ビスキュイテリエ ブルトンヌ | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

お世話になっている方へのお土産として、伺う時にはいつも「ちょっといいチョコレートを少しだけ」(「逃げるは恥だが役に立つ」で風見さんが言った台詞)に影響されたのか、「ちょっといいお菓子を少しだけ」お土産に持っていくようにしている。マンガ侮るなかれだよね。
 
福砂屋さんのキューブは、箱のデザインが毎月のように変わるので、これを必ず2個(だいたい2種類ずつ箱のデザインがあるので)、それとその日目についたお菓子を選んで持っていくことにしているんだ。
 
今回選んだのは、ビスキュイテリエ ブルトンヌの池袋東武店限定のガトー・ナンテ(無花果とキャラメル)ともう(*1)ガトー・ナンテをもう1個(何を買ったか忘れてしもーた)、そして池袋東武店限定のクロッカン・エクレール(ラムレーズンとバタークリーム)
 

 

 

当然、送った菓子と同じようなものは奥様にも献上している。

奥様用に購入したのは、福砂屋キューブ、そしてビスキュイテリエ ブルトンヌのガトー・ナンテ(無花果とキャラメル/三種のなんちゃら)、そしてクロッカン・エクレール(ラムレーズンとバタークリーム)、更にフィナンシェ。

 

ガトー・ナンテはこんな箱に詰めてくれる。

 

中を開けるとこんな感じで詰まっている。

店でガトー・ナンテをショーケースから取り出して、ナプキンで包む姿をうっとり眺めてしまった。こういうところの美しさも商売になるんだねぇと実感。

 

クロッカン・エクレールは12時からの販売だったけれど、数分フライングして売ってくれた。

六花亭の店舗限定販売のサクサクパイ(時間が経つとサクサク感が失われるため限定販売されている…昔は帯広限定だったけれど今はどうなの?今もあるの?)のような感じかと思ったけれど、賞味期限は数時間ということもなく…それでも早く食べる方が美味しいように見える。どうなんだろうな。

 

フィナンシェ…フィナンシェとマドレーヌに目がないんだ。

あるとついつい買ってしまう。

バターが滴り落ちそうなフィナンシェ。絶対ダイエットの敵!なのに。

エシレのフィナンシェも「バターの塊じゃね?」とまでいうと大袈裟だけれど、すごくバターの風味が効いて、バターが滲み出すんじゃねえかと思うくらい美味しかったけれど、こちらも負けずに美味しそうな匂いがぷんぷん漂ってきた。

 

 

ガトー・ナンテを食べてみると「うまい!」の一言に尽きる。

果物をしっかり生かして、生地はしっとり柔らかで、幸せを感じるよ。

 
こちらの三種のなんちゃら(ごめん)のガトー・ナンテは、結構大きな果物が埋まっている。味が微妙に変わってワクワクしながら食べられた。
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フィナンシェは2つ買ったので、1つはそのまま、1つはオーブントースターで温めてから食べてみた。

冷えたままでも美味しいけれど、個人的には絶対に温めた方が美味かった。

バターが染み出してくる。風味が倍加する。絶対におすすめ。

上の写真のフィナンシェは冷えた状態、下のフィナンシェは温めた状態。

バターが染み出したと言いたくなる状態がわかるといいな。

 

写真は先に今朝位掲載(*2)したので割愛するけれど、クロッカン・エクレールも控えめなラムレーズンと濃厚なバタークリームがよくあっている。

エクレールの外に張り付いたナッツの食感と相待ってリピートしたいリビドーに浸された。

 

妻に「どう?」と聞いた。

予想通り「リピート大歓迎」との答え。

さすが妻。意見は一緒だ。

値段も、ガトー・ナンテが340〜430円、クロッカン・エクレールが320円、フィナンシェが200円(1個の値段)と庶民の味方なので、是非近々リピートしたい…いや、絶対する。

 

店舗情報を見ると、店は大阪本店(阪急うめだ本店)の他は、池袋東武店、渋谷ヒカリエ店、新宿小田急店と3店が東京に集中している。

店舗限定菓子が2種類くらいずつあるんだけれど、本店のある大阪は1店の味しか味わえないのに、東京でなら3店舗の味を一気に楽しめるというのも申し訳ない気持ちになるけれど、これは利用しない手はないな。

 

しかし…池袋東武と新宿小田急は問題ないけれど、渋谷は全然わからないぞ。

会社勤めをしていた頃…ちょうど副都心線が和光市から渋谷まで全線開業した頃(2008年6月らしい)取引先が渋谷だったので大いに副都心線を利用させてもらい(開業当初は、多分に定期購入の関係で簡単に通勤経路を変更できないためか通勤客が少なく、ラッシュ時でも余裕で座れるくらいガラガラに空いていたんだ)渋谷に通勤していたけれど、すぐに家にも帰れなくなるくらい忙しくなったので、結局「せっかく普段は無縁な渋谷に通勤しているんだから、渋谷で遊ぶぞ」という目論見は果たせず、また、駅前の再開発で色々な建物を壊し始めていたその頃が渋谷に行っていた最後の時期なので、今時の渋谷は全く土地勘がない)。

 

方向音痴の私でも、ヒカリエにたどり着けるんですかね?

東急文化会館跡地に建っているなら、わかりそうなものだけれど、鉄路もホームの位置が変わったとか言っているし…怖いな。でも、挑戦するのはありだよな。鉄ヲタの妻に同行して貰えば成功するかな。

 

でも、たとえ渋谷の地に舞い降りることができたとしても、そこからシブヤヒカリエ間での間を歩けるか…人混みに酔っちゃわないか心配だよ。

上京してきた年、初めての住処は戸越だと以前も書いたけれど、住宅地の戸越から都会に出かけるには、中延駅から浅草線で五反田に出るか、東急線でを乗り継いで目黒に出るか、自由が丘経由で渋谷にでるかそんな選択肢しかなかった。

で、渋谷に初めて行ってみたら、あまりの人混みで、そのワシャワシャ動く人並みがGの行進に見えて逃げ帰ってきたんだ。その時以来渋谷が苦手なんだよ。懐かしい思い出。

 

まぁ、そんな私でも渋谷行きに挑戦して、都内の全店の限定商品を食べてみたいと思わせるほどに美味しかったってことだ。

こんな時は「東京に住んでいてよかった」と思える数少ない時なんだなと思うよ。

そんな数少ない幸せをじっくり堪能させてもらおう。


*1:2023/05/03 03:55 冗長削除

*2:2023/05/03 03:58 誤字訂正