バンクーバーオリンピック 浅田真央さんとキム・ヨナさんの精神力 | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

ルミナスです。


今回のオリンピックでは、

日本勢のメダルはスケートに集中しましたね。

それにしても、浅田真央選手やキム・ヨナ選手を見て、
若いのに精神力がすごいな、と思いました。


ちやほやされたり、落とされたり、
そんな周囲の雑音やプレッシャーにも負けず、


調子が良くても、いい気にならない、

調子が悪くても、他に逃げない。

現実から眼をそむけずに、
相手を認め、自分と正面からきちんと向き合う姿勢。


天性の資質もあるのでしょうが、

どこで身につけるんでしょうね?

浅田選手に関しては、

プロのメンタルトレーナーはつけていないみたいです。


強みを知ることの重要性

大会で負け続け、
浅田選手を目標にして頑張ってきたキム選手。

以前、テレビで彼女はこんなことを言っていました。

「私もトリプルアクセルをやろうとして

練習した時があったけれど、

私にはできない。彼女(浅田)は特別なの。」


同じ土俵(ジャンプ)で戦うのではなく、
自分の強みをわかった上で、練習を積んできた。
それが今回の勝因。


音符♪音符♪音符♪


浅田選手が、
ジャンプそのものを魅せる演技なのに対し、

キム選手の滑りの特徴は、
ジャンプとその他の演技の連続性。

ジャンプの後、流れを止めることなく、

スムーズに次の演技に移っていく美しさにある。


素人がみても、滑りにストーリーがあって、
わくわくしてしまう。
ずば抜けた表現力で魅せる演技。


巷では、ジャンプへの得点が低い

という意見もあるようですが

素人目に見ても、キム選手の演技は

芸術品とも言える美しさでしたね。


戦略勝ちの側面も
また、キム選手は、

選曲やアレンジ、プログラム構成も良かった。

007なんて、ものすごく印象に残るし、

観客もノリやすい。特にアメリカ人は大好きですよね。


浅田選手に関して言えば、

フリーの演技 (曲目:ラフマニノフ「鐘」)で、

"「怒り」を表現した"、というタラソワ氏の話を聞いて、


「そうなんだ、そういうことなら、浅田の演技からは、

怒りというメッセージは伝わって来なかったので、

銀メダルでもいい方なのかもな。。。」

などと感じてしまいました。


そういう意味では、彼女の良さを引き出すプログラム

ではなかったのかもしれません。

コーチとの相性も大事です。


個人の才能も重要ですが、

何事も、一人で成し遂げることは、できないですね。