OISIXから学んだこと…いくつかあるけれど、一番目からうろこだったのは、ハンバーグの使い方だった。

 

結論から書いちゃうと、ハンバーグはハンバーグとして食べるのは勿論、崩せばひき肉としても使えるって事なんだな。

 

ハンバーグって、乱暴にいっちゃえば、ひき肉に玉ねぎ(*1)、つなぎを入れてこねて焼き固めた物な訳で、調理済みハンバーグなら、それを崩してしまえば焼いたひき肉として使えるって事だ。

 

今日は棚にあるストックを目ざとく見つけた妻から「グラタンが食べたい」とリクエスト(厳命)を貰った。が、ひき肉がない。

「残念だねー。作りたいのはやまやまだけれどひき肉が…」と言いかけたところで、妻の目がきらりんと光ったのを見逃さなかった。

妻の目がきらりんと光る時、それは何か妙案が浮かんだ合図だ。

 

案の定、妻から「ねぇねぇダンナ、以前さoisixでハンバーグを潰してひき肉代わりにするのあったよね。ね。ね。ね。」と…

確かにそういう事を以前感動して妻に話したことがあったな。

 

幸いうちには先日コストコで買ってきた「大豆のお肉のバーガーパテ」がストックされている。これを使ってみるのは楽しそうじゃん。

 

袋のまま、大豆パテに「怒りをぶつけるように」「えぐりこむように」打つべし打つべし打つべし…袋一杯に薄く広がったら「もういいでしょう」って事にして、先にパーンで炒めていた玉ねぎと合流させ、細かく崩す。

 

因みに、使っているパーンは先日クラウドファンディングで購入した鉄フライパン。

 

鉄パンだけれど、そこ底(*2)に加工がしてあって、くっつきにくくなっている。

元々この家に引っ越す前は、大火力コンロ+鉄製中華鍋で料理をするのが普通だっただけに鉄パンが恋しかった。

使い勝手はとても良い。自信をもってお勧めできる商品だ(ただし、鉄なので水気をきちんと切らないとすぐ錆びる。使ったらすぐたわしで洗って、火にかけて水気を飛ばして、油を塗る手間をかけられる人限定。それさえできれば余計なコーティングなどない分、末永く使えるはず。あ、後文中説明で「軽い」と言っているけれど、それは相対的に今までの鍋と比べて…であって、絶対値としてはとても重い。ペットボトルなどに水を詰めて重量を想定してみる事をお勧めする。)

 

新たに深型パンの規格企画(*2)がスタートしたようだ。

 

IHを使っていると中華鍋のようなそこ底(*2)の丸い鍋が使えない。IHで中華鍋もどきを使いたい人にはこの深型パンも良いのではないだろうか。

 

閑話休題

 

こんな感じで具を作って、マカロニやソースを加えて、250度のオーブンで10分ちょっと焼いて作ったグラタン。

 

予想通り、他の味が濃いので、大豆ミートだという事も、元々がハンバーガーパテだったという事も分からないくらいになっていて「普通にひき肉って感じがするね」との感想を貰った。

 

このハンバーガーパテ、かなり濃い味のソースを用意しないと、肉とも思えないし(目隠しをしても肉じゃないってわかるレベル)、味も「これは肉の味とは言えないね」と言うレベルでちょっと持て余していたのだけれど、こういう使い方なら大活躍できそうだ。

かと言って、頻繁にグラタンを作るなんて、ダイエット中の身では言えるはずもないのだけれど、まぁ一筋の光が見えたって事にしておこう。

 

*1:2021/05/24 08:50 玉ねぎ…つなぎを入れずに「ビーフ100%」とか言うハンバーグもあるけれど、個人的に「それは肉の塊でハンバーグじゃなかろうもんと…


*2:2021/05/24 08:54 誤字訂正