iPhone14Proとデジカメ… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

先日、iPhone14が発表・発売されたね。

知らん内に発表されていて、「買わんかね?」とメールが来て初めて気が付いた。

 

改めて、何が変わったの?と眺めてみたけれど、カメラの解像度は結構上がったように見受けられるけれど、それ以外さしたる変化はない。あ、Proなら画面上部のDynamic Islandと言う物が新しいのかな。

 

私は昨年、「もうジジイだし、これが最後の贅沢なんじゃないかな」と思って、iPhone13ProMaxを購入した。

 

メモリ1TBなんて買ったけれど、余りまくっている。

でも、これは誤算があって、本来はもっと写真や動画を撮る予定でいたのだけれど、思う程にカメラの性能が良くなくて(私が使いこなせていないだけなのだろう)、どうも動画をこれで撮ろうとか、もっと積極的に写真を撮ろうという気持ちにならない。Xperia1IIIやFujiFilm X100Tをついつい頼ってしまう。

 

今回もあぶく銭が入金されたって事で、TANNOY Ardenのエッジ貼り換えだとか、妻のGrandSeikoのメンテだとか、いろいろ金のかかる事をやっているんだけれど(余談だけれど、妻の腕時計の電池交換、それに加えて竜頭の交換だとか、様々なメンテも入るし、どうもバンドの交換も必要だったらしいという理由もあるけれど、結局総額ほぼ6万円!…この腕時計を持ち続けるのは貧乏老夫婦にとって正しい選択なんだろうか…)、稟議をあげたいものの一つに、デジタルカメラの買い替えと言う物があるんだ。

 

今使っているデジタル一眼レフは、15年も前に買ったNikon D300。

まだまだ使えるけれど古さは否めない。

フィルムカメラの時代は、フィルムとレンズが性能の全てと言っても過言じゃなかった。でも、デジタルは、レンズはタコでも本体のエンジンが優秀ならそれなりの画にしてしまう。要は本体が性能の肝になっている。なので、15年落ちのカメラって言うのは、本当に周回遅れも甚だしいって事…まぁ、それを「味」として、楽しむのもありだと思うし、別に全然撮れない訳じゃなく、「今時のカメラなら、何も考えず苦労せずきれいな画が撮れるのに、俺のカメラは一生懸命頑張ってもその足元にも及ばないような画しか撮れない(俺の腕じゃさ)」と言う悲しい腕のなさを見せつけられる結果を見るのが辛いという場面に直面させられるというだけの話なんだけれどね。

 

でも、考えてみれば同じ時期に発売されたNikon D3なんかは未だ高値で取引されているし、戦前のカメラであるバルナックライカなんかも一定のファンを得ている。そこまでコアでなくとも、未だフィルムカメラを愛好する人も多い。

 

自分の趣味として納得できれば「何年前のカメラ」なんて事は重要じゃないって事だ。

 

ただ、今までにも幾度も書いてきたけれど、この7年くらいの間に2度車にぶつけられて、むち打ちから手の神経を傷めてしまって、重いものを持つことが辛くなってしまった。結果、デジタル一眼レフに400mmの望遠レンズなんて重量級を持つことが大変…まぁこんなレンズは元々三脚に固定して使ものだから良いんだけれど、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4GとかAI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED辺りをつけると重いのは事実。

 

 

だから、できれば一眼レフカメラを買い替えたい。

でも重量を軽くしたいなら、デジタル一眼レフカメラよりミラーレスカメラだろう。

 

レンズをそれなりに持っているので、NikonのZシリーズを買えば、マウントアダプタ経由で今のFマウントレンズを使える。

 

しかし、折角フォーマットが変わる新しく軽いカメラにするのに、レンズが大きく重いFマウントで、更にマウントアダプタが必要となるのでは、Zシリーズを買う意味があまりないようにも思う。

 

かと言って、CanonやSONYなどのカメラはどうかと触ってみるも、長年Nikonのカメラを使ってきただけに、NikonのZシリーズならさほど迷わずボタンの位置に指を動かせるけれど、他社カメラではまずそこから学習し直しだ。そして、当然の如く他社カメラボディを買った場合、手持ちレンズは無い。ボディと一緒に買うであろうレンズしかない状態ではじめる事になる。

 

では、今の経済力、年齢などを考慮して、他社ボディを買った場合、カメラを持てなくなる年齢(体が動かなくなったり、眼が悪くなったり…様々な要因が考えられるし、いつまでも金があると思うな貧乏人なのだ)を考えると、果たしてどこまでレンズを買いそろえられるか甚だ疑問だ。

 

基本セットの様にして売られている、24~105mmとかそんなズームレンズ1本しか揃えられないのであれば、私はわざわざミラーレスカメラだの一眼レフなんて買う意味がないと思っている。レンズ1本なら、別にiPhoneで撮影するので十分。贅沢をするにしてもコンパクトカメラで良い。

 

少なくとも、今の内のレンズは腐っても(古くとも)ほとんどがEDレンズだ。

マウントアダプタを取り付けると70mm程レンズが前に飛び出す形になるけれど、これを受け入れれば今までの資産が使える…となると、やはりNikonしかないかなぁ。

 

とは言いつつ、殆どのカメラボディは30万円を超える価格…

私としては、今度買うとしたらフルサイズ(FXフォーマット)にしたい。

それを満たして手ごろな値段と言うと、Z5しか選択肢がないんだよね。

 

欲を言うと、Z fcのようなフィルムカメラ時代のボディを模したカメラが欲しいけれど、残念ながらこれはAPS-cサイズ(DXフォーマット)。「その内フルサイズのが出るんじゃね?」とも言われているけれど、多分、値段的に折り合わないだろう。

 

デジタル一眼レフのDfも候補に入れられるかもしれない。

既に発売中止の物なので、程度の良い中古を探す必要があるけれど、この手のカメラがホッとするって言うのが年寄りの証拠なんだろうな。

 

…カメラを買うような話が続いたけれど、ここまで書いて思うんだけれど、Z5とか中古のDfとかを買うとすると、大体相場が15万円位。

 

で、もしiPhone13ProMax(メモリ1TB)をAppleの下取りに出して買い直すと、下取り価格は10万円だそうだ(中古買取屋だともう少し高額を提示しているところもある)。だとしたら、デジタルカメラを買うつもりになって、そのお金を足してiPhoneを新しいものに変えるって言うのもあり?

 

…13ProMaxでちょっとカメラ性能(特に被写界深度とか、測光モードとか)に不満と言うか落胆があったので、それも躊躇しちゃうんだよね。もし、iPhone13ProMaxで「これさえあれば、カメラなんて買う必要ないじゃん!」と言うくらい感動していたら、迷いなく14への買い替えを決意していたと思うんだけれどね。

 

さて、これも今後どういう道を辿るんだろう。自分もワクワクしている。