昨日書いたことだけれど、必要を感じて新Windows機のクリーンインストールを実施した。
した…ちょっと心残りだな結果にな(*1)ったけれど。
なぜWindowsをクリーンインストールしようとしたのか…
一番の理由は、最初のWindowsインストール時に何を思ったか古いPCの設定を引き継ぐという愚策を選択してしまって、その亡霊に悩まされたから。
そして「どうせならSSDもフォーマットし直して…」とディスクの状態を見たら、なにかよくわからんパーティションができていて、それらもスッキリしたかったから。
調べてみると、「なにかよくわかんない」パーティションとは、Windowsインストール時にコントロール用に確保されるパーティションで、システムが保護しているので、通常の作業では消せないらしい。
これを解決するためには「diskpart」という呪文を唱える必要がある。
今時の人には呪文だろうけれど、Windowsが出てくるまでは、みんなこんな呪文を普通に使ってコンピュータを操作していたんだよって言ったら信じてくれるんだろうか。
その呪文を使って、ディスクを選び、パーティションを選び、削除を選ぶ。
それで
データ用に用意したMonsterStrageの2TB SSDはきれいになった。しかし起動用に購入したWesternDigitalの青ラベルSSDにはもう1つ似たようなパーティションがあって、調べてみるとやはりWindowsが利用しているのだけれど、16MBしかないので「可能なら削除しない方が良い」らしいという記事を見て、ついつい削除を躊躇しちゃったんだ。
で、これを今後悔している。
どうせ最初からやり直すんだから、やり直す前の状態で「取っておくべきもの」なんてあるはずがない。
きっちりなにもない状態にしてしまえば良かった。
ディスクの管理で見ても起動ディスク(ディスク0)はWindowsのインストールで新たに生成された(EFIシステムパーティション)と(回復パーティション)としてWindowsが入っている通常ディスク領域(ベーシックパーティション)しかない。
しかし、diskpartで見てみるとしっかり「Partition 1 予約済み Size 16MB Offset 1024KBと表示されている。
2TB容量に対して、たかだか16MBだから気にする必要はないとはわかっているけれどさ、モヤモヤするよねぇ。
(上2枚は、Windows再インストール後の状態)
まぁモヤモヤは残ったけれど、それを良しとして作業を続け、Windowsのインストールを行った。
再度Windows11 Homeをインストールした結果、同じ予約済み領域は生成されるのだから、削除してもしなくても同じ結果になるんじゃね?と後で気が付いた(*2)
インストール後は(*2)昨日もリストしたように(多少変えてはいるけれど)
- Windows11 インストール
- Windows update(更新がなくなるまで数回実施)
- AsRockサイトより最新のChipset Driverをダウンロードして実行
- Display設定を最適化(見やすくなるよう、拡大/縮小を100%に)
- GoogleChromeをダウンロードしてインストール。既定に
- Loupedeck Softwareをダウンロードしてインストール
- LoupedeckのProfileを旧Windows機からコピペ
- Google日本語入力をダウンロードしてインストール。
- Google日本語入力のプロパティ変更(日本語入力切り替えをCommand+Space、空白を常に半角に)
- Windows Backup
- Ryzen9 7900X3Dの3D Cacheが有効化されているか確認。
- その他使っているAdobeやCyberlinkなどアプリケーションのインストールや環境設定。← いまここ
最大で120mmファンを8基、または140mmファンを4基搭載可能。
まだ完全に終わった訳ではないけれど、今回はクリーンインストールをしてよかったと思っている。
やはり、折角新しく組み立てたパソコンだから、変な癖を引きずっていて欲しくないし、気持ちよく使いたいじゃない?
16MBの後悔はあるけれど、まぁそれは些細なものってことで諦める。
夜を徹して、新Windows機の環境設定に勤しんでいるのだけれど、パソコンが変わったので、単に旧パソコンから持ってきただけでは動かないものがてんこ盛り。
特にLoupedeckに苦労している。
というのも、Loupedeckのスイッチには「これを押したら、xxアプリが起動する」というような物が多く、そのxxアプリの設置場所が新旧で違うものが多いんだ。そう、旧パソコンではシステムドライブを全く信じていなくて、「C:ドライブが壊れてしまったら助け出せないじゃないか!」っと、積極的に本来ならC:ドライブに置くべきものも外部ドライブに置くようにしていた。
いまにして思えば、アプリケーションプログラムなど、いつでもダウンロードできるのだから、それくらいC:ドライブにおいておいてもなんの支障もなかろうと思うのだけれど、当時は外に出すことに周年執念(*3)を燃やしていたのかもしれない。
そんな訳で、一般的なら"C:Program Files\xx\zz.exe"みたいに指定するべきものが、”D:\Applications\ProgramFiles\xx\zz.exe”みたいなところに変わっている。
つまり、新しいパソコンで使うためには、ボタンに貼り付けているカスタムアクションを書き換えなければならない物が多いのだ。これは辛い。
それ以外にも、動画編集、音声編集、写真加工などのアプリで作業フォルダーを指定していたドライブ(D:とかE:とか)(*2)がいまと違う(そんなドライブは存在しない)(*2)ので警告が出てきたり、やはりパソコンを変えるって言うのはそう簡単なことじゃないね。
それとは別に、最近困っていたのがMS-IMEのでしゃばり具合。
初期の頃はATOKを愛用していたけれど、ある時から「MS-IMEでいいや」となった。
何年かに一度、Ver. upの為にお布施をするのもなんだかなぁって事で、無料で使えるもんでいいじゃないのとなったんだ。
それ以来別に特別嫌な思いはしてきていなかったんだけれど、最近はその変な変換の多さと融通の効かなさ等に辟易としてきて、出た当初は「使い物にならねぇ」と吐き捨てたGoogle日本語入力を使うようになった。
で、新しいパソコンにWindows11をインストールする途中で、日本語入力の選択がある。
そこには当然のように「MS-IME」が選択肢として上がっているのだけれど、これ以外選んだらどうなるの?
他にも「日本語」とか選べそうなんだけれど、どんな動作になるか全然わからん。
仕方なくMS-IMEを選んで、Windowsのインストール完了後にGoogle日本語入力をインストール。それでGoogle日本語入力を規定として使うようにしたのだけれど、これがなにかの拍子に勝手にMS-IMEに切り替わってとても具合が悪い。
Windowsキー+Spaceキーで日本語入力の切り替えになるとのことなので、間違えて押しちゃっているんだろうね。
でも、それが頻繁に起こるのでかなり煩わしい。
でも、MS-IMEを削除したくても、どうやっていいかお手上げ状態。
ダメ元で「Windows11 MS-IME 削除」と検索したら、こんな神様なページがヒットしたよ。
小技:Windows11でIMEを削除する方法(ATOKだけにしたい)
ATOKだとかことえりとか出てくるけれど、そのへんは無視して目的の「Google日本語入力」に脳内変換して読めば間違うことはないだろう。
要約すると
- 「設定→時刻と言語→言語と地域」が日本語「のみ」になっているだろうから、「優先する言語」で他の言語を追加(インストールする)←この後一瞬だけ追加した言語に切り替えるので、理解できる言語(English United State辺りが良かろう)を追加することを推奨。
- インストールした言語に切り替える。「追加した言語に切り替えるにはサインアウト」とボタンが出てくるのでサインアウト実行。
- もう一度ログインして「言語と地域」画面に戻って「優先する言語」を日本語に戻す。またサインアウト。
- もう一度ログインして「言語と地域」画面に戻って追加した言語を削除。
- 同画面の「日本語」欄右の…をクリックして「言語のオプション」選択。最下段に移動。
- あーら不思議、キーボードの一覧に「MS-IME」が表示されているので、右の…から削除を選んで消しちゃえ。