北九州市に住む友人からLINEがきた。
内容はXの「北九州のソウルフード「資さんうどん」が東京で期間限定出店!」と言う記事を教えてくれたものだった。
その場で飛び上がって叫んださ「うぉー!やったね」ってな。
レストランを借りての出店というから、九州で食べる時と同様、うどんの他に牛丼やカレー、おでんやぼた餅なども食べられるのだろうか。
7月13日から15日の3日間というから、その間は3食資(すけ)さんうどんで食うのだぁぁぁ!
ごぼ天・しいたけうどん、まる天うどん、肉うどん…どれであってもじゅるるる
一緒に食べるおでんやぼた餅にじゅるる
もつ鍋なんかも食べられたら、どんなに暑い日でも汗だくになって体重が10kg減ったとしても幸せだろうな。いやむしろらっきー?
すぐに妻にもその旨を伝えたよ
「7月13日から3日間、資さんうどんが神田に出店だって。いくよね?」ってね。
帰ってきた妻の答え
「その日…北海道行く日…」
…え?
…え?
…今の日本語? 何を言っているかわかりませーん
…ええええええ?????
なんでやねん
すぐに言ったさ
「北海道行きキャンセルしよう」
今なら新日本海フェリーのキャンセル料は200円で済む。
北海道は来年もいけると思うけれど、資さんは…いや、資さんも来年あるよな。東京では食べられないかもしれないけれど。
この辺りでようやくパニックから少し落ち着いた。
残念ながら、じじいが東京で資さんうどんの行列に並ぶことはできなさそう。
だから少しだけここで宣伝しておく。
北九州のうどんは「讃岐うどん」の幟を掲げているけれど、讃岐うどんのような腰はない。
ゆるゆるのうどん。だからこその午後しがすごく良い。そして汁がうまい、
資さんうどんは肉うどんが売りかもしれないし、九州のうどんと言ったら「丸天」と言う人も多い。けれど、じじいは「ごぼ天うどんに椎茸トッピング」が一番のおすすめ。
ジョイフルなどでもごぼ天のサイドメニューがあるようにごぼ天は結構九州ではポピュラーなメニューに思うけれど、うどんのトッピングとしては各店様々なこだわりの形があって、九州に旅行に行った時にはうどん屋でごぼ天食べ比べも面白いんだ。
そんな背景がある中、じじいは資さんうどんのごぼ天がいちばん好き。
椎茸も九州らしい甘い醤油に煮込まれた椎茸の食感がうどんとすごくよく合う。
じじいは今はそんなに大食いでもないので、うどん1杯で十分お腹いっぱいになるけれど、働き盛り、育ち盛りの人には物足りないかも知れない。そんな時は牛丼やカツ丼、カレーなどとの組み合わせもできる。どれもすごく美味しい。
九州を感じたいなら、ぼた餅(おはぎ)と一緒に食べるのもあり。
関東近辺の人は「えー?」と思うかも知れないけれど、山口や北九州ではごく当たり前の食事風景だ。
あと、助さんうどんのおでんも、尖ったところのない「何を食べても美味しい」「何を食べてもホッとする」味でおすすめ。
ちなみにじじいが九州(いちばん近いところなら山口県の下関店)に行ったなら、まず資さんうどんに飛び込む。
そして「ごぼ天うどんに椎茸トッピング」を頼み、カウンターに行って皿を取り、おでん(大根、ちくわなど気がむくまま3〜4点位とっておでんを精算して机に戻る頃には、運が良ければうどんがくるので、おでんを堪能しつつうどんを啜る。
お腹が減っている時はそれに牛丼を頼むかな。
冬の寒い時は煮込みうどんもいい。
今回の東京出店がどのような形になるのかしらんけれど、どうか九州の店をできる限り再現してほしいな。
そして、資さんうどんの東京進出がどうか早期に実現することを願ってやまない。
美味しいうどんを、美味しい食事を楽しみたいと思う方は、どうかじじいの代わりに資さんうどんを堪能してきてほしい。
悔しいから、北海道から帰ったら九州に資さんうどん食べるためだけに行ってこようかな…