ルミナスです。
先日の金融大臣の発言によると、
2005年3月期のIFRS強制適用は、なくなりそうです。
これを受けて、企業側の反応はどうなんだろう
と思っていたところ、ちょうど先日、
大手企業のK社、H社、N社、M社のお話を聞く機会がありました。
いずれの会社も、いまのところ
当初の予定どおり準備を進めるようです。
IFRSを、会社の経営目標を実現する手段と位置付けているので、
大臣の発言は関係ないということでした。
これに対し、中堅規模の企業はどんな動きをするか、
これから明らかになってくるのでしょう。
先日の三木谷氏(楽天)の発言にもあるように、
日本が生き残るためには、
会計の面でも国際化は避けられないと思います。
とはいえ、行き過ぎた資本主義の弊害を考えると
日本らしさを失わずに国際化するためには、
会計制度を含め、日本の経営はどうあるべきか、
考えなければならないことは山積みだな
と感じています。