新Windows機の日本語入力にATOKを試験導入した | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

ATOKを試験導入した。

 

導入の経緯は、今使っているGoogle日本語入力にもMS-IMEにも不満があって解決できないからかな。

大した問題じゃない。単に日本語入力モードの時に日本語とアルファベットの混在がスムースにできなかったり、記号などの標準入力形態を半角にできなかったり、ほんの些細なこと。そして、「できない」のではなく、私が「方法を知らない」だけかもしれない。

でも、怠け者にできる最大の努力を払って調べてみても、それを解決する方法が見つからなかった。

1つ1つは本当に些細なことなのだけれど、入力をしていると頻繁にその問題入力が発生する。それがスムースにできないと相当にイライラしちゃうんだ。これは本当精神衛生上宜しくない。

と言うことでATOKを試してみることにしたんだ。

 

Windowsの場合は30日間の試験運用ができるらしい。

が、初っ端から問題発生。

 

私は現在、KeyChron K7(US配列)を使っている。

 

ATOKは問題なくインストールが終わった。インストールしたATOKを有効にするために再起動もした。

 

そしたら…日本語入力への切り替えができなくなっちゃったよ。

 

普通のJIS配列キーボードだったら問題なく切り替えられる。けれどさ、それはJISキーボード特有のキーに日本語入力切り替えが割り当てられているからだよね。

US配列キーボードの場合はどうしたらいいの?

 

今までは、設定で「Ctrl+Space」に日本語入力/英字入力の切り替えを割り当てていた。

それが無効になった。

もう一度設定すればいいのか?

なぜ、その設定を初期化する必要があるのか?

わからんなぁ。

 

仕方がないので、Googleさんでキーワード「us配列キーボード 日本語切り替え ATOK」として検索。

 

そしたらJUST SYSTEMSの当該ページがヒットした。

 

内容を読んでみると、Windowsの設定画面じゃなく、ATOKのプロパティからキー割り当てを変更する必要があるのだそうだ。

面倒くさいし、もし「導入やっぱ見合わせる」となったり、導入後に元に戻そうと思ったときにまた一苦労って事か?ああ、面倒くさい。

 

ATOK2002年に個人として初めて購入した。

 

その後しばらく使っていたけれど、「無料で使えるものがあるのに金を出すのはいかがなものか?」と思ったこともあってMS-IMEに変更。それ以来ATOKは縁がなかったのだけれど、その間ATOKが劇的に進歩した…のかどうかは知らんけれど、少なくとも様々な辞書との連携など、文章を書く人には心強い環境作りをしていて、何度も「買っちゃおうかな」という誘惑はあったんだ。

 

まぁそんな経緯もあって今回のお試しなのだけれど、ほぼ四半世紀ぶりに使うので、キー割り当てはMS-IME風を選択した。ATOK独自は多分きれいさっぱり忘れていると思うし、ATOKになれてしまうと、他所(多分高確率でMS-IME環境)で戸惑うことになってしまうと予想できるからね。

 

まぁ、初っ端から「どうしよう…」な出来事はあったけれど、困ったときは調べればいいだけ。今回はそれで何とか解決できた。


とりあえず設定画面で、スペースと英字は前後がどんな文字種であれ半角固定に設定した。

括弧も半角固定で良いと思うのだけれど、とりあえず標準設定の「学習」が如何程のものか探るためにも括弧の設定はそのままにしてみた。どうなるかな…

 

まだ数時間しか使っていないのだけれど、日本語の変換はやはり優秀だね。ただ、月額600円に見合うかはもう少し使ってみないとなんとも言えない。

仕事に使うなら文句なしにお金払うんだけれどねぇ…

 

とりあえず「おとといからふつかたってきょういちがつついたちはにちようびでにほんではしゅくじつ」は「一昨日から二日たって今日一月一日は日曜日で日本では祝日」と一発変換。「いけばなをいきがいにしたはえぬきのきむすめ、すずしをなりわいにせいけいたてた。おいたちはなまはんかではなかった。あいにく、せいぜんはうまれてこのかたしょうがいとおしてきっすいのうぶだった」は「生け花を生きがいにした生え抜きの生娘、珠洲市を生業に生計立てた。生い立ちは生半可ではなかった。あいにく、生前は生まれてこの方生涯を通して生粋のうぶだった」となった。

 

前者は「たって」が「経って」となれば完璧

後者は「生きがい」が「生き甲斐」、「珠洲市」は「生絹」、「あいにく」は「生憎」、「うぶ」は「生」なら完璧だったかね。でも、私も「すずし=生絹」は知らんかったし、「うぶ」も「初」だと思っていた。これだけできれば上等でしょと思った。

 

MS-IMEとかGoolgeだとどうなんかな。面倒くさいから試さないけれど興味はある。

 

…よくよく考えると、MS-IMEという選択肢もあったよね。

MS-IMEがあるのにわざわざGoogle日本語入力を使っていたのは、MS-IMEに何か使いにくい事があったから…と、私自身も思い込んでいたけれど、これを書いている今思い出した。

 

Google日本語入力を使い始めたのはMS-IMEに不満があったのではなくて、MacBookProの…MacOSの標準日本語入力(昔ならことえり?今は何か名前があるんだろうか?)に大いに不満があったのでGoogle日本語入力に切り替えたんだ。

だとしたらMS-IMEへの不信は冤罪だ。

今は無料お試し期間だからATOKでも良いけれど、ATOKが無料で試せる間にMS-IMEも使えるかどうかをしっかり検証しておく必要があるね。

IMEが無料ならそれに越したことはないもんな。