この日はお母さんの誕生日なので、旦那さんも妊娠の報告していいよと言ってくれた。
お母さんは、まだ妊娠は先だと思ってたらしい。あと一年後かなー?それまではまだ二人暮らしを楽しむのかなと思ってたって。
こっちで産むんでしょ?と言われたけど、実家はあたしが家を出てから引っ越したので1K。もうあたしの部屋はないし...
いや、今住んでるとこで生むと思うよ。
といったら、え、そうなの...?と。
なんかさみしそうだった。
無痛分娩希望のあたしは、今住んでるとこから電車で10分の総合病院に目星をつけてたのだ。
ほんとは歩いて行ける距離がいいんだけど...そして総合病院にあまりいいイメージもなく...
と思って何気なく実家周辺の無痛分娩の産婦人科を調べたら、なんと徒歩10分の場所にあった!
え、実家に帰ってこようかな
といったら
そうしなよ!!
と食い気味で言われた。
お母さんはあたしを妊娠してる時、田舎にいたんだけど姑いびりどころか、親戚いびりにあっていて、産まれるギリギリまで畑仕事してたし(それはいい運動になったみたい)、体がどんなにしんどくても助けてもらえず、実のお父さんは亡くなってるし、お母さんは寝たきりだしで、頼れる人がいなかったらしい。
お水を飲むのも一苦労で、ほんとにほんとに寂しいし辛いし...
だから娘が産まれたら、絶対力になってあげるんだ!そばにいてあげるんだってずっと決めてたんだって。
ほんとに妊娠は辛いよ。あんた根性ないし短気なんだから耐えられないよ。帰ってくる場所があるんだからいいじゃん。
と。
なんだかうるうるしてきてしまった。それなら実家に帰ろうと思った。今住んでるとこから車飛ばして40分だし、旦那さんともそんなに離れないし。
早く母子手帳もらわないと。
あと、妊娠すると今まで見向きもしなかったものを食べたくなるらしいけど、あたしの時は菓子パンメロンパンにコーヒーだったって!コーヒーあんまり母体に良くないけど、とにかく飲みたかったって。
下の子のときはケンタだったらしい。それまでケンタは油っぽいし嫌いだったのに、ぼーっとテレビ見てたらCMでやってて、無性にケンタが食べたくなったと。急いで買って食べたら、それがすごくおいしかったんだって。あたしはケンタ苦手だけど、お母さんはそれからケンタたまに食べてる。
味覚が変わるってほんとなんだと思った。あたしは何になるのかなー(*´ч`*)