【赤裸裸】
10/30(日)、11/6(日・千穐楽)の2回観劇。

(※上演DVD発売の前に、いまのきもちを保存しておきたいだけの感想🙇‍♂️💦
gmn5の作品は、色んな解釈が可能なので、この感想とは全く別の気持ちの人もいると思う。劇場で購入した台本と当時の感想メモなどを読み、記憶を振り返りながら纏めたため、事実と異なる箇所があれば、都度、赤字で訂正する。)

観劇後は、自分の望む生き方を再確認できたような、背中を押されたような、清々しい気持ちになった。

⚫「自分の台本は自分で描いていく!」
これが、一番強く思った正直な気持ち。

学生時代〜20代頃の私は、マコトのように物事を深く考え込み過ぎてそこから動けなくなったり、また、家族や世間を気にして本音を隠し、赤ペン先生のように“国の代表や誰かが書いた台本”を身に纏い安心していた時もあった。
でも今はやっぱり、自分で台本を描き、水島のように過去の経験(後悔、失敗)を活かしながら、選択が違うと思ったらまたやり直し、自分の道を開拓したいと思う。

また、ここに登場する総理(京太郎)を見てたら、今の日本や世界のことがよぎり「あらゆる情報が飛び交う中でも、自分の感覚を頼り信じ、“支配”から自立する力をもっと身に付けたい!」という気持ちにも勢いがついた。

そのためには、ゲンジのように感覚を磨いて、研ぎ澄ましていかないとな⚡😅

⚫特に印象に残ったところ
水島とマコトの再会の場面(マコトが10年間引きこもり生活をした後、再会)。
水島が、10年ぶりにマコトと再会した時、2人はもう全く共鳴できず、その気持ちがビートルズの「ハローグッバイ」に例えられ&新曲の「Murderer Mermaid」で歌われた時は、残念さや悲しさも感じたけど、物凄く納得もした。

相手に期待したり、価値観を押し付けようとしたり、自分が「〜してあげる」とかの依存ではなく、互いの生き方をもうちょっと優しく尊重し合えたらいいのになと、二人のやり取りを見ていて思った。

⚫音楽
今回も劇中、沢山の音楽が流れ、gmn5の過去作品「ただやるだけ」や「異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ」の中ちゃんが作った音楽もあちこち流れてうれしかった!
新曲「座頭市ゲンジ」は、叶わぬ想いをカッコよく馴染み易いメロディで歌われるのがたまらなく良くて気に入った😆今でもたまにサビが頭の中で鳴り響く🎶早く、DVDでまた聴きたい!鳥越さんの歌い方が、なんだか昭和のジャニーズみたいで懐かしさも感じた😄
幾つかのシットリとした場面(重要なセリフを言う場面?)で、ピアノだけのメロディも心地好く残っている♪
民謡や韓国の?と思われるものまで作曲したの?!♪✨と、幅広いジャンルの音楽にも驚きと感動だった!ちなみに、あの歌詞は、どんな内容なのかちょっと気になる😅残念ながら、その歌詞は台本には載っていない…
ラストの「赤裸裸15」は、「サワダラゲバーク・イクコミューン(千穐楽)」の話とも併せて感じたのだが、この「赤裸裸」の物語は、gmn5が私たちを楽しませるための、闘いの15年も含まれてるのかなと感じた(生み出す苦悩?も、そして、色いろと苦情なども受けていたらしい…😅)。明るく楽しく歌う感じが、また余計に沁みた。



⚫澤田さんの作品には、雑学や豆知識、映画や音楽の有名なセリフや名言、歌詞などが散りばめられているところも、私は大好きだ(自分も、日常会話に歌詞などを付けるのをよくやる😄)。今回また中島みゆきさんの楽曲に関するところがチョロチョロ聴けたのは、ファンとしてもうれしかった。
「赤裸裸」にハマり過ぎて、関連する「座頭市」(カツシン及びタケシの2作)や「ビルマの竪琴」なんかもまた観直した😆より「赤裸裸」を深く味わえると思う!

⚫澤田さんの遊び心満載の「4Dシート(4Dグッズ)」
2回観劇のうち、1回目は予定してた仕事がなくなり急遽、当日券で入場したが、観客席に着いてからでも4Dシート用グッズ(赤紙1枚、4Dメガネ、ペンライト、サイン入りバッグ?などのセット…自分の撮った画像に全部写ってない🙇‍♂️😅💦)が希望者は購入できた!そんな主催側の心遣いも大変有難くうれしかった。
ちなみに、クラッカー🎉の一つは、ゲンジが描いたヒカルの絵を、4Dメガネを通して見た時に、鳴らした🎉あのような遊び、イイな、好きだな😆

そういえば、コロ騒動前までは役者さんたちから、そして中ちゃんからも直接、グッズなどを購入できてた超しあわせなやり取りも懐かしく思い出された🀄🤩✨
(ここ数年は、コロ騒動の影響で出来てなかった。)


支配者たちの、違和感&矛盾を感じる指示、誘導に惑わされず、
“ベイビーブリッジを大騒ぎで渡れる日”、
早く皆で作っていきたいね。

※ 観劇された方、または上演DVDなど購入予定の方などで「赤裸裸」にハマった方がいらしたら、是非、語り合いたい😄