先日、ミミポポさんと主治医の先生の
2回目のYouTubeLive配信を拝聴させて
頂きました☺️
難しい内容もありまして、アーカイブで
見直すことができるのがとても助かります❗️
知らなかった情報がわかること‥
がん治療において正しい情報は宝物であり、
自分を守る武器だと思います。
真実を知ることで怖くなることも正直
ありますが‥
知らないことはもっともっと怖いことです😱
自分の命がかかっているわけなので、
真実を知った上で判断と選択ができることが
最善だとつくづく感じますし、
こういう配信は貴重で本当に有難いことだと
思います。
乳がんの治療中、自分で治療方法を選択
しないといけない場面が出てくることが
ありました。
私の場合、術後補助療法のタモキシフェンを
5年服用か、10年服用か、私が治療を受けた
2009年では主治医から自分で選択して
下さいと説明を受けたので調べてみました。
(古い情報で既にガイドラインは
変わってますのでご注意下さいませ💦)
(2013年がんサポートからお借りしました)
10年服用は再発リスクを3.7%低下させると
わかりました。しかし、文章の下の方に
「がんの組織を入手していないので、
どのような患者さんで長期投与が
より有用であるのか、
解析できない」とも書いてありまして‥
ルミナルAまたはBの区別なし‥😨
では3.7%という数字をどう捉えるべきか?
3.7%しか効果がないと捉えるのか?
3.7%も効果があると捉えるのか?
私の友人は‥乳がんで全切除か部分切除か
どちらでも手術成績や予後は変わらない、
自分で決めて下さいと主治医に説明をうけ、
部分切除術を選択しました。
ステージ1.ルミナルタイプで服用した薬も
放射線治療も私と同じでしたが、
4年後、炎症性再発の治療をうけることに
なりました‥😢
再発率、手術成績、寛解率‥
乳がんの治療中に自分で情報を
得ようとすると様々な数字を目にする
機会が増えます。
数字の捉え方は本当に難しいと感じます。
何故なら数字の先の未来は
誰にも分からないからです。
先にあげたYouTube配信の1回目、2回目とも
トリプルネガティブ乳がんの件で質問が
出ていました。
先生が配信内で質問に対して
ステージ4 進行乳がんでトリプルネガティブ
の方の治療成績の数字を20%と具体的に
返答されていました。
(ステージ1〜3までのトリプルネガティブ
早期乳がんの治療成績ではないですね😊)
極端なたとえ話ですが、日本の他の病院での
ステージ4トリプルネガティブ進行乳がんの
治療成績が1%であれば?どうなるでしょう?
(例えで作成した数字で申し訳ありません)
この医師の治療は20倍の患者さんを
無病状態に導いているということに
なりますね
比較する数字があると20%の意味ががらりと
変わってきます。
この主治医の先生は配信やブログから
察するに‥
いつか全ての進行乳がんの方を治したい
というお気持ちでとことん諦めずに
治療をなさっておられます。
そのうえで現状を20%と仰られている‥
数字の裏にこめられた想いが伝わって
まいりました‥
これから限りなく100%に近づけていきたいと
いう医師としての気概を感じました。
YouTube配信されるわけですから
数字を具体的に出さずとも、
「治る方も結構おられますよ〜」なんて
やんわり誤魔化すことだって、いくらでも
出来るはずですが、そういうことは
絶対になさらないです。
誤魔化さないことは逆に進行乳がんと
戦う患者さんへの最大の誠実さの表れだと
思われます。
(受け止め方、感じ方はそれぞれなので、
違っていて当たり前かと思われます☺️
また配信では他の病院のステージ4の
トリプルネガティブ乳がんの方の
治療成績は一切数字が出ていませんので、
正確な比較は全く出来ておりません‥)
数字の捉え方って本当に難しいと思います‥
がん治療では悩み抜いて出した結論でも
未来にならないと答え合わせできません。
タイムマシーンで未来がわかれば‥と
何度思ったことか‥無理ですけれどもね‥😓