サルベージ機にあまりお金をかけたくない!
これが正直な心の叫び。
しかし…
- サルベージしたATX電源を使うとHDD増設(又は天頂部ケースファン増設)ができない。
- 値段重視で購入したグラボ(GeForce GT710)では、Youtube視聴がギリギリ…アウト。
で…
グラボ
色々考えたんだよ。
ゲームができる性能は基本いらない。
でも、今ギリギリの性能だと、数年で使えないものになっていく可能性もある。
って事で、狙い目はGeForce GTX1060…としたのだけれど、実際はどうか知らんけれど、印象としてGT710よりは遥かに性能はアップしているけれど、もしかして「数年で~」に引っかかりそうな気がする。
そんな訳で改めて考えた結果、狙い目を変更しターゲットをGeForce GTX1660にしたよ。
GTX1060だと当初の目論見の通り1万円未満で手に入れられそうだったけれど、GTX1660だと1.2万~1.5万位になりそう。
しかし、やる気のないゲームの話になってしまうけれど、GTX1060だとFHDでのゲームは結構厳しそうだけれど、GTX1660ならFHDでは楽にこなせる性能がある。ということは直ぐには駄目にならないだけの性能を持っていると思って良いだろう。
GeForce GTX1060とGTX1660の性能比較で参照したサイト様
この差を大きいと取るか、小さいと取るかは個人的な問題だと思う。が、GTX1060だとFDHでのゲームもままならない。「ゲーム性能は重視しない」けれど、できる性能を有しているかどうかは重要だと思う。要はゲームすらできないビデオ再生能力だと数年後には陳腐化している可能性を捨てきれないって事だ。
ちなみに、今回買って失敗したと実感しているGT710と性能比較をしてみると…
見なきゃ良かった…そう思うくらい圧倒的な差。
これだけの差がつくならGTX1060で十分…そう悩んだけれど、いざメルカリやヤフオクで検索してみると、GTX1060とGTX1660では然程価格に差がない。
GTX1060は1万円未満、GTX1660は1万~1.5万位が目安か。
これくらいの価格なら、将来を少しだけ考えてGTX1660をターゲットにしてよかろう。
ちなみに、更に上位のものとしてRTX2080も物色してみた。
価格的に予算オーバーではあるけれど、無理したら買えなくもない価格で即決価格が設定されたものがあった。すごく食指が動いた。
GTX1660とRTX2080を比較したら、これまた格段にRTX2080の性能が上。加えてRTXシリーズはDLSSがサポートされているので、重いゲームのフレームレートアップが期待できる。
GTX1660で快適に遊べるゲームはFDHまでと思われるが、RTX2080なら4Kまで楽しめることが期待できる。ここにも圧倒的な差があると思うんだ。
ここは奮発してRTX2080を…と一瞬考えたのだけれど、ゲームをするなら新Windows機がある。そちらならRTX2080の倍近い処理速度を持つRTX4070Ti Superが奮発されている。わざわざサルベージ機で遊ぶ意味がない。
サルベージ機に過剰な贅沢は不要なのだぁぁぁ。
もし、このサルベージ機が他の人の手に渡ることになったとしても、値段的に捨てても惜しくなく、でも実用できるビデオカードがついているべきだ。自分が使うパソコンにするとしても、ゲームはしないがYoutubeを見たり、ちょっとした画像処理をしたりできれば問題はないのだ。
だから、RTX2080はかなり要求仕様を飛び出した贅沢品と見ることができる。
という事で、RTX2080の落札は諦めることにした。
って事で、メルカリやヤフオクを物色した。
結果、玄人志向のGTX1660Ti 6GBを1.3万円程度で落札できた。
GTX1660で良かったのに、後ろにTiがついたものが落札できてしまったのはラッキーかな。
なんかヤフオクの出品リストを見ていると、1660寄りは2080だとか、少し価格が上がって、その分性能も上がる物が色々出ていて、ついつい目移りしてしまうのだけれど、底は冷静に「過剰性能はいらぬ!」と切り捨てることができたよ。
Tiがついたのを狙ったわけじゃない。Ti無しの価格帯にたまたまTi付きの、それも結構良さそうなものが紛れ込んでいただけの話。本当ラッキーの一言だよ。
RTX2080という選択肢を蹴ったのは納得している。でも、ちょっと「本当にそれで良かった?
という気持ちが残っている。後で後悔にならないことを祈る。
電源ユニット
先にも書いたけれど、こちらは中古の購入は考えないようにした。
一応メルカリやヤフオクも眺めてみたけれど「これなら買っても良いかも」と思えるものがなかった。
SFX電源って数が限られるから仕方ないんだけれどね。
で、CPUがRyzen5 5600XでTDPが65Wだし、グラボがGTX1660Tiになったので、調べてみたら、推奨電源は450W。まぁそんなもんだと思っていたけれどね。
って事で450Wで、できれば80PLUS認証がGOLDの電源、更に価格の手頃な物を所望…ってこれが中々無いんだよ。SFX電源って軒並み高価なのね。
そんな中で見つけたのがSilverStoneのST45SF-G。
SFXで80Plus認証GOLDののフルモジュラー電源。
多少高くなるけれど、ヨドバシで購入できればポイントで買えるなぁと思っていたけれど、軒並み「お取り寄せ」になっているよ。
仕方がないので(と書くと語弊がある。誤解しないように。単にポイントで買えないだけなんだからね)、在庫のある店舗で購入。そちらでは残念ながらクレジット決済もなし。安くするためには仕方ないのだろうね。
購入してから気がついたんだけれど、もしファイルサーバーとして使うならHDD増設だけではなく、有線LANの速度向上(1Gbpsを10Gbps対応…せめて2.5か5Gbpsに)させたいよね。
そうなると、このマザボでPCIeを使って対応することができない(レーンがない)。
となると、もしファイルサーバーを構築するなら、PCIeレーンが複数あるMicroATX以上のマザボに変えるしかない。つまり電源を変えても現状ではファイルサーバー構築は無理なんじゃね?…と今気づいて「無駄な買い物をしちゃったかも」と思っている次第…なんか計画性がなぁ…いや、ファイルサーバー構築が無理としても、データ用としてHDDなりSSDを増設できるっていうのは嬉しい限り。無駄にはなるまい。うん。そういう事にしておこう。
という事で
という事で、SFX電源とグラボを購入してしまった。
ただ、どちらも配達されるまでには数日を要すると思われるので、ゆっくり待つことにするよ。
SFX電源導入によって天頂部ベイに何かを取り付けられる…今の状況では3TB HDDかな。
ケースファンはこれ以上不要に思えるしね。
最初のパーツ購入の3.3万にケース(CH170 Digital)の1.2万、買い直しとなったマザーボード(ASRock A520M-ITX/ac)の1.8万、今回のグラボと電源の約2.5万…10万円近い出費になってしまったのは深く反省だな。
兎にも角にも、どちらも配達されるまでには数日を要すると思われるので、ゆっくり待つことにするよ。
SFX電源導入によって天頂部ベイに何かを取り付けられる…今の状況では3TB HDDかな。
ケースファンはこれ以上不要に思えるしね。(*1)
間違い探し
先日書いたと思うのだけれど、新Windows機の配線整理が終わったばかりだけれど、更に変更を加えてみたよ。
その前に…やっちまった。
これ、なにかわかるだろうか。
これはΦ140mmのケースファンの配線なのだけれど、結束バンドを切るつもりでケーブルを切断思想になってしまった。
途中で「ん?なんか変」と気づいたので、左右がおさらばする自体にはならなかった。
すれすれ被覆も捲れてはいなさそう。
BONDICを上に少し盛って保護しておいた。勿論裏表な。
で、間違い探しである。
さて、これと下の写真で以前と変わったのはどこか?
わかんねぇだろうなぁ…
上の写真で一番目立つのは、グラボに入る電源ラインが上から入っていたのが、下から入る形に変わった。
「GeForce」のロゴがケーブルで隠れるのは気に食わないけれど、グラボが排出する熱をケーブルが浴びたり、その結果気流が乱れたりする事を考えたら、下から取り回すべきと思えた。
下でケーブルが波打って、グラボの排気ファンの邪魔をすることの無いよう、シャーシに結束バンドで固定した。
そしてもっと分からなさそうなのが、実はフロント上についているΦ140mmファン以外全てのケースファン、WaterPumpファンが入れ替わっている。そしてΦ140mmファンも排気方向から吸気方向に変わっているんだ。
WaterPumpのファンは、以前は純正のものからARCTIC P12Maxに交換していたのだけれど、それを純正に戻した。
ケースフロント下部にはWaterPumpから取り外したファンをケースの吸気ファンとして取り付けていたけれど、ここにARCTIC P12MAXを取り付けた。
ケースリアにはケース純正のファンが取り付けられていたけれど、ここにもARCTIC P12 Maxを取り付けた。
CPUが排出した熱はCPUクーラーの冷却水が熱を交換し、天頂部のラジエータで熱を外に排出する(はず)。
ケース フロント下部の吸気ファンとケースリアの排気ファンはマザーボードの温度に応じて回転数を制御する。ケースフロント上部の吸気ファンはGPUの温度を監視し、その上昇に応じて回転数を制御するようにした。
何が正解なのかわからないけれど、各種の温度とファンの回転数とにらめっこ常態で、極力最適化できるよう頑張って遊んでいる。
妻が不思議そうに覗き込んでいたけれど「これが楽しいんだよ」って言ったら「ふーん(構わんとこ)」と言ってテレビの前に戻っていった。うんうん、それでいいのよ。
テストをしてみたら、Φ140mmのケースファンが排気でも吸気でもCPU温度、GPU温度共に大差がないね。
気体とか流体って、人が想像するようには動いてくれない。ほんの少しの障害物で思いもしない方向に曲がったり巻き込んだり…こんなのどうやって制御したら良いんだろう。楽しくて笑っちゃうぜ。
取り敢えず、なんの設定もしない状態では、ちょっとCPUが稼働して温度が少し上がると、ファンが爆音を鳴らして回り初めて、極めてうるさいと不評のパソコンだっただけに、カスタマイズを経て「急にすごく静かになったね」とお墨付きをいただいたのは進歩したところだと思ってよかろう。
特にうるさい原因は、CPUが加熱してラジエータファンが高速で回転すること。
ファン自体は静かなのだけれど、そこから発生した風がラジエータを突き抜ける時に騒音を発生させてしまうんだね。新幹線技術みたいなものが融合できれば、ファンの風ごときでは騒音を出さないラジエータなんか開発されるかもしれないね。そんな時代こないかな…兎に角、そのラジエータを通る音が一番の騒音源なので、ここのファンはできるだけ回したくない。
しかし、マザボの初期設定では「サイレント」モードですら、ちょっと温度が上がったらすぐにファンの回転数100%となってしまう。
で、試して分かった(のか、間違った結果を掴んでしまったのかはまだ定かではない)ことだけれど、どうも一番の失敗はラジエータにARCTIC P12Maxを取り付けたことかもしれない。
このファンを取り付けると、最大回転数が3000回転を超える。しかし、純正のファンにしておけば1700回転程度までしか上がらないのだ。
1700回転でもかなりの騒音を発生するけれど、ARCTIC P12Maxの全開よりは遥かに静かだよ。
で、Cinebench R23などを実行すると、CPU温度は80度前後まで上がるのだけれど、では、ここでWaterPumpFANをもっと回したらCPU温度は下がるのか、はたまた回転を絞ったら温度は上がるのか?
いろいろな回転数を試してみた結果、1800回転も回っていれば、それ以上回転を回しても結果が変わらないことが分かった。つまり3000回転以上も回せるARCTIC P12Maxはオーバースペック。純正のファンで良かったんだよってことだね。純正ファンでも大回転を始めない限り静かなものだ。
そんな事を少しずつパラメタを変えて実験しているのだ。これが楽しくなくて何なんだよって感じ。いつまでもやっているわけには行かんだろうけれど、もう少し調整はさせてほしいかな。
あ、下の写真の間違い探しの答えは、太いケーブルの引き回しが変わった結果、束の太さが少し痩せたって事と、WaterPumpFANのケーブル長が違ってきたため、ケース上部のケーブルのまとめ方が変わったよって感じで、こちら側は本当にサイゼリヤの間違い探し位に細かい物。暇つぶしになったなら幸いだ。
*1:2024/11/17 19:08 文章改変
*2:2024/11/17 19:13 文章挿入
*3:2024/11/17 19:15 文章追加