危険運転とは… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

「危険運転」「暴走行為」と聞いて思い浮かぶのは…

  • 極端な速度超過
  • 追い越し禁止車線無視
  • 方向指示を出さない、直前で出す
諸説あるだろうけれど、私的にはこれが3大暴走・危険行為かな。
 
でもね、最近全く違うパターンの危険行為を見てしまったんだ。
それは、義母を乗せて検診に向かう途中だった。
 
言葉を美化して表現すると「制限速度を守り、信号や交差点での安全運転をきちんとしている運転をする人」って事になるんだろうけれど、それでも危険運転なんだよ。
 
それは「制限速度が30km//hでも50km/hでも30km/h未満で走行し、信号が青になって前の車が走り出しても(先頭だった場合は走り始めるまでに)10秒以上を要し、交差点を左折する時は、歩行者がいなくとも歩行者用信号が赤になるまで動こうとしない」運転なんだ。
 
運転をする人は道路の状況、数台前までの車の動きなどを目に入れて、それらがどうなっていくか予測しながら運転をしているはず。
予測はあくまでも予測で、全てが的中する訳じゃない。それをきちんと理解しつつも、いくつかのパターンを予測して備えていくという感じかな。
 
多少のイレギュラーはあれども、その予測のリズムをとりながら運転をしているんだけれど、例えば「数台前の車が左折しようとしている。こちらは優先道路だし、歩道に歩行者はいないから、スムースに左折できそう。ならば私はアクセルから足を離す程度でブレーキは踏まずに進めるね」と予測していたのだけれど、前の車がブレーキをかけて減速しやがった。なんやねん!と思って状況を確認したら、数大前の車が左折しようとした道にこちらに合流したがっている車がいて、本来ならこちらが優先道路だから、その車が邪魔にならないようにしなければならないのに、図々しくも強引に前に出てきた結果、本来優先であるはずの左折車がブレーキをかけて止まらなければならない状況になってしまったなんて状況だ。
そんな状況もあり得るのはわかるけれど、予想外といえば予想外。リズムが崩れてびっくりする。
 
多くの場合、そんなリズムが崩れるような事象はそんなに多くはない。
 
けれど、遭遇した車は50km/h制限の道路でも30km/h程度しか出さないし、その速度も一定ではない。アクセルを一定の開度で踏み続けられないのか、アクセルを踏んだり離したりしているようだ。ただでさえ遅くてイライラするのに、速度を合わせてアクセルを踏んだら前の車が減速して車間が詰まってくる…イライラしそうでしょ。
更に信号が青になっても前の車が走り去っても動こうとしなかったり、歩行者がいないのに動こうとしない…ずっと運転のリズムが狂わされ続ける状態になっちゃうのはお分かりいただけるだろうか。
 
近づくのは危険と判断し、車間距離を多めに取って走り、2車線道路になったところでその車を追い越した。その時に運転している人を見ると、70〜80歳くらいの老人男性だった。
「運転免許返上してくれよ!」と心で祈っちゃったよ。
 
まぁいくらリズムを狂わされるからと言って、こちらが無謀運転をするのは筋違いだわね。危ないと思ったら追い越してしまうか、別の道をいくか、どこかに立ち寄って距離を取るのが正解。君子危うきに近寄らずって奴だね。
 
「免許返上して」と願いはしたけれど、公共機関の充実した地域ではあるけれど、それでも自家用車が便利な状況はあるんだよね。
この時の私も高齢の義母を検診に連れていくために車を運転している訳で、若ければ公共機関を使うのになんの苦労もないけれど、年寄りには公共機関に乗るまでが大変な道のりって事もある。頻繁に通院の必要があるのに毎回タクシーに乗れるほど裕福な人ばかりなら問題はないけれど…ってね
 
だから、免許は返納した方が良いのは重々承知しているけれど、そうしちゃうと生活が立ち行かないって事もあるし、返上すべきかもう少し粘るべきか見極めが微妙で悩むとか色々ありそうだ。
 
私も免許返上を考える年齢まではもう少し余裕があると信じたいのだけれど、いざそんな兆候を見つけてしまった時どれだけ潔く行動できるだろう…
ちょっとそんな事も考えてしまったよ、
 
兎にも角にも、こちらがそんな運転に出会って「イライラ」する時は、逆に相手は「あおられている」と恐怖しているかもしれない。そしてどんな理由であれ「あおり」は正当化できない。
 
もし、相手の運転にイライラするなら
  • 道を変える
  • (安全に)追い越す・追い抜く
  • 距離を開ける(コンビニなどに立ち寄る)
  • あきらめる
このいずれかを選択するべきだ。
「相手にも理由がある」…どんな時にもそれを心にね。