SwitchBotの温湿度計プラス(model 2201500)を導入して数日が過ぎた。
リビングのエアコンが部屋の大きさより能力が小さいのか、それとも取り付けがいい加減だったかは何とも言い難いが、兎にも角にも室温30度を超えたリビングで、リモコンの温度設定を20度に設定したとしても、温度は大して下がってくれない。30度前後を保ったままだ。
幸いな事に寝室のエアコンはまともに動いてくれて結構涼しくなる(寝室兼台所なので、野菜などを置いている。なので高温のまま放置しているとすぐに野菜がダメになるし、ゴミも臭気を放ち兼ねない(防臭袋を使っているけれど、全てをカバーできるわけではないので)。なので、うちにあるサーキュレータを2台使って、寝室の冷気をリビングに送り届ける事で室温が1~2度下がってくれることを発見し、今年はこれでやり過ごす事にした。
そんな中で前回にも書いたけれど、試行錯誤した結果、
「30.5度を超えたらエアコンを28度設定で起動する」と言う起動トリガー
「〇〇時になったらエアコンを停止する(○○は01/05/09/13/17/21)」と言う停止トリガー
を設定した。
某月某日の温度と湿度の変遷グラフ。
5時から9時の間に不審な動きがあるので、ここは手動でエアコンを止めたのかもしれないけれど、基本停止トリガーの時間にエアコンが止まるとすぐに温度が上がり始め、起動トリガーの温度に達するとエアコンが動いて温度が下がり始める…そんな動向が見て取れる。
何となくうまく行ってんじゃね?
そう思っていたのだけれど、今日は暑いと言えば暑いのだけれど、うちの設定ではエアコンが起動する温度には達していなかったんだ。
私は最近テレビをほとんど見なくなった。自分が1人でいる時、テレビをつけている時間は1週間で1~2時間程度だろうか。もしかしてもう少し少ないかもしれない。が、テレビっ子の妻は帰宅して部屋着に着替えたら取り敢えずテレビをつける。寝室に行ってもまずはテレビをつける。それが習慣化しているかのように見受けられる。
で、リビングでテレビを見る時、テレビは普通のテレビなのでテレビ用チューナーは内蔵されているのだけれど、最近は「テレビを見る=タイムシフトレコーダに録画された過去番組を見る」と言う形が定着している。
リアルタイムでどうしても見たい!と思う番組は年に数本程度だろう。後は、タイムシフトで後から見直す事で、CMを飛ばす事ができるし、見たいときに見れるし、まぁ何かと気楽なんだよね。
今日も妻はルーチンワークをこなしていた。
違ったのは、暫く番組を見ていたら、再生した番組が突然停止して、「システムエラー」が表示されてしまったんだ。
「時にはそう言う事もあるか」と電源ボタン長押しでシステムリセット。
改めて番組を再生した。
それから暫くしてまた「システムエラー」…
これは何かあるかね。
第一に考えられるのは、うちのタイムシフトレコーダーは2013年10月発売の製品なので、ほぼほぼ10年選手。もういつ寿命を迎えても文句は言えない古さだね。ついにその時が来てしまったのかもしれない。
でも、もう1つ考えられるのは、今回もまた「熱暴走」…
家では重量級のオーディオラックの中に2台のタイムシフトレコーダを積み重ねる形でおいているのだけれど、今回システムエラーを起こしたタイムシフトレコーダは上に積み上げている方。
下のタイムシフトレコーダも常時動いていて熱を発しているし、上下巻の隙間もそれほどないから熱は籠りやすいかもしれない。
2台体制になったのは昨年春からなので、暑さについては昨夏も経験しているはずだけれど、その時に熱暴走する事はなかったんだよね。
一応熱暴走を疑って、本体に手を置いて見るとかなり熱くなっている。
これはもしかしてと思って、無印良品の旧型デスクファンをタイムシフトレコーダに向けて回してみたら、すっかり放熱され、動作も安定した。
ただ、この放熱目的のためだけにこのファンを使うのは勿体ない…と言うか一生懸命回り過ぎで、それなりに騒音も気になる(静かだけれどね)。なので、妻と相談して、放熱用にファンを買う事にした。
パソコンの筐体などにつけるファンを単体で動くようにした物が2つ連なる形になっている。
これをラック裏面に吸気方向に取り付けるか、ラック側面に吸気方向に取り付ければ良かろう。ラック自体は重量級のA級アンプを設置することなども考慮されているため、前後左右に大きく隙間があるから、今回のように積み上げたりしなければ、基本放熱に苦しむって事はない筈だ。と言うか、エアコンがきちんと室温を下げてくれたら、こんな心配はしなくて済むって事なんだ。
動くものを交換するのは勿体ない…そんな貧乏くさい考えに囚われていると、こんな形(本来快適に過ごすためにはエアコン1つで良い筈なのに、サーキュレータ×2台と扇風機も必要だし、機材の熱暴走を抑えるために冷却ファンが必要だし…)でどんどん無駄な出費が増えていくよって良い例かもしれないな。
あと、4時間毎にエアコンを切るトリガーを入れていたけれど、それは寝室だけで良かろう。
リビングは基本人がいるし、そこまで細かく自動制御をする必要はない。暑ければ手動でエアコンを起動するし、涼しくなれば手動でエアコンを停止するくらいはする。だから9時と13時のオフトリガーを無効とし、日中は「一度温度が基準を超えたら付けっぱなしで良いじゃん」設定にしてみた。これで熱暴走の危険を少しでも減らせればと言う思惑だ。
また、起動トリガーも「30.5度になったら28度で起動」を「29度になったら25度で起動」に変更してみた。
やはり30度は暑いのだ。少しでも早く涼しくしてくれ…と言う切なる願い。
さてさて、どうなっていくんだろうねぇ。