Xperia1IIIが来たので、iPhone13ProMaxのカメラと比べてみた…操作編 | lummoxの長い1日

lummoxの長い1日

駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

予定通り、Xperia1IIIが配達されてきた。


選んだのは「フロストパープル」と言う、昔懐かし初代VAIOのような紫色。

 

だけれど、室内で見る限りではほぼ黒に見える。

ケースに入れてしまうと、半透明のカバーが遮る為、もうこの色を見る事は中々ないだろうな。

 

早速ケースやガラスフィルムを貼ったのだけれど、カメラ保護を買い忘れていた。

 

それと、結果論として、今のところこのガラスフィルムもそれなりに優秀そうだけれど、私が欲しいものではなかった(フィルム全面で貼り付くタイプではなく、縁だけ貼られるタイプで画面部分はほんの少し隙間ができるため、色むらが起こりやすそうなのだ)。まだカメラのテストをしていない今の段階では、このフィルムでも画面はとても見やすいので、もしかしてこれで問題ないかもしれない。

 

そう、Xperia1には無かった、カメラのレンズの間に印刷された「ZEISS T*」の刻印が涙。

取り敢えず、うちにあったCarl Zeiss Planar 1.2/85 T*と記念撮影。

 

そして、iPhone13Pro Maxと並べてみた。

Xpreria1とあまり変わらない感じがするね…って言うか、先日のXperia1はケース無しで同じようなサイズ感だったから、ケースの分だけ小さくなったという事だろうな。

 

 

機種変更ならデータのバックアップをしなければとあれこれ調べていたのだけれど、よくよく考えるとXperia1は殆どゲーム専用機として過ごしたので、バックアップすべきデータも殆どなかった。

 

そして、Xperia1IIIを起動したら、旧機種と通信でデータを移行するモードが用意されていた。いやAndroidも便利だねぇ。

 

話はiPhone13Pro Maxに移るけれど、10月15日「iPhone13(ProMax)忘備録」の中で

確かにiPhone13ProMaxの撮る画像はすごくよくできている。が、全てカメラ任せ。「わぁ!ボクにも撮れた(はぁと)」な感覚だ。「私はこう撮りたい」と明確な意思をもって撮影したい場合は歯がゆさだけが残る。

と書いた。

 

これは少し訂正しなければならないかもしれない。

iPhone13Pro(Max)でも、マニュアル撮影的な操作はできる。

カメラを起動して

 

ポートレートモードにして

 

画面右上の「f」をクリックすると

「被写界深度」と言う名前で絞り調整(f:1.4~16)ができるようになる。

これは、数値が低くなるほどピントが合う範囲(前後距離)が短くなる。f:1.4だと前後10㎝あるだろうか。そこから離れるに従いどんどんボケが増していく。逆にf:16ともなれば「どこにでもピントが合ってます」と言う感じになる。

ここ重要なのでもう一度書くけれど、被写界深度はピントの合う焦点距離(フィルム面(デジカメなら受光素子)からの距離)にあるものだけがピントがドンピシャで、そこから離れる程、ピントはボケていく。

 

例えば、人の顔を撮影した時、f:1.2とか1.4とかで撮ると、左目にピントを合わせたら、右目や鼻、口はピントがずれてボケているかもしれない(多分ぼける)。けれど、f:8位にしておけば、少なくとも顔全体はボケが見えない程度にピントが収まってくれる。

なので、光の量をライトを増やしたり、レフ版を当てたりいろいろ工夫しながら理想の絵になるよう、そう撮影ができるよう絞りやシャッタースピードを組み合わせて工夫するのだ。

 

で、iPhone13Pro(Max)のカメラはそんなレンズと光の妙技でボケている訳ではなく、受光素子で受けた光(像)に後からデジタル処理を施してボケさせている。なので、ボケ方がとても不自然に見える。

Photoshopなどで境界を選択して、その辺りは一律ボケさせて、その後境界をごまかす処理をしていなかったので何か不自然な絵ができた…そんな違和感を感じる写真になる。

 

これはあれこれ散らかした机の上をiPhone13ProMaxで撮影してみた物。26mmf:1.5だそうだ。

 

先にも書いたように、ある球面(フィルム面(受光素子)からピントを合わせた距離が描く球の面)にピントが合って、その前後はピントが外れた結果ボケてしまう。

 

しかし、iPadProは奥に行くにしたがってボケていくけれど、これはミロの箱は全面がピンとあっていて、iPadProの下の修正テープなどはまたピンがあっている。

 

こちらも26mmf:1.5で、少し移す写す(*1)角度を変えたもの。

 

ミロの箱にはピントがあっているけれど、それ以外はボケている…ように見えて左下にある手帳カバーにはまたピントが合っている。これってあり得ないよな。

 

平面で撮影された画像から、処理エンジンが遠近を計算して、遠いと思われる部分を抜き出してボケ加工をする…最近のデジタル処理は本当によくできていると感心はするけれど、私にこの写真を見せられても不自然さだけが目立っちゃって、素直に受け取れないの。そんな訳で「歯がゆさだけが残る」って書いちゃったのね。

 

そんなiPhone13Pro(Max)に比べてXperia1IIIは、IIの時はどうだったか知らないけれど、ビデオカメラに次いでデジカメも「PhotoPro」と言う名前のアプリになっている。

そして、Xperia1ではこんな画面だったのが…

 

Xperia1IIIではこんな画面になった。

 

画面左上の表示が「BASIC」の場合、ごく一般的なスマホのカメラとして動作する。

その「BASIC」をクリックすると、一眼レフカメラのモード選択ダイアルみたいな表示が出てきて撮影モードを選択できるようになる。


AUTOはカメラがシーンを自動判別して最適な撮影をしてくれるモード、その他P/S/M/MR(登録呼び出し)が選択でき、Xperia1では画面下(横長にすると、画面右)に集約されていたMF(マニュアルフォーカス)、SS(シャッタースピード)、ISO、EV補正、ホワイトバランスに加え、Xperia1IIIでは、AFモード、フォーカスエリア、測光モード、顔・瞳追従AFモード、保存フォーマット(JPEG/ROW/ROW+JPEG)、DRO(HDR)、セルフタイマー、ストロボなども集中して選択できるようになっているし、見やすさ、操作のしやすさも格段に向上しているようだ。が、(iPhoneもXperiaも)(*2)絞り優先モードがないのが残念。

 

本当は、こんなことをしているより何より真っ先にiPhone13ProMaxとXperia1IIIをもって写真撮影に行きたいところなのだけれど、残念ながら今はジムに行ってただ歩くというだけでも辛い状態なので、あまり無理ができないのが悲しいところ。

また、ほんとはiPhoneに続いてXperiaの写真サンプルも撮れたらよかったのだけれど、残念ながらいろいろ家事優先で動いているので(その辺がこれが儲け口である人たちと違う悲しい現実なのだ)、これにばかり構っていられない…

 

長年、SONYが採用し続けているZEISS T*ブランドのレンズなども含め、とても期待しているんだ。

昨日「続々・謎の買い物…」でも書いたように、iPhone8を使っていた時は「巨大」と思っていたXpreria1だけれど、iPhone13ProMaxを使うようになったら、その躯体はほぼ同等になった。

 

だから臆することなくこれからは両方を持って歩くことができるのだ。

純粋にカメラとしての性能・使い勝手が良い方が生き残る。ワクワクするね。

 

因みに、画面リフレッシュレート120Hzっていうのは、設定でオフにしています。レスポンスを要求するゲームをする訳でもないので普段は「無駄飯喰らい」でしかないものはオフするに限りますな。

滑らかな映像で見たい映画とかがあったらその時はオンにしてみようかな。覚えていたらね。

 

*1:2021/10/21 05:50 誤字修正

*2:2021/10/21 05:55 誤記削除