YouTubeニュース動画のタイトル… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

中居なんちゃらと言うおっさん(注)のスキャンダルから始まって、フジテレビの凋落、ひいてはテレビ業界への風当たりが大きくなってきているようで。

 

注)中居某には一切興味が無い。特に引退したと言う今、持ち上げるつもりもわざわざ取り上げる価値も感じない。50過ぎの有名なおっさんというだけ。

あえてこのニュースを一般的に考えるなら、芸能界という特異な世界で大御所と持ち上げられて勘違いした阿呆と太鼓持ちをして調子に乗った阿呆の末路なんだろうね。

どうでも良い事だ。

 

YouTubeなどでは、「フジテレビからスポンサー撤退」だとか「フジテレビの免許取り消し」なんて感じのタイトルの動画が氾濫している感じがする。

 

今現在、テレビはほとんど見ないし、元々中学・高校生の頃からしてテレビはあまり見なかった私としては、テレビ局がどうなろうとあまり私の人生に変わりは無かろうと感じているのだけれど、まぁ今時そんな人がいるかどうかは知らんけれど、テレビ好きの人には大きなニュースなのかもしれないね。

 

そんな私なので、「中居何ちゃらがぁ」とか「フジテレビがぁ」とかいうつもりは毛頭無い。

 

でもさ、前々から1つ(もっと?)思っていた事があるんだ。

 

それは「YouTubeって無責任だよな」ってこと。

 

そりゃなんの責任もなく、自分のチャンネルの視聴数を稼ぐ事だけを目的とする番組のどこに「信頼性・責任」があるかを考えたら当たり前の話なんだけれどね。

 

その辺から拾ってきたニュースを無責任に加工して面白おかしく視聴数が稼げるよう仕上げている…今批判されているテレビの取材方法と何が違うのか、私にはわからない。

ただ、気に食わなければ見なければ良い。チャンネルを登録しなければ良い。その取捨選択が番組ごとにできるところがテレビと違う…だけかなと。

 

ニュース番組を気取っているけれど、何年も前のニュースをちょっと構成やタイトルを変えただけで何度もアップするチャンネルもある。

10秒で伝え終わるニュースの前後に15分も無駄な言葉をつなげて1つの番組にしていて「はぁ、結局何が言いたいんだ?タイトルの話はどこにあった?」とため息をつかせる番組もある。

 

トレンドというか「やり口」は興味深そうなタイトルの最後に「?」をつける事か。

 

例えば「フジテレビ崩壊?(適当に考えたタイトルなので、もし実在していたとしたら無関係だからね)」とか「?」をつける事で「これは私の予想ですから、当たるも八卦当たらぬも八卦」と逃げているのだ。つまり、何をいっても自由。無責任な垂れ流しし放題だぜって事。

そうして、万が一詰め寄られると「情報の取捨選択は視聴者側にある。だまされる情弱が悪い」と逃げられる訳だ。

 

確かにそれも一理ありそう。

でも、それって町を歩いていたら見も知らぬ暴漢に殴られ、財布を奪われた。もちろん、暴漢が悪いのだけれど、「目をつけられるような服装をしていたり、いかにも狙いやすそうな風貌のあなたにも責任がある。いや、あなたがそんなじゃなければ暴漢も襲わずに済んだのだからあなたに責任がありますよね」と言われているようなもの?

違う例を挙げるなら、痴漢に遭った女性に対して「あなたが美人だから、あなたの服装が派手だから痴漢を誘発した。そんな美人な事やそんな服を着ているのが悪い」と言うようなもの。

つまり間違っているって事だ。

 

視聴者の少ないチャンネルなら「内輪受け」と逃げる手段もあるけれど、少なくともその視聴数に応じ報酬をもらっているチャンネルは責任も生じるんじゃなかろうか。

 

私自身、YouTubeを視聴し始めたのはここ数年のはなし。

最初の頃はいろいろ楽しく見ていたけれど、結局はニュースに関してはテレビと同じく無責任な偏向番組しかない事に辟易としはじめているという感じ。

 

と言う事で、ニュースをどこから得るかについては、最近また考え始めている。

とは言いつつも、外国人への配慮とか、報道倫理とかを掲げ、その実はスポンサーに都合の悪い事を日和るテレビ報道はやはり信頼が置けない。

本来はスポンサーに左右されず、一番偏向報道とは無縁でいられるはずのNHKが競って偏向報道をしているのが嘆かわしいしね。

 

偏向もあるけれど、多くの素人意見が見られるYouTubeに一定の価値を見いだせる現実は変わらない気がするんだけれどね。

 

兎にも角にも「タイトルの最後に『?』がつくニュースはゴシップ記事と思え。多分中身なし」って言うのは個人的に金言だと思った次第。


(*1)そして、「公共機関」であるNHKにしろ民放にしろ、はたまた新聞にしろ、何やら責任のある報道機関の如く自らを表しているが、少なくとも私の目から見た現状では無責任が横行しているYouTubeやその辺のゴシップ雑誌となんら変わりない無責任企業としか見えないし思えない。

一体どこに「報道機関」としての自負があるのだろうか?

一体どこがそれらゴシップ雑誌やYouTubeと違うと言い張るのだろうか?

私には「十把一絡げ」「烏合の衆」「目糞鼻糞を笑う」と言う看板を背負っているようにしか見えないのだが。


*1:2025/02/01 18:53 文章追加