あけましておめでとうございます。
シングルマンションのラムラックスです。
今年はブログ、もっと頑張ろうと思っております。。よろしくお願い申し上げます。
お正月は、夏だったら混み合うであろう高原へ旅行に行き、さらに凍えてきました。
混んでいたのは帰りの高速道路のみ、でしたねぇ。
今日の写真は新年と言えば年賀状!ということで東京中央郵便局、旧局舎です。
仮囲い中の局舎です。時計の針も取り外されています。
設計・吉田鉄郎
竣工・1933年(昭和3年)12月25日
こちらの建物、ニュースでご存じの方も多いかと思います。
相当揉めましたね・・保存か大部分の取り壊しか、で・・
結論としては保存部分を増やすことで落ち着いた様ですが、
私としては一部保存っていってもね・・完成してみないとわからない!と思っております。
外壁のタイルがどれほど残るのか?
昭和初期のタイルって、現代のタイルと比べると明らかに違う物なんですよ・・
特注しても同じ物を作るのは困難です。。
外回りの窓、入口ドアなどの建具類は?枠やガラス、金物も全て残りますか?
丸の内界隈で一部保存で後部に高層ビル、というパターンはたくさんありますが・・
どれも新しく作り直したかのような綺麗さで、忠実に残されているものは少ないのではないでしょうか。
窓枠やガラスは防火上の問題でそっくり変えられていることも多いですね。
三菱1号館などは希有な例で、免震装置の上に明治時代そのままに復元されているそうです。
それでもガラスは現代のものですから、非常に平らで厚みが均一です。
明治時代のガラスだったら厚みは不均一でゆらゆら見えますし、あちこちに空包がありますから・・
容積率を考えると都心の一等地にしておくにはもったいなさ過ぎるのでしょうが、
丸の内は「一丁ロンドン」といわれた街並みだったのに・・
ロンドンになりそこねた街に見えてしまうのです。
