乾電池はeneloopをずっと愛用している。
eneloopの発売は2005年らしい。そして私がeneloopを使い始めたのは多分2006年か2007年頃から。
今、手元にある(待機中の)eneloopをまとめてみると…
単三タイプが32本、単四タイプが9本。
これ以外に正確な数は数えていないけれど、実際にリモコンなどに入っているものが数十本単位であるはず。
この数が、一般家庭として多いのか少ないのかはたまた普通なのか派比べたことが無いので知らんけれど、eneloopの特製として長時間電圧を保持してくれるって事から、これくらいあれば万が一の震災などのトラブルが発生しても電池に困ることは無かろうと勝手に思い込んでいる。
で、なんでこんな数の電池があるか…と言うと、その原因は写真撮影にあった。
一時期結構写真撮影に打ち込んでいた時があって、その頃はストロボを多用していたんだ。
ストロボは大体単三電池を4~5本使うのだけれど、あの強い光を出すために結構電力を消費する。そして撮影旅行に出かけると、数十本単位で電池を消費することが多かった。
バッテリーパックを買うと言う事も考えたけれど、アマチュアだからそこまで拘りたくないと言う変な拘りもある反面、一般的なアルカリ電池を都度数十本単位で消費するのは経済的には大打撃で嘆いていたところにeneloopの発売。
少し様子を見て使えそうと判断して飛びついたんだ。
それまでのマンガン電池の充電器では、まず充電自体が保障範囲外と言う事に加え、多量の電池を充電して保管していても、いつの間にか電圧降下していて、いざという時に使えないことが多かった。その点、eneloopならある程度の期間電圧降下を心配せずに済むのは本当にありがたかった。
写真撮影にそれほどのめり込まなくなって、ストロボの活躍する機会が激減しても、家の中での電池需要は増える一方で、エネループを邪魔にする事は無かった。
だから、ずっと便利に使い続けている。
悩みは、eneloopが三洋からPanasonicになって、いろいろな仕様が飛び交い始めたこと。
高出力タイプが出たら嬉しいこともある反面、混在して使えない(使えるけれど管理が面倒くさい)ので、古くから使っている私としては「余計なお世話」でしかない。
三洋なら頑固一徹に仕様変更はしないだろうに、深く考えていなさそうな仕様変更は如何にもPanasonicらしいなぁ…と。
まぁそんなこともあるけれど、長年愛用している訳だ。
そんな中で、いつも愛用している充電器が悲鳴を上げた。
充電中に高周波を発するようになった。
それで爆発することは無いだろうけれど、近くで充電していると耳障りで物事に集中できないし、目に付かない隣の部屋などで充電していると、耳障りな音は聞こえないけれど「もしかして発火していたらどうしよう」と心配になる始末。
って事で充電器を買い換えようという話になった。
ついでに最近は単三電池より単四電池の需要が多いので、単四電池も補充しようと。
充電器を探したら、いくつかの種類が発売されているんだね。
通常充電4本タイプ(単3、単4電池対応)
急速充電4本タイプ(単3、単4電池対応)
USB充電4本タイプ(単3、単4電池対応)
充電した電池をつけて充電器としても使用可能だそうだ。
これらは「Amazon限定」と称して、型番も独自で色は黒。
申し訳ないが、通常のものと比べ何が違うのか分からない。
そして、電池4本とのセット販売。
こちらは通常の急速充電器(BQ-CC85)とのセット。
急速充電器と単三電池4本とのセット。
急速充電器と単4電池4本とのセット。
先に書いた通り、充電器と単4電池を購入したかったので、最後に取り上げた「急速充電器と単4電池4本」セットを購入したよ。
充電器の商品説明を見ると、「残量チェック」「買替え目安診断機能」が付いているという。
装着した電池を個別に診断し、LEDの色で電池残量を、そして充電した結果として買替え目安を表示してくれるという。
「へーへーへー」だよね。
時代は進化しているんだねぇ。
と感心しながらポチッ。
それが今日届いたよ。
早速保管している充電済み(な筈の)電池を入れてみたら、確かにLEDが華やかに踊って充電具合が見える。
これは便利。
と言うか、「eneloopは長期間電圧を保ってくれる」って宣伝文句に安心して、かなり長期間放置していた電池だったのか、4本全ての充電開始時電池残量が20%未満を示す黄色点灯だった。
あらら、これじゃあ、いざ必要って電池を交換してもすぐに電池交換しろってなっちゃうねぇ。
こうやって残量を明示してくれるのは便利だわ。
そうこうしている内に充電が終わった。
3本はLEDが消灯したけれど、1本が黄色LEDの点滅。買替え目安診断に引っかかったと言う事。
この1本は弾いて、残り3本をケースに戻す。
下動画は充電中に右端電池の買替え目安診断でギルティの判定を下されているの図
これは、電池全量をチェックしなければ…と思って全量検査を始めたよ。
今までに20本ほどを検査して、買替え目安で引っかかった電池、電池以上(eneloopじゃないよ)と認識してもらえなかった電池(間違いなくeneloopなんだけれどね)合わせて5本(先の写真はそれを除いている)。
あと、何本不良が出るんだろうねぇ。ドキドキするよ。
でも、検査が終わった後に残った電池は全部安心して使えるって事だからね。
早く分かった方が安心できるって事だ。
こうして検査して問題なしと確認した電池を、トイレのウォシュレットのリモコンに入れ替えてみた。
今までこのリモコンは新しい(筈の)電池に入れ替えても電池残量を示す3本の目盛りが常に1本しか立たない状態が続いていて、「これはもしかして製品不良?」って疑っていたんだ。
でも、そんな状態で何年も電池を交換せずに動くし、まぁ電池交換が必要になったらすぐにできるし、今のところ表示以外不具合はないからと放置していた。
で、電池を交換したら…電池残量の表示自体が消えたよ。満充電って事。
製品の不良を疑う前に自分の環境を疑え…ソフト屋さんなら一番に身につけるべき鉄則だよ。
それは絶対に間違いない鉄則って事だ。
メーカーさんを疑う前に自分が用意したものを疑うべき。ほぼ間違いなくそちらに原因はある。
どうもすみませんでしたぁ!
そして、電池のチェック機能ありがとー!
手元の電池チェックが全て終わったら、他のリモコンなどに入っている電池と検査済み電池の入れ替えを行って、最終的には全量検査を終わらせる予定。
果たして、何本買替え診断に引っかかるだろう…(と書いている間にも2本新たに引っかかった…)





