ふるさと納税…やれる余裕があるならやって、美味しいものを食べたり、趣味のアイテムを増やしたりしたいものだね。
って事で、サラッと眺めて目についた物…
福岡県北九州市へのふるさと納税…
来年こそ久し振りに北海道キャンプ旅行を…と目論んでいるのだけれど、実現するなら、野外料理にはこんな鉄板を使った料理をすることができれば手抜き料理にもなるか…いや、縁がない分汁が出るような料理にはむかないだろうから、肉焼き専門かなぁ…それでも浪漫をかんじるねww
北九州って言ったら何を置いてもまずは「資(すけ)さん」でしょ。
資さんうどんで「しいたけうどんにごぼ天トッピング」が定番。サブにまる天うどん、肉うどん、そしておでんとおはぎも…じゅるるるるるる
昨年はここれを選んだ記憶が…
資さんのもつ鍋もうまいんだな。
福井県若狭町のふるさと納税…
越前ガニ…ズワイガニなんだけれどね。
立派な値段だわね。贅沢を言うならこの越前ガニと松葉ガニを両方取り寄せ、ブランドで違いがあるのか確かめてみたい(同じズワイだから変わらないと思うんだけれど、そう分かっている物をわざわざ確かめるところに「贅沢」を感じて欲しいのだ)。
京都府京丹後市のふるさと納税…
いや、カニで「贅沢」と言ったら「間人(たいざ)蟹」以上の贅沢がどこにある?
と言いつつ、間人蟹の醍醐味は現地で喰らうところにあるので、「ふるさと納税で送ってもらっちゃった」なんて言うたら意味がないかもしれない。単にブランド信仰になってしまうかもだけれど、死ぬまでに一度でいいから間人蟹を食べたいんだよぉぉぉ。
京都府京都市のふるさと納税…
おせちの為に54枚円を納税…うん、こういう事を普通にやれる人になってみたいものだ。
福井県若狭町のふるさと納税…
私のような小市民には、こちらでも十分贅沢。おいしそうだし、上の54枚円より気張らずにおいしくいただける気がする。身の丈に合ったものって大事だよね。
色々見ていても、酒や米や肉には食指が動かない。
酒は拘る人は蔵元まで通ったり、蔵元と親しい卸と仲良くなってと涙ぐましい努力をしているらしい。幸いなのか不幸なのか分からないけれど、私は酒は飲まない。税金を上げるなら酒とたばこと賭博の税を1000倍でも1万倍でもあげてくれと願う派だ。
それでも時々は飲むので、美味しい酒があればうれしいとは思うけれど、でも私個人としては、地元の小さな酒蔵で実直に作る酒が一番うまいと思う。そして、その「一番」と言うのは「どこと比べて」ではなく、「美味しかったらそれで良い」と言う意味だ。
地元でとれる肉や魚や野菜を地元で作った酒で飲む…これが一番おいしい取り合わせなんだよ。
米も同様。私はたまたま新潟と言う米どころで生まれ育った。確かにそういう意味で恵まれていたと思う。ある地方に行けば天候の問題などでおいしい米は育たない。一昔前の東京の様に致命的に水がまずかったら(今はおいしくなったね)、どんなに良い米を使ってもおいしいご飯にならない。そういうのは簡単だけれど、生まれ育って食べ慣れた物が一番ホッとするんじゃないのかな。
私は上京してから時々帰る田舎の水がどんどんまずくなっていくのを感じている。それに伴い田舎で食べる食事が昔と比べおいしいと思わなくなっている事に気が付いている。昔を美化しているのではない。水がまずいと料理は駄目になっちゃうんだよ。
肉はなんであんな不健康そうな脂身だらけの肉がもてはやされるんだろう。「漢は黙って赤身で勝負」だぜ。
そんなような理由で、酒、米、肉には全然食指が動かなかったよ。
そう言えば先日、青森県むつ市のふるさと納税でホタテの貝殻で作った水着が話題になっていた。
妻にそれとなく「これどう?」と聞いたら、「納税するのはいいけれど、私は絶対身につけないからね」とくぎを刺された。
むつ市のおされな返礼品とこれを返礼品に選び納税した人には拍手を送りたい。こういうユーモアは大切にしたいよね。
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