頭から血が出ていた… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

今年の7月5日にシンクの入れ替え工事をしたついでに、部屋の中に吊戸棚を取り付けた。

 

収納が足りなくて困っている状況だったので、できる限り大きなものを…そう願ったが、家が元々ちょーウルトラスーパー狭小デラックススペシャルな狭さな上に物がたくさんあるので、吊戸棚を付けられる隙間があまりない。更に下の写真にも写っているけれど、折角空間を見つけたと思ったら換気口が天井にあって、吊戸棚を天井ぴったりに取り付けられないとか、他の場所では火災報知器がついてますとか、兎に角場所が限定されてしまって、結局換気口の分だけ隙間を上に開けることでここに60㎝幅の棚を入れるのが精いっぱいだった。幅が取れない分、無理してでもと一番高さのある戸棚を選択したんだ。

 

こんな感じで4段。まぁまぁいろいろなものが入ってくれて助かっている。

が、一つ困ったことがあってね。

私の身長は177㎝位あるんだけれど、この吊戸棚の下面は175㎝位の高さまで下がってきている。つまり、うっかり扉を開けたままにしていると、扉に激突する危険性があるんだ。吊戸棚の下の無印良品の壁ラックの右側に入っているオレンジ色の物体は、発泡スポンジでできたコーナー用緩衝材。これを貼ろうかと思ったんだけれど、観音開きの扉では、扉の開閉に干渉しちゃうので、角を護る有効な形に貼り付けることができない。そこで撮れる方法は一つだけだった「扉を開けっぱなしにしないように注意する」うん、これだけ。

 

吊戸棚の中には、よく使う食器やボウル、タッパーなどが収められているので、料理の途中でも頻繁に扉の開け閉めをする。当然ちょっと急いでタッパーを取り出したいなんて場面もあり、そんな時は扉の開閉もおっくうになるんだ。

 

今日もそんな状況だった。いや、下手な言い訳はしない。なにも危急の用事があった訳じゃなくて、単にタッパーを取り出した後、生来のズボラな性格から扉を閉めるのを忘れていただけなんだ。うん、几帳面な人だったら何の苦労もせず、普通に「開けた扉は閉める」を実現できていた筈。それができないのは単に性格がズボラだからでした。

 

結果、扉が開いていることをすっかり忘れて、扉の角で思い切り頭を強打した。幸いだったのはここは野球場の2塁ベース上で私が盗塁を狙う一塁ランナーではなかった事だ。そんな状況で思い切り走り込んでいたら、盛大に血が噴き出す大事故になっていただろう。後ろを向いて野菜の重量を計り、その野菜をボウルに入れるために振り返った時に扉の存在を忘れていた。振り返って一歩前へ踏み出した瞬間「ゴン!」と言う音と共に頭に痛みが走った。でも、その時点では血が出ている訳でも、頭が凹んでいる訳でもないから大したことないと思っていた。

その昔、岐阜県で建設中の阿木川ダムの構内で上から飛び出していた足場の構造材に勢いよく頭をぶつけ、ヘルメットに穴をあけた(体は無事だった)あの衝撃に比べたら大したものじゃないと思えたんだ。が、数時間後に頭に触ってみると血が固まっていた。まぁ大した怪我ではないけれど、やはりちょっと工夫が必要だな。

 

観音開き(両開き)で、閉めたら左右の扉がぴったり合わさるその角を保護したい…さて、どうやればそれを実行できるだろう。片側の扉だけで良いなら工夫の使用はある。L字型の保護材を保護したい方から保護しなくて良い方に少し飛び出させる形で貼り付ければよいだろう。保護しなくて良い方の扉を開けたいときは、先に保護したい扉を開けてからでなくては空けられなくなるけれど、ケガの危険性よりはマシだろう。でも、両方保護できなければ意味がないのでこの案は却下だ。

形を気にしないなら、その扉の角を缶納屋ヤスリで削って丸くしてしまうっていうのが一番確実な解決策かもしれない。けれど、削る勇気はまだないなぁ。できれば外観は損なわずに実現したいものだ。

 

危険を伴う事なので、できるだけ早急に対応策を考えたいものだ。