯の注意をよんだら、40℃より高温で洗わないようにと書いてあった・・・。
理由はこういうことだったのね、トホホ。

というわけで、
大変で、なおかつ私のように失敗する危険をはらんでいる?!煮洗いよりも、
お洗濯の柔軟剤に一つ加えるだけの逆性石鹸を使うことを切にオススメする次第です。

ホントに楽ですし、
もちろん洗濯以外の用途にもつかえますので、
一つ持っておくと便利ですよ~♪ココロからオススメ。