こんにちは、シングルマンションのラムラックスです。
今日は先日行ってきた「フランス大使館」をご紹介します。
ご存じの方も大勢さんだと思いますが、
今ここでは「No Man's Land」というアートイベントが開催中です。(2月18日まで延長)
取り壊しが決まっているからできる、建物そのものへのペイントがあちこちにあります。
雰囲気は、美大系の学祭!!って感じです。
設計・ジョセフ・ベルモン
竣工・1957(昭和32)年
見学者の人波であふれているからか、しっかりじっくり見学するのは難しかったです。。
でも、最後に大きな花火を上げるかのごとく、めいっぱい主張する建物の姿は綺麗でした。
私の場合は個々の芸術を堪能、というより建物目当てだったのですが、
細かいディテール部分にコルビジェ(じゃないけど)っぽさを感じました。
この桟の配置を決めるときにもなんとなく・・じゃない、決まり事があるのでしょうね。
右下に紙飛行機ならぬ鉄板飛行機がありますね!
手前は低層階があって庭があります。
右側が高くなっている傾斜地に建っているので、庭には外からも入っていくことが出来ます。
もともとお屋敷だったのでしょう、緑が多い敷地でかなりうっそうとしてますね。
このようなところに小さなフランスがあったのですね~
個々の郵便物でも入れていたのでしょうか?
この建物の中は家財道具など一切残っていませんでしたので、
こういうところに生活感、というか職場の名残を感じますね。
噂によればコルビジェの椅子がいっっっっぱいあった、そうですよ。
あちこちに鉄格子がはまっていて、セキュリティ厳しかったのかと思わせるところがありました。
三階には階段の上に鉄格子があって、普段は開いていないのでしょう・・・
重要なフロアーだということを覗わせています。
最後に、大使館の北側にある青木坂です。
石塀が歴史の古さを物語っていますね。
このあとは集合住宅を建設予定、とのこと。
お屋敷の名残が大使館として残っていたものの、
集合住宅になってしまうと敷地がばらばらになって、傾斜地は切り崩されて
ますます名残が無くなりますね。
この石塀も無くなる運命なのでしょう・・・
でも、この青木坂のような雰囲気の道がそこここにありますし、
この街は古くからの閑静な住宅街ですから、散策にはいいと思います。





