昨日、「目から鱗~」を書いた。

 

「計画の時には必要だった10Gbps対応のスイッチングハブが、今時点での設備では不要なんじゃね?って今頃気が付いた」って話。

 

それに対して、親切にも「カテゴリ6でも55m以内なら10Gbpsの通信が可能だよ」とコメントで教えていただいた。これぞ目から鱗!(ありがとうございます)

 

うちは何度も公言している通り、「ちょーウルトラスーパー狭小住宅デラックス」(修飾は全て「小さい」にかかる)なので、どこをどう引き回しても55mなんて地の果てより遠い距離に思えるので、壁内配線を買えずとも10Gbpsの恩恵にあずかれるという事だ。

 

配線はONUからホームゲートウェイに繋がり、そこからスイッチングハブを経由して各部屋(クローゼット内とか洗面所などにも)の壁コンセントへ配線している。

 

家を建てた当時からauひかりに変更するまでは、アイ・オー・データ機器のETG2-SH16Nと言う16ポートの1000Base/Tスイッチングハブ経由で各所と接続をしていたのだけれど、auひかりの10Gbps回線を契約した時から、そのETG2-SH16Nの代わりにTP-LINKのTL-SX105を設置したんだ。

 

先のコメントを拝読するまでは「今現在は自分が使うPC分しかカテゴリ6Aに変えていないので、他は最大1Gbps。なので1000Base/Tのスイッチングハブで問題なし」と思っていたのだけれど、これが「家中どこでも10Gbps通信ができてしまう」と言う事になった。(私は仕様を読み違えて55mまでなら1Gbps通信が可能と思っていたんだ)

 

当然ながら、間に1000Base/T(最大1Gbps)のハブなどを介してしまうと、そこで速度は制限されてしまうから、TP-LINKのTL-SX105の存在は大きい。このスイッチングハブを使う事で、10Gbpsのまま4か所までは信号を送り届けることができる訳だ。

 

と言う事で、今日もまた配線のし直し…

 

今回は欲張って、ONU、ホームゲートウェイ、スイッチングハブの3台を2つの冷却ファンで強制空冷する配置を考えてみた。

 

下段はホームゲートウェイと冷却ファン。

上段はONUとスイッチングハブと冷却ファン。

 

ホームゲートウェイの位置が昨日と入れ替わっているのは、カテゴリ6AなどのLANケーブルは本来機器ボックス内に収めた機器に配線する前提でケーブルを出しているので、あまり長さの余裕がないため、スイッチングハブを下に置くと結線が厳しいという現実のため。

 

元々このジョイントラックはスイッチングハブと冷却ファンを置いた時の幅が丁度良いと確認して採用した物なので、そこに更にONUを置くスペースは本来ない。

ではどうしたのか…以前ダイソーで購入した小型のブックエンドの(本来なら)仕切り板となる部分を下にして棚板の短辺から外側にはみ出るように置いて結束バンドで固定。ブックエンドの(本来なら)底となる板とジョイントラックの支柱に挟む形でONUを置いたんだ。

 

下から見るとこんな感じ。結束バンド1本で止めている。上にはスイッチングハブが乗るし、ONUも重量物ではないので、結束バンド1本でも問題なく受け止められると思う。

 

ラックの外側はこんな感じにブックエンドがはみ出している。

 

そこにONUを載せるとこんな感じ。そしてジョイントラック内では、しっかりスイッチングハブが鎮座するので、ブックエンドが落ちる事はないだろう。

 

冷却ファンは、下半分より少しすくない程度がスイッチングハブに覆われる。うまく行くなら、その部分に発生した風は、スリットを通ってスイッチングハブの中に導かれたらラッキーだ。

それ以外のファンが起こした風は、スイッチングハブ上面に発生した熱を動かしてくれる。その先にONUがあって、ONUの熱も一緒に奪ってくれたらラッキー…二兎を追う者は一兎をも得ずというけれど、できれば子兎2匹程度だからつかまってくださいと祈る次第。
 

最後にタイラップ(結束バンド)のはみ出し部分を切ってきれいにして

 

配線図を刷新してラミネート

取り敢えず、これで通信環境関連はひとまず一段落としてクローズする。

 

次は少しほとぼりを冷ました後、1階に10Gbps対応のルータを導入して速度向上を図ろうと思う。が、妻の注意を他に向けるため、暫くはおとなしくやり過ごす事に…