違和感を感じる言葉…「同級生」 | lummoxの長い1日

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以前、テレビを見ていたら、その番組で初対面(出身地も全く違うと言う2人が年齢を聞いて「じゃあ、同級生ですね」と笑っていたのを見てものすごく違和感を感じた。

 

同級生…goo辞書で意味を調べると、

  • 同じ学級の生徒・学生。同じ学年の生徒・学生。

とある。

私個人の意見としては、「同じクラスで学んだ人」と言うとらえ方をしていたので、「同学年の生徒」と言うのにも違和感がある。

 

そこで「級」の意味をgoo辞書で調べると

  1. 物事を上下の地位・段階に分ける区切り。階級。等級。
  2. 学校で、同一の学年。また、学級。組。クラス。
  3. 写真植字の文字の大きさの単位。一級は4分の1ミリ。
とあった。
同じ学校の同じ学年の人に対して「同級生」と言うのはギリギリセーフなのかもしれない。しかし、出身地すら違う人に対して「同級生」っていうのは如何なものだろう。

ただ、これも「同級生」のところで調べた意味においては「同じ学校の」と言うくくりのない「同じ学年の生徒」と言うとらえ方をするとセーフなのか。

 

でもねぇ、級=Class=組と言う解釈なら、同学年でもおかしいと思うんだよねぇ。

と言いつつ「毎日ことば」を参照してみると、今は広辞苑でさえもが第7版から「同学年=同級生」を掲載しているそうだ。

そして、このリンク先の記事では、「野球など対外試合を多くする選手などが他校でも同級生と感じる事が少なくない」と言う話が合った。

野球に限らず、一生懸命スポーツに打ち込んでいたなら、相手チームの選手に対するリスペクトなどはあるのだろうなとは思う。

この記事では、「柔軟に対処するのが望ましい(意訳)」と結んでいるけれど、まぁ確かにその通りなんだろうな。

 

頭では納得した。でも、そう納得したつもりになっても、やはり違和感は消えない。さて、どう消化しようかねぇ。