愚かな… | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

 

 

毒文をリアルタイム投下。

毒は見たくない人はここでサヨウナラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな記事を読んでしまった。

 

ものすごく悲しい出来事だ。

 

これ

市民団体「びわ湖野鳥の楽園プロジェクト」(中西佳澄代表)と市立田根小学校が連携して(朝日新聞記事から引用)

とか

愛鳥家の住民らが一昨年夏、びわ湖野鳥の楽園プロジェクトを立ち上げた。(朝日新聞記事から引用)

とか

プロジェクトの呼びかけで参加したのは、田根小の3~5年生27人。(朝日新聞記事から引用)

など、日本人大好き「みんなてをつないでがんばってるー」的な乗りを書いているけれど、実際の内容を要約すると、市民団体とか愛鳥家と名乗る(自分たちが正義と信じて疑わない、視野がとても狭くて、自分たちのやりたいことが他にどんな影響を及ぼすか全く見えていない)人たちが、春先に餌を求めてやってくるコウノトリが秋以降は田んぼの水を抜いてしまう事で他所に行ってしまう為、その季節のえさ場を作り出そうとザリガニなどを放流したというニュースだ。

 

要は、「コウノトリの為に」ではなく、「折角コウノトリと言う観光資源が目の前にいるのに、季節によって他所にとられてしまうのが勿体ない。定着させて安定した観光資源に」という欲まみれが透けて見えるというよりあふれ出ている。情けない話だ。

 

またここで言うところのザリガニっていうのは、多分破壊王として名を馳せるアメリカザリガニだよな。そのアメリカザリガニを「餌になるから」と言うだけの理由で放流なんかしたら、あっという間に一帯の生態系崩れるからね。

例え「借り受けた特定の場所に限って放流した」なんて思っていたとしても、その気持ちはザリガニには伝わらない。思ってもいないところで思ってもいない数の繁殖をするからこそ全国で問題になっているんだよね。

 

釣り好きを自称する一部の阿呆な人が、引きが強くて釣るのが楽しいからと考え無しにあちこちに「みんなが楽しんでほしいから」と考え無しに(*1)放流したブラックバスが従来の生態系を壊したように、ペットとして(*1)「かわいいー」と無責任に(*1)買ったペットを(*2)「だって、うんこするんだもーん」と無責任に(*3)捨ててしまったのが野生化してしまうように、ハブを退治してほしいからとマングースを導入したのに、ヤンバルクイナなどを襲い始めた沖縄の様に、様々なところで無思慮、無責任な自称「愛好家」「動物好き」「~を守る会」はたまた、私欲にまみれた政治屋のような阿呆が環境を壊していく。そして、その影響を全く考えず、目先の小学生と一緒に作業をしたという事だけで「子供たちの将来を考えて」「みんなで良い事をした」などとマスターベーションに耽る姿は本当に醜いと思う。

 

あちこちでこのような環境破壊が話題になっているし、テレビの番組で取り上げられることも多い。どこかの頑固なジジババが勝手にやったというような話ならまだしも、もっともらしい肩書をつけているような団体やら学校であるならば、それくらい判断できる見識を持てよ!と思うんだけれどね。

 

そして何より、こんな出来事をさも美談であるかのように報じるのが朝日新聞。

「やはりな」…そんな気持ちしか湧いてこないよ。さすが朝日新聞だな。

君たちの目にはこれが美談なんだな…


*1:2021/06/14 02:20 冗長削除

*2:2021/06/14 02:22 訂正

*3:2021/06/14 02:25 追加