注射が怖い…どうして怖いかは昨日書いた。
できるだけ早く寝た(と言っても26時30分頃だけれど)。そして5時48分起床。
睡眠時間3時間12分。短いと思うと短いけれど、黒い企業で働いていた時は、こんなに眠れる時間を貰えることを「幸せ」と呼んでいただろう。あの頃は隙を見つけて5秒で寝入り5分熟睡して3秒で覚醒し仕事に復帰なんていうのが当たり前だったから…今の時代そんな事が特技でも何の自慢にもならない。
兎にも角にも、3時間も眠れたなら十分だって事だ。
起床して風呂に入って、朝飯を作って食べて、荷物を改めて確認して、予定より1本速いバスに乗って現地に向かう。
後楽園駅、ラクーアから東京ドームへ渡る歩道橋の上の風景。
思ったより人はまばら。
ぐるりと回って20番ゲートの近くに来ると少しずつ人が増えてきていた。
JR水道橋駅方面から来る人もいるからね(人がいっぱいの写真を撮るのは憚られたので、文章とはあまり関係ない写真を掲載している)。
20番ゲート付近に行くと案内のスタッフが「文京区の人はこちら、千代田区、新宿区の人はあっち側に並んでください」とアナウンスしている。
私は10時半からの予約だったのだけれど、案内スタッフが(*1)手に持った表示に「10:00」(予約の人)(*1)とか書いているけれど、それ以外の時間帯の人も制限はしていない。ただ「中でお待ちいただくかも」というのみ。少し様子を見ている間に結構行列ができたので、行列に並ぶことにしたのが10:09頃。あと20人くらいで入場ってところで「中が混雑したので」と入場が止められ10分くらい待ったんじゃないだろうか。
ゲート前で予約票が確認され中に入る。文京区民は1塁側、千代田、新宿区民は3塁側の通路で作業をするようだ。
予約を東京ドームにした時、どこかのサイトで「運が良ければ試合前の練習が見られるかも」と言うようなことを見かけた気がするが、今日は月曜なので試合はないだろう(昔通りの慣習なら)。垣間見えたところでは人工芝の手入れをする人たちが動き回っていた。
義両親の時はきちんと対応したのに、うっかり自分の病気の担当医に「コロナワクチンの接種をしてよいか」と確認しておくのを忘れたため、予診票に要チェック「良しに確認をしていない」にの(病気のある人は)「医者に接種の許可をもらいましたか?」の設問に「いいえ」と(*2)チェックをつけざるを得なかった。その為、きちんと問題なく予診票が書かれているならすんなり医師面談に進めるはずのところで看護師の確認が入りの行列に並ばなければならず(*2)余計な時間を使ってしまうが、取り敢えずお薬手帳なども持っていたので、それらを見せてクリア。
さて、医者と対面…したら医者に「いや、注射するんで対面じゃなくて横向いてくださいね。なぜか皆さん対面で座られるんですよね」と笑われた。確かにその通りだ。が、基本相手がいる時は対面で座るでしょ。横向いて座ったら失礼だってそこはかとなく教育されていると思うぞ。まぁ、お医者さんからしたら「みんな何も言わずに横向いてくれたらどんなにか楽だろう」と強く思ってため息をついているんだろうなと同情する。
あれだけ怖がった注射だけれど、実際にはお医者さんの「打ちますよ」「今入っていますよ」と言う声だけが聞こえてきて、全く刺されている感触すらなかった。昨春血糖値が異常に上昇した時に1か月ほどインスリン注射を腹に打っていたけれど、あれよりも更に痛みが少ない。いや本当に刺さっている感触が全くなかったのだ。更に横を向いていたので、注射器自体が全然目に入らなかったのも良かった。今までは付き添いだったので良く見えて怖がっていたんだけれど、当事者は全然見えないのね。
東京ドームに隣接して遊園地(東京ドームアトラクションズ)やスパがある。
注射の後、お医者さんがお決まりの文句である今日の注意事項(風呂や運動について)を説明してくれたのだけれど、その説明が「今日は接種が終わったと気を緩めて隣で遊ぶなどしない様に」と言う感じだった。医者としても説明しやすかろうし、聞く側も具体的で分かりやすかった。良い環境だ。(*1)
そんな感じで拍子抜けするように注射が終わり、15分の待機となった。
実は私の近しいものが2名ここ数日の間に2回目の接種を行って、どちらも摂取翌日に熱を出して寝込んだ。1人は熱だけだったが、もう1人は痛みを伴って寝込んだとの事だった。
ネットの「噂」では、2回目接種の2日目に症状が出やすいという事で、1回目である今日はあまり心配することはないのかなと思っていたのだけれど、何気なく右を見たら女性の腰が折れて変な格好になっている。「へ?」と思っている間にストレッチャーがガラガラやってきて、その女性を乗せて救護室と書かれた衝立の奥へ運ばれていった。「あれは何だったんだ?」と思う間もなく、今度は左手前の男性のところでスタッフが一生懸命手を振っていて、「救護班」の名札を下げた人が駆け寄って血圧を測るなど対処をしていた。
え、こんな症状が現れる人もいるのか…ちょっとびっくり。
インフルエンザのワクチンでさえ「希望者のみ」であり、このコロナワクチンの母数はそれらに比べて圧倒的に多いだろう。母数が多いって事は同じトラブル発生確率でも、トラブルの絶対数が多いって事だ。だから、多少トラブルが目立っても取り立てて騒ぐほどの事ではないという見方もあるし、母数がどうであれ、身近でトラブルが出ているんだから怖いんだよって騒ぎ立てようって見方もある。どちらが正しいとは言えない。それぞれの人がどう思うかだ。私はどちらかと言えば前者の考え方だ。たとえそのトラブルが自分に振りかかったとしても、「何とかしてくれよ」とは思うだろうけれど「これはとんでもない事件だ。全ての接種を止めろ」と騒ぐことはないだろう。
どんな施術にも「絶対安全」はない。多少なりとも運悪く何かしらの症状を引き起こしてしまう人は必ずいる。
それが近くで発生すると「怖い」のは当たり前だけれど、それが本当に大騒ぎするべき話なのか…例えば交通事故を見たら「ねぇねぇすごいの見たよ」と周りの人に言いたくなるかもしれない。けれど実はその程度の事故はそんなに珍しい規模ではないかもしれない。大震災のようなレベルなら語るのもありだけれど、震度3程度の地震で「怖かったね」と言っても(たとえそう話した人が初めて経験した震度3の地震で本当に「怖かった」と思っていたとしても)ほぼ同意は得られないだろうという事だ。
なので今回の事については、義両親と妻のワクチン接種で計4回同伴したけれど、今までそんな人を見たことがなかったのに、今回の接種では2人具合が悪くなった人がいましたよと言う事実を伝えたまで。
経験値として
ワクチンを打ってストレッチャーで運ばれるくらい気分が悪くなる確率
1/20人×4回(同伴分)+50人(今回待機していた人) = 0.769%
ワクチンを打って救護班の世話になるくらい気分が悪くなる確率
2/20人×4回(同伴分)+50人(今回待機していた人) = 1.54%
かなり適当、かなり母数を低く見積もっているので、本来はもっと低い数値になるはずだけれど、こんな数値だ。大騒ぎすべき数値化か(*2)どうかは個人の判断。
因みに、厚生労働省の発表はこちら。
気分が悪くなった人を始初(*2)めて間近に見かけたのでびっくりは(*3)しただけという事だ。
夜になって、気が付いたら左腕(注射した辺り)が痛い。動かなければ痛みはないけれど、腕を動かすと痛みを伴う。けれど、痛風などで痛みに慣れている私にすれば、痛みと言うにはあまりにも小さな痛みだ。この程度の痛みなら全然苦にもならない。痛風もこんなかわいい痛みだったらいいのに…
妻は「もしかして明日旦那が熱を出して寝込んだら看病できるから」と明日はリモートワークにしてくれた。
ありがたい話だ。
*1:2021/08/17 09:25 文章追加
*2:2021/08/17 09:32 文章訂正
*3:2021/08/17 09:34 冗長削除
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