一昨年の10月頃にauひかり10Gを申し込んだ。

家を建てた時、家の各部屋(だけではなく、主だった押し入れや主洗面所など)にLANケーブルを這わせてコネクタを用意した。

当時最新の規格カテゴリ5にしたのだけれど、カテゴリ5の最大通信速度は100Mbps。この10Gbpsの性能を発揮するためには最低でもカテゴリ6Aが必要で、今は回線速度を家のLAN環境が糞詰まりさせている状態になっている。

 

本来、10Gbpsの性能を遺憾なく発揮させることができれば、回線速度テストなどでの実測値は3Gbpsくらいが出るらしいけれど、うちでは糞詰まりの結果、800Mbps程度が関の山だ。(これらのネット上回線速度計測は、実際の回線速度以外、外部環境にかなり影響されるのであくまでも目安としての物と理解して使っている。また、そういう目で見て欲しい)

 

家の回線の影響を受けない無線LANについては、IEEE 802.11acなどの規格をフルに使ってiPhoneなどが恩恵を受けている。が、速度的には調子の良い時は600Mbps台を記録することもあるが、400Mbps台が多い。

 

最適な環境から見れば滅茶苦茶遅くて、何のために10Gにしたんだ!ってなものなのだけれど、今の時点では世の中100Mbps出ていれば十分に「速い環境」と言える中でこの数値を出しているのだから、なかなか「最適な環境を手に入れよう」と重い腰を上げる気にならない。

「最適な環境」を手に入れるためには、少なくともルーターから今私の部屋へのケーブルをカテゴリ6A以上の物に交換し、更には10Gbps対応のスイッチングハブを導入しなければならなさそうだ。

 

一言で言って、「高い!」…

 

 

 

LANケーブルの取り換えは、一応ワイヤーストリッパやRJ45用コネクタ圧着レンチなど、一般家庭に普通に常備してあるだろう工具はうちもご多分に漏れず常備しているので、後はケーブルを配管に通すためのガイドを用意すれば自分でもできそうだ。

 

 

 

しかし、よくよく調べていくと、カテゴリ7以降はRJ45ではなくGG(GigaGate)45と言う似て非なるコネクタを使わなければならないらしい。

RJ45でなんちゃってカテゴリ7を作れない事はないけれど、あくまでも「なんちゃって」で、意味がない。

そんなことを調べていくうちに、こんなサイトをみつけた。参考にさせていただきました。

 

その辺りを加味すると、カテゴリ7以上のケーブルではなく、10Gbps

環境ならカテゴリ6Aにすることが一番安心できそうだ。が…

現状を考えると、何万円もかけてスイッチングハブを買う事が現実的ではない(誰も「速度が遅い!」と文句を言っていないのに、「さらに早くしました」と言っても「金の無駄遣い」と非難されるだろう)。

うちの回線環境が最大限の性能を発揮するのはいつになるのだろう…

 

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