頑張った。誰でもいいから褒めて…な気持ち | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

普段は、妻とは別の場所で寝ている。

一番の理由は、2人の体感温度の違いだ。

じじいは東京程度の真冬ならTシャツ1枚でほぼ間に合う。

一応カモフラージュしないと色目で見られるため、仕方なく外出時には長袖のシャツを着たり、最近は薄手のダウンコートなどを着たりもしているけれど、内情は汗だくで「こんなもんいらーん」と毒付いているのである。

翻って妻はと言うと、流石に真夏は薄着になるが、秋冬春と長袖を着用し、冬ともなれば7枚くらい重ね着をするのが当たり前。風呂に入る前の脱衣の儀式に「何分かけるんだよ!」とイライラが募るくらいの寒がりだ。

 

真冬はじじいが布団をかけずに寝る横で、妻が羽毛布団をかぶって眠る。

真夏はじじいがエアコンを18度に設定した中で、妻が羽毛布団をかぶって眠る。

以前はそれが普通だったのだけれど、ある時から「別々に練れば、お互い快適な環境で眠れるんじゃね?」と気がついた次第。

 

なので、今は妻が寝室で、じじいはリビングで好みの環境を作って眠っている。

しかーし…

 

しかしである。

 

今までにも何度も公言している通り、世の中の新婚夫婦など「自分たちは世界一幸せ」と思っている可哀想な人たちに立ちはだかる「真の世界一の幸せ夫婦」であるじじい夫婦である。一緒に寝ているだけで疲労回復効果があるのに、別々で寝ていれば、それだけで体力減退などの悪影響があるのも当然。最近の体調不良はそれが原因なのではなかろうか。

 

その証拠に、朝食を作る前に妻がまだ起きる前であることを確認して妻の横に潜り込むだけで元気がかなり回復するのだ。

やはり健康のためには一緒に寝るのが良いと思われる。が、体感温度差をどう克服するか…それが問題だ。

 

って言うのが全くの余談だと気がついた人はえらい。

そう、全くの余談。ではあるけれど、昨夜は久しぶりに妻のベッドに潜り込んだ。

昔は横に潜り込めばピューっと抱きついてきたかわいい妻も、今はベッドに大の字になって眠り、へたをすると侵略者であるじじいを蹴り出そうと攻撃してくる始末。声をかけて初めてジジイと認識して攻撃はやめてくれるけれど、時代は変わったんだねぇ。「真の正解位置の幸せ夫婦」のタイトルは返上すべきだろうか…

 

でも、やはり妻の横で眠るのは効果絶大で2時間半程度しか睡眠時間は取れなかったけれど、元気一杯に朝5時に起きることができた。妻様効果は今も絶大なのである。

 

閑話休題

 

いや、最初から横道にそれておいて「閑話休題」もなかろう。「ここからが本題」と書くのが正解だろうな。

 

ここ数日書いている話題ではあるけれど、金曜は妻を迎えに行く日として、今日明日で散髪に練馬(豊島園)へ行くことと、義父の介護保険負担限度額認定申請」を行わなければならない。

 

さて、のめしこき(新潟方言のなまけもの)のじじいに「みっしょんこんぷりーと!」な未来はあるのだろうか。

 

今日も細かい雑事に終われ、気がついたら午後になっていた。

あわよくば、今日のうちに2つのミッションをと思っていたけれど、それはもう不可能。

ならば、今日は役所仕事を終わらせる。

 

と言うことで、書類をかき集めて区役所へ。

ローカルな話でどうでもいいんだけれど、まずは11階に行って保険の追加申請。

その後で8階に行って義父の介護保険負担限度額認定申請。

書類提出の後で簡単な面接(義父の状態確認)があるのだけれど、担当者可愛かった(セクハラじゃないからな!)

そして最後は2階に移動して義両親のマイナンバーカードについて相談。

特に義父は歩くことも自筆でサインすることもままならない状態であり、文京区役所のHPで得られる情報を読む限り「区役所に直接行くか、自筆で委任状のサインができない人は、対応できない」と受け止められるため、そのほかの手段はないものかと相談をしたんだ。

結果は「あ、そうですか。では」と書類を1枚書いただけであっさり手続きが完了した。

この後、また何やら送られてきて、その書類を記入したのち返送して…と作業はあるのだけれど、兎にも角にもマイナンバーカードの作成は問題なくできる。「どうやったらいいんだよ」と1人で悩んでいたのがカバカバしい。

 

そう、役所仕事はいろいろ複雑怪奇なものが多い。面倒臭いと後回しにしていても小人さんがやってくれる現実はない。

そう言う時は、もう役所に書類を持って行って「これどうしたら良い?」って聞くのが一番。

懇切丁寧に教えてくれるし、場合によっては1人で悩んでいたら絶対に思いつかない解決策を提示してくれることもある。

 

先日も自分が順番待ちをして座っていた時に、窓口で「なんだこのヤロー」とか「なんでそんな面倒なことしなくちゃならねーんだよ」とか「また家に帰って印鑑もってこいっていうのか。てめー」とか耳を塞ぎたくなるような不快な叫びをあげていたおっさんがいたけれど、役所に行くのに印鑑も用意していないのは役所の職員のせいではなく、お前の怠慢だろとかツッコミどころ満載。

どんなアホが来ても、そのアホさ加減に合わせてレベルを落とせない。そしてその書類の効率が良いかどうかは別として、今あるシステム上間違いの無いように身分証明を行なったりするのも当然だし、自分の思い通りにならないからと当たり散らすのも筋違い。そんなこともわからないお子ちゃまは1人で役所に来ちゃいけないよ。大人になってから出直しておいでね。と思うんだけれど如何なものだろうか。

 

よく公務員は「税金ドロボー」なんて言う古いフレーズがあるけれどさ。なんて言うか公務員がと言うより、結構上の、いわゆる「権力を笠に着る」ことを覚え出した輩には当てはまる言葉かもしれない(古い話だけれど、都庁の庁舎新築イベントでは、当時の最新ノートパソコンがそのイベントのために何十台か新品が用意されて、そのイベント終了後に廃棄となっている。無駄に豪華すぎる建物や、何万、何十万もする椅子や机などを揃える必要はあるのか、それも税金でと思うと、ちょいと疑問も湧くし、前述のようにイベントのためだけにノートパソコンを何十台も使い捨てるのを見るとアホちゃうかと思わざるを得ないよね)けれど、普通に働く職員さんは本当に一生懸命やってくれていると感謝の気持ちでいっぱいだよ。

 

だから、じじいは平身低頭常にありがとうと言う気持ちで接するし、本当に「お忙しいところすみません」「本当に助かりました」「ありがとうございました」は言うようにしている。当たり前すぎる話ではあるけれどな。

じじいは最近頻繁に役所のお世話になっている。

だからこそ思うのだけれど、役所の対応で「このクソヤロー」と思うようなことは最近ほとんどないな。

皆無とは言わないけれど、ほとんどないと思う。

と言うか、普段が1人ではどう書いていいかわからない書類を教えてもらいながら埋めて行ったり、どうしたら良いのかわからないことを相談に行って、適切なアドバイスをもらったりと本当に感謝することに溢れているので、些細な、イライラしている時だったら「コノヤロー」と思う案件も「まぁまぁいいじゃないのー」になってしまっているのかもしれないね。

要は「気の持ちようだよ」って事なんだろうな。

 

やはり心に余裕を持つことが楽しく生きる一番のコツってことかな。

そんな事をこんなじじいになってから思うなんて、なんと勿体無い生き方をしてきたのだろうと反省だね。

 

さて、掲題の改修だけれど、今日の区役所での作業は「義父の介護保険負担限度額認定申請」だけの予定だった。

けれど、その書類と一緒に、同じく区役所へ申請しなければならない義両親用の届が2通あった。更に以前から義両親のマイナンバーカード申請どうしよーって問題もあった。

それらを全て今日片付けることができた。

これってじじい頑張ったんじゃね?

褒められて然るべきじゃね?

 

まぁ妻に褒めてといえば、感情のこもっていない声で「頑張ったねー」と頭くらいは撫でてくれるかもしれない。

いや、妻の褒め言葉に慣れすぎて、「そんなの普通」としか思えなくなっているじじいがいるだけかもしれないが。

 

ここに書いたから満足しておく。

じじいは頑張った。

これを糧に明日も頑張る。

 

明日は、地下鉄で池袋に行って床屋のお母さんのお見舞いを買ったのち、床屋に行って見舞いしつつ散髪。

池袋に車で行くと駐車場を探すのも、駐車場代金も大変なことになりそうなので、池袋に行くのは地下鉄で決定。

その後、西武池袋線か東武東上線で豊島園まで行くのが良いのか、それとも一度帰宅して車で行くのが良いのか悩むところだ。

 

豊島園に住んでいた頃は、常に西武線を利用していたので、バスで成増まで行くと言う珍しいルートを使ってみたい気持ちもあるのだけれど、バスって結構本数が少ない気がするんだよね。流石に1時間に1本とかではないと思うけれど、いつも「バス待ち長すぎるー」って思っていた記憶がある。

 

兎に角、明日は絶対散髪する。

他に何もできなくても、散髪だけは絶対に終わらせる。

それさえできれば、あとは寝ていてよし。

ご安全に!