昨年の初冬に❄️
再発転移・切除不能進行乳癌への
根治治療を実施されている
「根治を諦めない」医師のブログに
出会いました。
今まで自分が見てきたものは
何だったのだろう？と
世界がひっくり返るぐらいの
衝撃を受けました。
あきらめてきたこと😢
自分に仕方ないとずっと
言い聞かせてきたこと😢
全てが逆転しました☺️
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
＊ステージ4 進行乳癌の患者様に
お出会いし、リハビリテーションを
おこなう機会を頂きました
初発の乳癌治療された１９年後に
70代前半で胸骨と腸骨への骨転移が
見つかりました
抗がん剤での治療を経て、
発作性心房細動の治療歴があり
お会いした時は
内分泌療法と骨転移に対しての注射を
継続されていました。
困っておられることは‥
・足の裏が浮腫んで、ふわすわする
・歩くとすぐに疲れてしまい、駅まで
歩けない。
・抗がん剤をしてから、足の痺れが酷い
望まれることは‥
・シニアカレッジを申し込みして途中に
なっているのでまた通って卒業したい‥
でした。
まずは‥
・下肢から足の裏のリンパマッサージ
・足首、膝、股関節の関節拘縮の改善
から実施しました。
3回目の治療で浮腫がほぼなくなりました
足首の背屈制限も改善できました。
治療前の痺れを10とすると
今は2ぐらいと仰られてました。
(少し残ってしまうのが
いつも辛いところです😰😩)
治療後の歩行姿勢を評価し、
さらに股関節と胸椎を治療しました😊
すると歩幅が大きくなり、
足の裏のふわふわ感が軽減されたことで
疲労感が減り、歩行距離が
延長しました。
「歩きやすくなったから、
出かけるのが怖くなくなった‼️」と。
そして、お会いして3ヶ月後には‥
駅まで歩けるようになったので、
シニアカレッジに行ってきた‼️と😊
報告をもらいました☺️
継続的に通えるようになられて
無事に卒業出来たのです👩🎓
目標達成できて‥
次は姉妹で旅行に行くことが目標に
なりました😊
ところが腫瘍マーカーが
じりじりとあがってきたのです。
その後、放射線治療などで入院・退院を
繰り返されるようになられました。
やっと退院されて久しぶりに
お会いできた時は‥
「治りたいから抗がん剤したいと
主治医に頼んだら、抗がん剤をしたら
余計悪くなることもあるから年齢的にも
勧めない,それよりも緩和治療
という方法もあるから、考えておいてと
言われてしまった‥だけど、
まだ私は生きたいから、今度主治医に
抗がん剤したいと頼んでみる」と
仰られてました‥
その後、脱水症状により再び
入院された為、私がリハビリテーションを
継続することは出来なくなりました😢
ほぼガイドライン通りの
再発転移乳癌の
治療だったと思われます‥
内分泌療法から治療を試していかれた
ようでした。
患者様の立場からのお話しか
聞けていないので主治医の先生の
治療方針がどうだったのか、
本当にそのような説明だったのか、
分からないことも沢山あります‥
抗がん剤で治療していた時期
に発作性心房細動が起き、
心嚢に水がたまってドレーンで抜いた
とも聞きましたから、
心臓への負担を主治医は考慮されて、
抗がん剤よりも緩和治療を勧められた
かもしれません‥
彼女の身近な願い‥
シニアカレッジを卒業したい、
駅まで歩きたいは
リハビリテーションで
叶えることが何とか出来ました‥
だけど乳癌を治したいという願いは‥
彼女の最大の願いだけが‥
私の力ではどうにもなりませんでした‥
そんな思いをもう何回？
もう何回味わったことでしょう‥
その度に絶望し心がつぶれます‥
切除不能 進行 再発乳癌でも
治りたい方は？どうしたら？？
現代の医学では仕方ないのか‥
諦めるしかないのか‥
ずっと鬱屈した思いを抱えてきました
しかし諦めない医師のブログを
拝見するようになり
心が本当に楽になりました‥
黒く氷りついた部分が溶けたような
感覚になりました
生きたいという願いを普通に？
医師に言葉に出来て‥
また医師からも選択肢として
与えられる‥
これは当たり前の
ことではないのでしょうか？
医療ってなんだろう？
人の幸せってなんだろう？
私には医療者側がその方の
大切な命をどう生きていくのか？
その道筋を勝手に決めることなんて
そんな権利は全くないと
つくづく思うのです。
進行乳癌のガイドラインや
標準治療がこうだからと
もっと生きたいと望む方に
治らない治療を当たり前のように
提示する‥
諦めない医師は
治療薬、検査内容、あらゆる知識を
駆使され、緻密に治療戦略を考え抜かれ、
進行乳癌を根治させておられますが‥
尊い命を助けている「諦めない医師」に
様々な圧力をかけて潰してしまう？
これって医療のあるべき姿なのか？
人の命に対して勝手な治療方法の
押し売りにしか思えないのです。
患者様の希望に最大限寄り添う
という視点が完全に抜け落ちています
生きたいと望まれる方が当たり前に
命が守られる医療を受けられるように
進行乳癌の治療が変わっていってほしい‥
この記事を書くことは
色々な思いが交錯してしまい、
とても辛いことでして‥
書くことの是非について
大分悩んできました‥
「○○さんは身体を大事にしなよ」と
いつも声をかけて下さった彼女の
笑顔を思い出し、決意を新たにする為に
けじめとして書きました‥
