よく、自分の理想を知っておきましょう、とか
現時点での目標や方向性を決めておこうとか
思いがちですが。

心の奥底の
深い、深ーいところの本音を
注意深く聴いてみると

願いはどうせ、
放っておいてもすべて叶うのだから

私は別に、今のままでいいんだよなぁ。
というところに落ち着く。

意識の表層では
「もっとこうなりたい」
「もっとこうしたい」という
目指したい場所が色濃く出てくるときがある。

それでも、
意識の深ーいところにはいつも必ず
「このままで充分なんだよなぁ」が居る。

この「このままで充分」感覚を
しっかり感じられていないと滞る。

つまり、私の場合は
表層の「こうしたい」が濃くなると
滞りやすい。

こうしたい、ああしたい、いわゆる「理想」は
私にとっては重りになり、足枷になる。

私の本当の望みは
「望まないこと(特に望みがない状態)」であり
それはいつでも、満たされうるものなのです。

「望まない」というその在り方には
この世のすべてがあるから。

自己信頼、他者信頼、絶対的安心感、充足感
満ち足りたすべての気持ちが詰まっている
「望まない」だから。

私のこういう在り方はかなり地味で
人によっては「夢がない」「情熱がない」ように
感じるかもしれないけれど

私にとっては
「望まずに、今ここに存在できる」ということが
大いなる祝福であり、ギフトなのです。

3次元的な天職や豊かさはオマケ。
必要ならばそのときにきちんと
得られるだろうと思うのです。

その他の、今まで与えられてきた
すべてのことと同じように。

私は今のこのままが100%だと思っている。
本当は、いままでもずっと、
そしてこれから先もずっと、

「いまのこのままであり続けること」
(変化しない、という意味ではないです)
「イマココを生きているということ」だけで
私は充分に満たされている。

私にとってはこういう状態が
1番楽で、スムーズで、
グラウンディングした在り方なんですね。

キラキラと夢を見なくて良いタイプの人間も
いるということです。

外側の何かに情熱を燃やさずとも、
内なるエネルギーを湧きいだすことはできるということです。