トンコツな妻 | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

私はせっかち、妻は「ちょー」のんびり屋だ。

のんびりなのは仕方ないとしても、問題なのはその話が自分に向けて話されているのか理解せず、ほとんどの会話を受け流す。たとえ私と妻の二人しかいない場合でもだ。

妻に向け何かを頼んで、了解の返事をもらったとしても油断はできない。数秒から数分後に「ねえ、さっきの話ってどう言う意味?」と聞いてくるならまだマシで、大半は頓珍漢なことを始めているか、何をして良いかわからずその場でフリーズしている。

昔はそんな妻にイライラして「なんで?」と起こったものだが、何をどう怒ってもできない事実は変わらない。もう、諦めるしかないのだ。いや、諦めると言うか、それを受け入れるしかないと言うところか。

そんな妻を、「はぁー、なんでこんなにポンコツなんだ…」と嘆いていたものだけれど、最近は余りポンコツポンコツと言うと妻が萎縮するだろうと妻には「ポンコツ一歩手前のトンコツだねー」「トンコツなら美味しいから全て許せる」と言うようにしている。九州の人には申し訳ないが悪意はない。

フリーズするような失敗をしても「妻がトンコツになったー」と言う事で受け流す。家でインスタントラーメンといえば、ど定番はサッポロ一番味噌ラーメンだけれど、うちの2番目はうまかっちゃんだ。トンコツっていいよねー。うまいオチはつかないけど、そう言う事だ。