大人の品格マナーでは、お礼状のマナーもお話ししています。
書く習慣が今までなくとも、これから持てるといいですよね。
ハガキも手紙も、要は慣れの部分もありますので慣れたらなんてことないです＾＾
むしろレターセットやはがきなど、美しいものが多く楽しいですよ＾＾
ところで、手紙の最後に「かしこ」とつけるのはどういった意味があるのかご存知ですか？
まず、「かしこ」は女性が使う言葉になります。
語幹は「畏し（かしこし）」からきていて、「おそれ多い」「恐縮です」「かしこまる」のような意味合いになります。
「あなかしこ」
こちらも聞いたことがありますか？
「あなかしこ」も「かしこ」と同じような意味合いで使われますが、ここでの「あな」の意味は「絶対」という意味で使用されていました。
「あぁ、おそれおおい」
ですから、こちらを手紙の最後に書いたら「絶対（この手紙を）人に見せないでください」
そんな意味合いになりますね。
平安時代、女性がしたためる手紙といえば恋文です。
最後に「あなかしこ」とつけて綴る胸のうち、想像するとかわいらしいですよね。
ちなみに、「かしこ」は女性らしさを強調してしまう言葉となりますので当然ですがビジネスでは慎み、プライベート専用となります＾＾
ココロが豊かになる言葉、絶やしたくありませんね。
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ルミナスフィニッシング・マナースクールの井上実智子でした♡
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