バターベルをポチっ | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

カルピスバターの収納箱がヤワになってしまった事をきっかけに「バターケースを買う?」って考えたのが発端で

 

どうせ買うなら、以前から気になっていたバタークロック(バターベル)を使ってみたい。でも、それなりの値段がするので、まずは実証しましょうって言うのが昨夜の話。

 

で、早速、今日やーらかになったバターをパンに塗ってみたよ。

じじいは幼い頃の思い出があったから「うんうん、これ」って感じだったけれど、妻は初めての経験だったようで「うわー、何これ」ってキャッキャウフフ状態だった。

 

でもさ、ホテルとかレストランとか利用した時に常温の個包装マーガリン又はバターを使った事はあるんじゃね?とは思うけれど、そう言うところで使うのとは簡単に結びつかないものなのかなと思うことにする。

 

兎にも角にも、この柔らかさは感動ものだね。

冷蔵庫から出して少し置いたところでこのやーらかさには到達できまい。

なんの抵抗もなくバターナイフが入っていって、パンにも抵抗なしに塗り広げられていく。

 

じじいの場合、料理に使う時はブロックに切り出すこともあるけれど、パンに塗る時はバターナイフで薄く削ぐように(だってバター「ナイフ」だからな)削り取って、その表面が滑らかに、凸凹ができないように削り取る。

翻って妻は、じじいの努力を嘲笑うかの如く思い立ったところからバターナイフで掬い取っていく。もうじじいの努力はなんだったの?と言いたくなるくらい凸凹にしてくれる。

 

なぜじじいが表面が滑らかになるように使うのかと言うと、単にその方が次に使う時重量を読みやすいからだ。

ダイエットで食事(材)記録をしているので、使うバターも都度重量を計っている。

そんな生活をしていると、自分で削ったバターの重量はある程度目分量でも見当がつくようになる。

ただし、当然ながら「削り取る」作業も、削り取られるバターもある程度一定の条件に揃っていることが前提となる訳だ。

機械を使って同じ所作を繰り返したとしても、その材料の条件が変われば、同じものができるはずがない。

だから、じじいは表面を慣らして、バターナイフを滑らせた時、削り取られるバターの分量が一定になるよう心がけているのだ。

 

しかし、料理担当ではない妻にその思いは通じない。言っていないしな。

元々刃物の扱いにも慣れていない妻は、バターナイフをスプーンのように扱って掬い取っていく。それ以外の使い方など考えていない。

多分に、「こう言う理由でこんな使い方をしてくれ」と言えば理解はしてくれる。それは間違いない。

しかし、理解する事はできるけれど、バターナイフをナイフの如く使うにはそれなりに技術の習得が必要だ。

ナイフを当てる角度とかそう言うやつね。

日本全国の…いや世界の不器用の代表を任せられると言っても過言じゃないと思っている妻にそれはとても難しい試練になると思われる。

今時の人は経験した事ないかもしれないけれど、じじいの子供の頃はすでに廃れかけてはいたけれど、鉛筆をナイフで削る事はあったんだ。下手な人は凸凹に削って、芯も出ているだけで余計に削られ今にも折れそうな物を使う人もいた。不器用な人な。

鉛筆削り機で削ったかの如く、丸く滑らかに円錐状に削っていける人とは大きな溝があるんだよ。

 

その綺麗に削れない人に「綺麗に削ればいいじゃん」「綺麗に削るだけでしょ?」と言っても通じるはずがないよね。

同じ努力をしたけれど、アウトプットが違うだけなんだから。

それはピアノを弾くとか、歌を歌うとか、料理を作るとかどんなことにも言える。上手くできる人はできる。けれど、できない人にはできないんだ。

 

それを「なんで?」と聞くのは間違いだよね。

できない人が「できるようになりたいから努力をする」なら応援する。けれど、できる人ができない人に「なんでできないの」というのは本当に頭の悪いことだと思う。

 

妻に「やって」と言ってもできない。それは間違いない。

だから言わない。

いってストレスを抱えられるより、好きに使ってもらうのが正解。

 

今まではそう思っていた。

でも、このバタークロック(バターベル)があれば、そんな話から解放される。

やーらカイバターの中でバターナイフを泳がせて掬い取るだけになるからな。

 

まぁ裏(?)にはそんな思惑もあって、妻に「バタークロック(バターベル)買わん?」と聞いたところ、「使うならいいよ」と。

 

で、改めてアマゾンや楽天を眺めてみた。

まず、いつものことながら、同じ商品を比べると大半の商品がアマゾンより楽天の方が1,000〜1,500円くらい高い。

「送料無料」をうたっておきながら、その送料を販売価格に載せている形だね。

なので、余程「欲しい」と唸るものが見つからない限り、楽天で買う事はなさそう。

 

そこでAmazonで商品を眺めてみた。

安いものは1,000円を切るものもある。上を見ると20,000円に迫ろうとするものも。

じじいは前々回「ButterBell」と言う物をPickした。

 

これを基準に、これより安い物を眺めてみた。

材料は基本「セラミック」と書いている。要は瀬戸物な。

で、納期が軒並み1週間〜2週間程度になっている。

なんでやねん!と思ったけれど、安いのはほぼ全て中国製みたいだね。

で、中国から発送することになるので、1週間くらいかかりますよってことになるようだ。

更にその取り扱い(発送元)を確認すると、どの商品の取り扱いも星1つが35〜40%くらいの評価。

ただでさえ、今回はバターを収納する容器で、中国製を使うのにはものすごく抵抗があるのに、こんな評価がついているようでは、「安かろう悪かろう」となる可能性が高いと判断し、安いのは視野の外に置くことにした。

 

もう1つ、Amazonで3,900円で販売されていたRadicalnのバターキーバー。

 

大理石で作られているって事より、バターベルより少し安価って事でちょいと注目した。

そして、珍しくAmazonより安い3,860円設定で更に320円オフクーポンがあった。

 

これでもいいかなと思ったのだけれど、こちらは上記バターベルより一回り小さい。

カップに収められるバターの容量が90mlらしい。

机の上に常備することを考えると、小さい事は良いことだと思うのだけれど、これはちょいと小さすぎるかなとパスすることにした。

 

って事で、当初の予定通り「バターベル」を購入。

色は、じじいと妻両方が欲しいと思ったベージュが品切れ。二人とも白は嫌。で、妻はマットホワイトが良いと言っていたけれど、瀬戸物で「マット(艶消し)」ってどうやって実現する?と疑問に思うんだ。

瀬戸物は釉薬かけたりして艶が出るもんじゃないの?

ちょっとそう言うところに冒険はしたくないって事で、第三候補である黄色を選んだ。

9月25日着らしいので、楽しみに待つことにする。

 

バターベルとか、バタークロックとかバターキーパーって商品名なのかな?

その辺深く考えずに書いている。

ル・クルーゼは「バタークロック」だし、メーカー名は知らんけれど販売元がOceanFlyerが「バターベル」で、大理石のRadicalnが「バターキーパー」。一応購入したのがバターベルなので、今後は「バターベル」に統一していくことにしよう。