今日は私事で一日が潰れたため、パソコンは殆ど触れなかった。
でも何もしないのは失礼だろうから、そろそろよかっぱいと言う事で、メモリーのオーバークロックを行った。
といっても、単に購入したメモリが元々オーバークロック対応なので、パソコンを再起動してUEFIを起動(再起動時にF2を連打するだけ)し
(UEFI起動後に表示されるメモリ情報。DDR5 16GBメモリが4800MHzで動作中)
OverClockタブを選択して、DRAM Frequencyを「Auto」から
「DDR5-6000」を選択し、Exitで保存終了を選択して終了。
再度起動時にF2連打でUEFI画面を表示させて確認すると、メモリが6000MHz動作になった旨が表示される。
やったのはこれだけね。
これをしたからって劇的な変化はない(と思う)。
シビアな性能を求める、動画編集なり書き出しなり、ゲームをした時に「もしかしてちょっとは違うかも?」と思う人がいるかも知れない。総極論すれば、紅茶1杯にグラニュー糖を1粒入れたかどうかははっきり分かるけれど、10粒入れたのか11粒入れたのかを判定するくらいの難しさじゃなかろうか。なんちゃらベンチにかければはっきりと違いが数値になって出てくるので分かるとは思うけれど、体感的には誤差レベルだと…飽くまでも勝手な感想ね。しっかり体感で違いを感じ取る人はいるかも知れない…まぁ、そんな違いでも、メモリーメーカーが「ここまではOverClockしても大丈夫」と言ってくれているのだから、やっておかな失礼でしょって思ったんだ。
6000MHzに設定してからUEFIを保存終了するとき、自動的に再起動がかかるのだけれど、再起動が始まるまで結構待たされた。
改めてメモリチェックなどが入っているのだと思うけれど、「もしかして起動しなくなった?」と心配したくなるくらい待たされた気がする。小心者だからね。
なので小心者諸君は、同じ気持ちにならぬよう「OverClockパラメタ変更後の起動は時間かかる」と覚えておこう。
CPUクーラーとFF XVベンチ結果
昨日
あとは起きているときにCinebench R23などのベンチテストを稼働させてCPU負荷を高めて様子を見る。
そんなことを1回やった程度ではあまり影響はないけれど、何回か連続して行うと多少温度上昇は見られたけれど、それでも数度上がった程度で心配するようなことはなにも起きなかった。
と書いたのだけれど、ちょいと語弊がある書き方だったかと反省。
実際には、アイドル時のCPU温度は41~43度程度なのだけれど、Cinebench R23を走らせるとCPU負荷が100%になって、温度は一気に85度まで上昇する。
その後何周かベンチを走らせても温度は85~87度で安定している。
ただし、ラジエターファンはほぼ全開で回り続けて結構な騒音を立てる。というのが正しい表現。
実際にCPUを100%負荷で走らせるほど使うことはほぼないと思う。
やったことないので知らんけど、例え負荷のかかるゲームをしたとしても、最大負荷が掛かる場面は早朝時間という訳ではなかろう。将来的に今のパソコンが陳腐化し始めたならそんな状況が増えるかもしれないけれど、今の時点では余程の事がないとそんな事態にはならないと思う。飽くまでも「思う」な。
試しにFF XVベンチを実行してみた。
当たり前っちゃあ当たり前だけれど、1920x1080とか2560x1440の標準画質くらいでは「非常に快適判定(FF XVベンチページから抜粋)
4K画質である3840x2160の高品質にしてみても「とても快適」。
まだ余裕がある。
品質をカスタムにしてDLSSをONにしてみたらスコアが14491「非常に快適」となった。
ならばとカスタムメニューの全てを「ON」「最高」二に(*1)設定してみたが、スコア9457「とても快適」となった。
プレイの目安で言うなら「とても快適な動作が見込めます」とあるけれど、実際4K 高品質にしたら時々背景はフラッシュするし、人物も左右にブレブレしながら的敵(*1)に突っ込んでいったりして、これはGPUの処理がおかしいよなと思える感じ。
楽しく遊ぶなら3840x2160標準画質までが望ましいかな。
で、それぞれのベンチ中のGPUやCPUの所作をタスクマネージャで見てみると
1920x1080程度ではGPU使用率が71%で温度は58度。
これが3840x2160になるとGPU使用率が97~100%で温度が65~67度くらいになった。
840x2160の高品質になっても、DLSSをONにしてももうGPUの性能精一杯使い続けていますって感じで、使用率、温度とも変化はなかった。100%使用ってなっているんだから当たり前だね。ヤマトでもなけりゃ120%まで行くことはないわな。
一応、カスタムメニュー全部ON,最高のときはこんな感じ。
これらの結果から
先程は「実際にCPUを100%負荷で走らせるほど使うことはほぼないと思う。
やったことないので知らんけど、例え負荷のかかるゲームをしたとしても、最大負荷が掛かる場面は早朝時間という訳ではなかろう。」とか書いたけれど、実際には、4K画質の高品質ゲームをするなら、ほぼGPUの性能を常時使い切ることがわかった。
まぁ、そんな状態を「物足りない」と思うには、今現在HP1程度(レベル:ゲームほぼやったことございません)からHP500,000位になるくらいの努力が必要だろうな。多分一生無理っぽ。
あと、最後から2枚のグラフを見れば分かることだけれど、ベンチ中は100%使用率で全開稼働していて、温度が65度前後になるけれど、ベンチが終わった途端に温度は下がりすぐにアイドル状態と同じ42度に落ちている。
一応筐体内の空調はきちんとできていると考えて良さそう。
そして、ベンチを回していてもCinebench R23のときのようなファンの爆音は聞かれなかった。
もしかして、爆音を上げているファンは筐体に付いてきた前後ファンの方か?
もう一度よく確かめなければ…
注)文章が「CPUとGPU混同してるんちゃう?」という書き方になってしまった事を深くお詫び申し上げる。
決して混同している訳ではなくて、CineBenchを回せばCPU負荷テスト、FFXVベンチを回せばGPUテストになるのは分かっている。
どちらも「今後末長く使っていく」ためにはそれなりのパワーが必要であり、CineBenchでCPUがかなり良い成績が出しているし、FFXVベンチではグラボが4K(3840×2160)サイズの標準品質までは破綻なく動画再生ができるという事で好成績が確認できて、しばらくの間はどちらも活躍し続けてくれる事を期待できる結果だったよと言う事だね。
そう理解した上でCPUとGPU両方の成績を確認した次第。
決して「CPUとGPU、1文字しか違ってないから似たようなもんだ」とか思っている訳じゃないんだからね。
因みにFF XVベンチ実行時、CPU稼働率は概ね21〜27%程度だった事を一応付け加えておく。(*2)
*1:2024/10/07 08:52 誤字訂正
*2:2024/10/07 09:02 文章追加