一昨日スーパーでマグロのあらが安かったので、余り後先を考えずに購入したら1.5㎏(300円)もあった。
本来なら喜ばしいところなのだけれど、ダイエット中の身としては、そんな大量のナマモノをどうやって処分すれば良いのか、買ってきてから後悔した。
捨てる訳にもいかないので、昨日大半を醤油などで煮て角煮に、少量を竜田揚げにしたのだけれど、余りにも量が多すぎて目測を誤り、「少量」の竜田揚げはほぼ400gあった。1人分200g…これだけでも結構な量になってしまった。と言うか油物をこんなに食べちゃダメでしょ。
って事があって、今日起きたらものすごく体調が悪い。
体温も、普段は34~35度台で、時々36度に少し乗ったーって言う感じなのだけれど、今日は36度5分を超えている。平熱なんだけれど、余りにも見かけない体温なので「病気なんじゃね?」と心配になる。
そして猛烈に体がだるくて動けない。
慣れないものを食べすぎちゃったのかな…
そうやって寝込んでいる中、こちらの事情など一切斟酌せず宅配の人が荷物を持ってきてくれた。
そう、待っていたデロンギのアイコナ カフェケトル。
一応、最低限の確認をと言う事で、段ボールを開けて中を確認した。
amazonの評価で、ある意味お約束の「中古品が入っていた」とか「外箱がぐちゃぐちゃにつぶれていた」とかその程度は確認しておきたいからね。
上下左右6面全部確認したけれど、多少の潰れはあっても問題と言えるものではなかった。
箱から取り出して一応検品。見た目は問題なし。
「蓋が鬼のように固い」と言う評価もあったけれど、別に普通に固い程度で、開け閉めに困るような事もない。
取説をみて「だよねー」と思ったのは、ポットの表面をジャブジャブ洗う事ができないって事。
固く絞った布で優しく拭いてくれとの事。ま、電化製品だからな。当たり前っちゃあ当たり前か。
水滴1滴にまでこだわる事はないと思うけれど、濡らさないように気を付けるのは当たり前だよ。うん。
ここまでやって、改めて就寝。具合が悪い時は寝るに限る。
改めて起床して、さてやるか!とまずは台座の置く場所を決めてコンセントを配線。
ネスプレッソの横、クリーマの手前にぴったり収まった。
こうなると、ネスプレッソを白にしなかったことが悔やまれるな。
ポットに水を入れてみる
水位計は単純で、筐体の外側にホースを取り付けて水がこちらにも回るようにしているだけ。
ホースの径が細いからか、水位の上がる反応が結構鈍い。
なので、目盛りの0.70.75(*1)と1.0の間位に水位が来た時に給水を止めて、台の上に載せて推移をみると丁度水位計のメモリも1.0を指している…そんな感じの緩さだ。まぁ1960年代のアルフェッタ2000なんかさ、エンジンをかけると燃料の残量計が0~Fullまで激しく揺れて残量が全く分からないなんて当たり前だった。スピードメータですらユラユラ揺れて「今どれくらいスピード出てるんだよー」ってアナログな感覚でしか分からなかった。イタリア製ってそういう緩やかなのが良いんだよね(明らかなこじつけだけれどな)
電源を入れてみる
一番奥で赤く光っているのが電源ボタン。
その隣から50/60/80/95/100度の湯沸かしボタン。
一番右端の温泉のようなマークが保温ボタン(らしい。まだ試していない)
今は金属臭を抜くため満水状態での沸騰を繰り返しているので、まだ細かい事は分からないけれど、水を入れたポットを台座に載せて、電源ボタンを押して、温度設定ボタンを押す…ちょっと手間だね。
温度設定ボタンを押せば動作してくれるっていう方が楽だよね。
電源ボタンは無くても良いような気がする。
でも、安全設計と言う面から見たら、何気なく温度設定ボタンを押してしまったという事故も考えられるので、きちんと「湯を沸かしたい」と言う意志を持って電源ボタンを押して、温度を設定するという工程は必要かもね。ICBMとかSLBMとかでも複数の人がキーを解除しないと発車できないシステムになっているのと一緒だよな。
でもさ、湯が沸いた後は自動で電源が切れてくれてもいいような…あ、それもその後すぐに保温したい人もいるから、使う人が勝手に選べば良いって事なのか。
使ってみたら
- 確かに重い(でも許容範囲)
- 蓋は適度な締め付け具合(沸騰直後にも問題なく蓋を外せる)
- 水切れがすごく良い(これだけで買った価値あり)
- 細い水流で狙ったところに落とせる。ドリップも楽しめそう。
- 本体がやけどしそうに熱い…じっと触っていると熱いけど、そこまで特筆する事か?でも、取っ手や底面を持っている限り全く問題ない。
たまたま、月曜に燃えないゴミの回収があり、これの到着を待たずに古いT-falのポットを捨ててしまったので、新旧ポットの比較などができない事に今更気が付いた訳だけれど、まぁ生活用品なので…
あくまでも「主観」としてだけれど、ポットの大きさはさほど変わらない。
T-falが0.8l、デロンギが1.0lなので、当たり前なんだけれどね。
200㏄の分、デロンギが少し大きい感じがする。けれど、鶴口は細いので余り邪魔になる気がしない。
また、中に入ったお湯はほんの10㏄程度だろうか、鶴口から出しきれず、必ずポットに残ってしまう。
これは構造上仕方のないことだ。
なので、使い終わったら蓋を取って、ポットを逆さにして水を切ってやる必要があるけれど、大した手間ではない。
一応、神経質な人の為に書いておくけれど、私のごつい手でも、蓋を取った口から内部に入れる事ができた。
なので、たわしを持って中をゴシゴシ洗う事は可能だろう。
しかし、以前急須の時も書いたけれど、急須やポットはわざわざ中性洗剤で洗う必要もタワシでゴシゴシする必要もない。
中性洗剤って言うのは油分を分解する洗剤で、ポットは水だけを沸かしている限り、油分が混ざる事はない。
水を入れているだけなので、たわしを入れる事で逆に汚れをつける事になる。
湯を沸かす事で常に煮沸消毒もしているのだ。
あまり神経質に洗うのは如何なものだろう。
まだ使い始めたばかりだけれど、どうもamazonの評価を見てある程度覚悟をしていた部分が悉く肩透かしを食らっている事を鑑みると、もしかして、どこかで改良された版に変わっているのだろうか。それとも、単純に製造ムラが大きくて、私のところはたまたま当たりが来たって事なのだろうか。はたまた、製品に寄せる期待の大きさが違うだけだろうか。その辺りは良く分からないけれど、私個人としてはとても使い易くて、見飽きなくて、良い物がパートナーになってくれたと喜んでいる次第だ。
追記(2022/03/09 00:10)
お湯を4回くらい沸かして、金物臭さを除去できたと思う。
早速日本茶をいれてみた。
温度設定は80度
水の量は500㏄…の筈だったのだけれど、気付いたら0.75の線まで水を入れていた。0.5と勘違いしたんだね。右手に取っ手を持つ形でポットを見ると、小径のパイプへの印刷なので「0,」の先が読みにくい為、先入観が先行しちゃったと言う事だ。
まだしっかり温度を計ってみた訳じゃないけれど、明らかに100度設定の時よりぬるいお湯になった。煎茶を飲むのに最適。湯冷ましがいらないので便利だわ。
ついでに保温も試してみた。
お湯が沸いた後に保温ボタンを押すと、この写真の様に電源・温度設定・保温のボタンそれぞれが点灯する。
しかし、一度ポットを持ち上げると電源ボタン以外は消灯してしまう。
保温の仕方は、電源を入れて/温度を選択して/保温ボタンを押すとなっているのだけれど、その通りにしても、設定温度到達直後以外(ポットを台座に戻した時)は温度設定ボタンのランプは点灯しないのは正しいのかな?
そう言えばボタンを押した時の”ピー”音がうるさいって評もあったけれど、そこまで頻繁に押すボタンじゃないし、遠くで作業していてもお湯が沸いたってわかるし、私は好ましいけれどね。人それぞれって事だな。
折角だから湯音や沸かす時間も計ってみたよ。
お湯の量はほぼ500㏄。目分量なので誤差はある。
80度設定にした時に掛った時間は3分17秒くらい。
そして湯温は81度だった。
中々正確じゃん
で、この状態から95度ボタンを押してみた。
湯温は89度。こんな精度なん?
湯を捨てて、水から95度ボタンで沸かしてみた。
所要時間3分33秒
湯温は95度。
80度と95度、沸かすのにかかる時間は然程差がない。
それ位全然負担じゃねーよって感じだね。
そして、思ったより精度が高いのにびっくりしたよ。
時間が遅くなって、もう寝る直前の時間(明日は病院の付き添いがあるので早く寝るのだ)となったので、100度設定の温度や時間はまた今度。
1つ残念かなと思った事があった。
このポット、沸かせる最低水量が200㏄だそうだ。
他の電気ポットは140㏄前後の湯を何秒で沸かせるかを競っているように思えるのだけれど、こちらはそんな少量は駄目みたい。
でも、今度はこの200㏄を何秒で沸かせるかも計測してみたいものだ。
*1:2022/03/08 23:30 誤記訂正
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