昨日ユニクロで買ったハイブリッドダウンコート…
今日、近くのスーパーへ買い出しに行くときに着てみた。
店でも簡単な試着はしていたのだけれど、それを着た姿を見た妻が開口一番「とーちゃん、スラっとして見えるよ」だそうだ。
お腹の出たガマガエルから、「もしかしたら魔法使いに姿を替えられた王子様かもしれないけれど、今は見にくいカエル」程度の変化はあったのかもしれない。
まぁ誉め言葉としてとっておこう。
先日は、私の持っているオーバースペックなダウンを試したら物の数十分で汗だくになった話を書いたけれど、このダウンコートは予想した通り(表現は悪いが)、チープな、フェザーがたった10%しか入っていないダウンが適度に熱を奪われて保温し過ぎないので、東京程度の生ぬるい気温で着るのには最適のコートになっていると思えた。
「フェザーを10%しか入れていない」のではなく、「要求仕様に見合う量がフェザー10%」だったのだろうと素直に思える。
家からスーパーまで早足往復してみた。
結果として、帰宅した直後など服の中に熱がこもるものだけれど、その熱をノースフェイスのダウンのように中に溜め込むことなくさっと放出してくれた。一方の見方をすれば「保温力がない」のだけれど、別の見方をすれば「今位の気温で適度な温度に保ってくれる」のだ。そして、この「保温力の無さ」それが私の欲しかったコートの仕様だ。このコートなら冬でもTシャツ一枚の上に着ていられる。
私も「ちゃんと皆さんと同じように冬装備していますよ。」とアピールできるカモフラージュ装備なのだ。
そうそう、一緒に買ったソフトタッチ~も、今ユニクロのシャツ売り場は「ヒートテック」が大部分を占めている感じだけれど、その中で数少ない「暑くならない」シャツを一生懸命探した結果見つけたものだ。
「サイズがXSから4XLまでありますよ」と言うのも大事だけれど、季節を問わず、夏には「涼しくならないです」冬は「暑くならないです」と言う着物も置いてほしいよね…皆、同じように暑さ寒さを感じる訳じゃないのだから。
こちらも試着してみたら妻に「なんか腕の辺りが変」としみじみ言われた。考えてみれば長袖のシャツを買ったのは何年ぶりだろう。ワークシャツなど長袖の物も持ってはいるけれど、基本袖をまくってしまうので、長袖姿を見たのは妻でさえ数年ぶりだったに違いない。あまりにも見慣れないので、それが違和感として映ったのだろう。
そんな、妻でさえ半そで(または腕をまくった)姿しか見た事がないような暑がりの私が着ていられるハイブリッドダウンコート…まぁ良い買い物をしたと思いたい。